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委員会会議録

質問文書

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平成24年6月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 洋佑 議員
質疑・質問日:07/04/2012
会派名:自民改革会議


○鈴木(洋)委員
 3点ほど質問させていただきます。
 ちょっと関連になりますけれども、まずは津波対策であります。
 5番委員からもございましたけれども、浜松市沿岸域の防潮堤に関しての一条工務店グループと浜松市、静岡県とのこれからの運用等についての三者合意によって、これからいろいろ事業が動いていくはずでございますし、さりとてゆっくりやっていたら何もならないと、こういうことではないかと思います。
 ただ私自身が、先ほど守屋河川砂防局長から人口の説明がありましたけれども、どうカウントしても津波をかぶる1人でございまして、海岸からそれこそ手が届くところに住んでいまして、多分、9番委員もその近くにいるんじゃないかなと思います。先般、内閣府の南海トラフの巨大地震モデル検討会が3月31日にまとめて発表した、南海トラフ沿いの巨大地震で発生する津波の想定域でいきますと――私がこういう質問をしますと、多分2番委員には大変失礼になるのかな――私のところは14.3メートルなんですけれども、2番委員のところの下田では25メートルです。
 だから、そういうようなことの中で一条工務店さんみたいな篤志家があらわれて、浜松市からやっていこうかということになると、非常に申しわけないなというこんな思いもありますけれども、そこの住民の1人として私も自治会の総会へ出させていただきました。実は私の地域の浜松市西区は、田舎で半農、昔は半農半漁と言ったんですが、そこで連合自治会長が何と言ったかといいますと、半漁もなくなっちゃったものですから、サラリーマンとなって、ベッドタウンというしゃれたところではなくて、何しろべたっとしたところだと。要は、避難ビルはゼロ、避難をするところも全くないという地域です。地震が来て津波が来たら、どこにも逃げるところがない。山まで逃げるといったって、何十分もかかっちゃうというところなんです。
 もう1点は、悪いことに、同じ西区の9番委員さんのところに、佐鳴湖から流れてきている新川というのがあるんですね。そこと太平洋の間に私は住んでいます。そうすると、南から来る津波は何とかこういう形で防ぐことができる可能性を今から皆さん方で立ち上げていただくわけですけれども、北から来る津波については全く防御のしようがない。浜名湖の入り口があいているから、どんどん入ってきちゃうというところに私は住んでいます。
 そういう意味でちょっと質問をさせていただくわけですけれど、先ほど来、レベル1、レベル2という話がありますけれども、これをいかに数値として想定するか。今度の一条工務店さんから多額な御寄附をいただいて、本当にありがたい涙が出るような話なんですけれども、この数値をどこに想定するかによって、物すごく大きな影響が出てまいります。5番委員も6番委員も7番委員もそうなんですけれども、同じような状況の中の想定数値の中で、これからの対応をしていかなきゃならんわけですね。
 そこで、今の段階ではレベル1に対応すると。馬込川の水門も、そのクラスでやるなら、お金の問題もあるということも当然含んでいるんですけれども、先ほど御説明いただいた資料の裏表にある横断面でいうと、海抜約10メートル。これでいくと、東海地震対応は何とかできているのかなとこんな思いがあるんですけれども、じゃあレベル1になったら、レベル2になったらどのぐらいなのか。大変難しい話で想定する範囲内で申しわけないんですけれど、これが完全でなかったら、これだけの金額をちょうだいして施設をつくっていくということに対しても、有効な効果が出るか出ないかっていうことは、非常にこの設定によって微妙に作用してくると思うんですけれども、その辺のところを私のような者にわかるように御説明いただきたいなと。
 私どもも議員という立場の中で、住民から「今度こういう形で寄附をいただいて、浜の堤防をかさ上げしてくれるとか何とかっていろいろ言っているけれども、一体どういうことだ」と言われても、具体的に説明のしようがない。まだ今のところ、12月にならないとわからないと言われればそれまでですが、何を考えていてどうなのかと。いろいろなうわさがある中で、発注方法ですとかいろんなことで課題が多いかと思いますけれども、ぜひわかりやすい説明ができるようにお教えをいただきたいなと思っております。それが一条工務店さん、それから植松鈴木組さんの意思を生かすことになりますので、ぜひお教えをいただきたい。
 それからもう1点、余分なことのようなんですが、民間の寄附というようなことに触発をされまして、地域においても、住民の中で一人一人何かの形でこういうことに参画するといいますか、何とか自分たちも住民の意思として行政にもわかってもらいたいと、こういうようなことも出てきているものですから、そういう方々に説明するにも、数値といいますか、レベル1、レベル2、これにどうやって対応していくのか。レベル2が来た場合には、どうしようもないからそのままさよならということになるんですかね。先ほどの自治会長さんが言った話の中に、「津波が来たらしようがないで、みんな死ぬだな。やりようがないだもん」という言葉が実はその総会の中で出ているんですね。それでは余りにも知恵がないじゃないかということで、ぜひお尋ねをしたいなと思っております。

 2点目が、これにちょっと関連するんですけれども、都市公園の整備。
 遠州灘海浜公園の篠原地区の開発の問題、施設の問題については、私が平成7年の県議会初当選以来、何回も何回も一般質問でさせていただいてまいりましたけれども、一向に進展がない。進展があったのは、静岡県が都市計画決定をしたこの篠原地区のところへ、15町歩ほど、浜松市がプールをつくってくれた。あと25町歩が残っているんです。これをどうしてくれるのかと。
 まず多分冷たい見通しで、今計画がありませんというような答弁だろうと想定はしますけれど、ただその中でできたら、私が先に言っちゃいますと、防災機能を備えた野球場をつくってもらいたいということです。なぜかと言いますと、私の地区では、あるいは9番委員の地区も多分何十パーセントかは含むと思うんですけれども、津波が来たらそこへ行きます。南区との接点にありますから、南区の皆さんも同じ運命なんです。ですから、そのことに関してはぜひ御検討いただきたいと思いますし、コメントをいただきたいなとこんなふうに思います。避難ビル、避難タワーがゼロの地域です。南から来る津波だけじゃなくて北から来る津波もありますので、防災機能をもった野球場をぜひ御検討いただきたいと思いますし、コメントもいただきたいなとこんなふうに思っています。

 それから、浜名湖花博10周年記念事業。
 いろいろお教えをいただいておりまして、今度、全国都市緑化フェアっていうことで、全国規模のイベントになりつつあると。大変ありがたいことでありますし、西部のほうではこういうイベントが、非常に手薄なんですね。だから、できるだけ期間も長く、イベントも大きくしてもらいたいと思いますけれども、方向性としてどんなお考えを持っておられるのか、お教えをいただきたいと思います。

 それから最後、2点ほどありますけれど、私の地域じゃないんですが、佐久間町の原田橋のつり橋のケーブルが悪くなって通行禁止になったというようなことで、実は私のところへ、全く違った観点でいろんなお話をいただいたんです。それをちょっとお聞きした中で、現在は片側通行――交互通行ですか、これがされているということでいいのかなと。
 これが、県管理から市の管理に移管したわけでありますけれども、こういうことで歴史を調べてみたら、完成から56年もたっていると。ふぐあいが出てきたって当然のことなんですけれども、こういうのを見ますと、いろんな施設で交通基盤部が長寿命化にいろいろ挑戦してやっていただいていると認識しているんですけども、こういうようなことが現実に起こるということについては、静岡県から浜松市へ移管してからまだ何年もたってないものですから、何十パーセントかは県の責任もあるのかなという感じがするんですがね。ぜひ、この長寿命化に対する今後の取り組みをちょっとお聞きしたいなと、こういうようなことに思い至りましたので、ぜひお願いいたします。

 それから、これとちょっと連動するんですけれども、橋の耐震対策についてもお聞きしたいなと。地震があっていろいろ被害が出てくると、橋1本で全く孤立しちゃうと。マスコミの報道等でも出ます。こういうようなことが現実の姿ではないかなと思うんですけれども、その橋1本のために生きるか死ぬかになるわけですので、緊急輸送路上にある橋梁の耐震対策も十分やっていただいていることは承知してますが、現在の進捗状況についてお聞かせをいただきたいなと思っております。以上です。

○守屋河川砂防局長
 津波対策の浜松地域での一条工務店さんからの御寄附による整備について、わかりやすい説明をということです。
 どこまでできるかちょっとわかりませんが、まず、この資料のほうにレベル1の津波、レベル2の津波ということがございますが、レベル1の津波というのは通常これまで、東海地震ですとか、過去に起きた安政の地震、宝永の地震ですとか、大体100年から150年ぐらいに一度起きているような地震があったときに、津波を防潮堤のような津波対策の施設によりまして、すべて侵入を防ぐと。そういうことによりまして、財産も守るし人命も守るというようなことで定義をされております。そして、レベル2といいますのは、1,000年に一遍ですとか、今回東北であったように、本当に限りなく可能性があるものを挙げたというのをレベル2ということで言っているかと思います。
 そういう中で、これまで行ってきました第3次地震被害想定といいますのは、石橋モデルというある一定の地域で地震で断層が動いたときにどういう津波が起こるかを想定して、平成13年につくっております。そうしたときに、過去の安政の東海地震のときに起こった、比較的文献としてしっかり津波の痕跡等が残っているものということで、安政の東海地震の痕跡と大体合うような形のモデルでやっているということで、私どもも危機管理部のほうから聞いております。
 そういう中で、遠州灘等につきましては、発表されておりますように5メートルぐらいの津波が来ますよという形になっております。先ほど委員もおっしゃいましたけれども、まず南からの話ですけれど、現在の砂丘は100メートルですとか比較的広い――厚いというんですかね、なおかつ高さもそこそこ10メートル近くあり、それほど津波が進入してくることはないだろうというような感覚でおります。
 そういう中で、今回、極めて発生頻度が低いものの来る可能性があるということで、3月31日に中央防災会議のほうから示されたわけでございまして、先ほど委員からも14.3メートルの津波というようなお話がありました。そういったものがもし来れば、現在の地形の中では多分、そのまま越流してしまうでしょう。あとは、ある程度幅の広い砂丘堤防がどこまで持ちこたえて、10メートルぐらいの高さがある堤防へ14メートルの津波が来るわけでございますので、越流してくるのが4メートル超えるだけで済むのか、どこかが切れて一気に14メートル入ってしまうのかということで、かなり被害は変わってこようかと思います。そういったところは今後しっかり検証しなくちゃいけないと思います。
 そういう中で、一条工務店さんから御寄附をいただき、一条工務店さんのほうからはできるだけそういった最大クラスの津波にも耐えられるように、できるだけ高くというようなお話をいただいているわけでございますけれども、何分17.5キロメートルという長い区間でございますし、また砂丘のところにかさ上げというような形になりますので、土で盛るような形になってこようかと思います。そうしますと、現在、一番高いところで9メートルぐらいでございますので、そこにまた5メートルですとか何メートルか盛りますと、莫大な量の土量になってまいります。ですから、そういったことも合わせた形で考えないといけないというのが1点ございます。
 それと先ほど5番委員にもお答えさせていただきましたけれども、地元の皆様方が、押しなべて何としてでも高いものをというようなお話があれば、そういうものになりますでしょうし、そこのところはしっかりと見きわめないといけないのかなということで考えております。
 そしてまた、浜名湖から入る津波が新川をさかのぼってというお話です。今切口が昭和30年代の初めぐらいに今の形になったかと思っておりますけれども、この今切口から入る津波の量を減らせれば、奥のほうは広くなっていますので、かなり津波の減衰効果はあるということで、そういったところはしっかりシミュレーションということで確認して、どういう状況が起きるかということはお示しをするようにしたいと思います。
 それから次に、浜松市のほうで、先ほど平地でなかなか避難ビル等もなくてというようなお話でしたけれども、市長のほうでも、今回の一条工務店さんの御寄附があったとしても、背後で逃げるときの避難ができるようなもの、そういったものも一緒に考え合わせて、すべてその防潮堤に頼るのではなくてというようなお考えをされております。今回、津波防災地域づくりの法律も昨年できまして、第4次地震被害想定等が出ますと、どこがどれだけ危ないというものが出てまいりますので、そうしたときに、人がなかなか住むのも大変だというようなところについては、レッドカードですとか、ある程度危ないところはイエローカードですとか、それじゃそれに対してどうやってやるんだというのを、また市のほうと対策をいろいろ組み合わせて、一番減災につながるものを考えていくような形になろうかと思います。
 そういうことで、遠州地域のああいった平たん部にお住まいになりますと、私も実は天竜川の東側のほうにいるわけでございまして、3月31日以降、怖い思いというんですか、本当に不安を訴える方はたくさんおりますので、ぜひそれを払拭するようなことを、もう少し時間をいただいて対策をお出しするというようなことでお願いしたいと思います。
 ちょっとつけ加えますと、地震の関係の県津波対策検討会議の中では、津波を防ぐ対策、津波に備える対策、津波から逃げる対策と、この3つでやっております。防ぐというのは、防潮堤等をある一定の規模で整備する話。それから備えるというのは、いざ津波が来たときに、避難ビルですとか、避難地ですとか、命山ですとか、いろんなことを言われておりますけれど、そういったものをつくる話。それから逃げる対策というのは、5分とか短い時間で、津波が来たときに、情報をお伝えして、いかに逃げるかというようなことでやっておりますので、今後、そういったものもますます充実させて、県民の皆さんの御不安を払拭していきたいと考えております。以上でございます。

○赤川公園緑地課長
 2点御質問いただきました。
 まず遠州灘海浜公園の篠原地区でございますけれど、委員御指摘のとおり、平成6年ごろ基本構想を策定いたしまして、その後具体的な進捗がございません。御推察のとおりでございます。
 また防災機能をもった野球場でございますけれど、昨年、浜松商工会議所また浜松市から、防災機能とは言わなかったんですが、野球場というような御要望をいただきました。そのときに、東日本大震災の後だったものですから、防災上の位置づけをまずは考えましょうということで、要望についてはお返ししています。その後、私どもが浜松市の公園担当とお話をさせていただきまして、まずは第4次地震被害想定ができたら、防災上の位置づけを考えましょうと。それから調整いたしましょうということで、お話はそこでとまっております。篠原地区については以上でございます。

 また全国都市緑化フェアにつきましては、さきに当初予算で浜名湖10周年記念事業ということで、経済産業部のみかん園芸課が予算をとっておりまして、そのイベントに、国土交通省が目をつけて、このごろなかなか全国都市緑化フェアをやっていただける自治体がないものですから、静岡県さんどうですかということで、今回受ける方向で調整していますけれど、事業レベルでイベント規模というんでしょうか、事業費とか期間についてはただいま財政担当者と調整中でございます。私どもも先ほど委員がおっしゃったように、東部にコンベンションセンター、中部に草薙総合運動場とか、いろいろあるものですから、西部に大きなイベントをということで、頑張ってみてはいるんですけれど、なかなか財政的なところから、長期は難しいかなと感じているところでございます。以上でございます。

○石塚道路整備課長
 原田橋に関連しまして、県の長寿命化に対する取り組み、それから橋の耐震化対策についてお答えいたします。
 県では平成17年度から橋梁点検を開始しておりまして、平成20年度には橋梁の重要性、それから点検結果を踏まえまして、橋の健全度に応じて、劣化が著しくなる前に予防的措置を行うという対策をとる橋梁の長寿命化対策、それから計画的な維持管理を行うアセットマネジメントを、静岡県橋梁中長期管理計画として取りまとめております。
 この計画では、県の全橋梁について5年に1回程度、点検を行うこととしておりまして、平成21年度までにすべての橋梁の点検を完了して、平成22年度から2巡目の点検を行っております。さらに、最近、新聞等でも橋梁の通行どめの事例などが報道されております。県におきましても、この5年に1度の点検以外にも、日常的な異常がないかどうか、主要構造物の影響がないかどうかについて、軽微な変調が確認された場合には、点検を行うという姿勢で臨んでおります。さらに、1年に1度程度、簡易点検ができないかということで、現在、試行をしておるところです。うまくいけば、1年に1回程度、簡易点検を行っていきたいと考えております。この点検結果を踏まえて、最適なタイミングで補修をやって、健全な橋梁を維持していきたいと考えております。

 次、耐震対策ですが、現在、緊急輸送路上の橋梁のうち、橋長15メートル以上、かつ兵庫県南部地震後に策定された耐震基準より古い基準を適用している344橋について、耐震対策を実施することとしております。このうち、昭和55年の耐震基準以前の基準を適用しました247橋の耐震対策をまずは優先的に進めております。このうち、平成23年度までに196橋が完了いたしました。完了していない51橋につきましても引き続き対策を実施して、平成25年度までに完了したいと考えております。また平成25年度には、静岡県第4次地震被害想定に基づいて緊急輸送路が見直される予定でおります。これを踏まえまして、次の計画を考えていきたいと考えております。以上でございます。

○鈴木(洋)委員
 それぞれ御答弁いただきましてありがとうございました。
 津波についても、都市公園の整備につきましても、大いに期待をさせていただきますけれども、まずは津波対策の問題につきましては、大変大きな課題を、日本の国、議会が背負ってしまったわけであります。いずれにしても、浜松市の場合はこれだけの大きな寄附をいただいて対応できるということなんですけれども、ほかの地区のほうも、全く同じことが言えるわけでありまして、これを浜松市の場合は大きな契機としてやるわけですけれども、篤志家の皆さんに恥ずかしくないようなことをやっていただきたいなと、こんなふうに思います。
 今の御答弁の中にもありましたように、東海地震に対応する場合には、今の10メートル、あるいは9.何メートルというようなところも現実にはあるわけです。それで何とか対応できると、こういうようなお考えだろうと思いますけれども、これからいろいろ計画をしながら、津波対策を浜松市の地域でやっていこうといったときには、東海地震対策では何も理解をしてもらえないわけですよね。その辺のところは十分御承知のことだろうと思いますけれども、ぜひいいものを計画をして、住民が安心できるような、磐田市の人もそれに準じてやっていけると思いますので、ぜひそんな方向でお願いをしたいなと思っております。

 都市公園の整備については、本当にありがとうございました。正直言って、いろいろ私も県会議員として恥ずかしいんですよ。都市計画決定されてから50年になんなんとしておりまして、その間に静岡県として篠原地区のことで何かやったかというと、何もやってない。浜松市だけにおんぶにだっこでやってもらった。こういう地域なんですね。だから、そういうようなことも踏まえて、ぜひ今度は、私は今あえて申し上げましたけども、ふんどしをしっかりと締めて取りかかっていただきたいなと。特にこういう時期でありますので、防災機能を備えたようなことで対応していければ、住民の皆さんも今まで50年も待ちに待ってきたわけでございますので、その辺のところも御理解を賜れるのかなと、こんな思いもありますので、あえて申し上げさせていただきました。

 浜名湖花博10周年につきましては、本当にお世話をかけますが、やれないことをあげつらうんじゃなくて、どうやってやったらいいか当然お考えいただいていると思うんですけども、期間もボリュームも含めて、どうやってやったら大きなイベントにもっていけるかということを、ぜひ御検討いただきたいなと思っております。

 それから最後に、長寿命化の問題も質問をさせていただきました。浜松市に聞きましたら、県の責任もあるんじゃないかというようなことを言ったんですけれども、実は当然、移管されているからいいんですけども、今までの国道や県道の橋梁の維持管理というものにつきまして、ちょっと私がこんなことを言うのはいけないかもわかりませんけれども、どうも市の技術者が足らないようなんですよね。ほかのルートからそういうようなこともお聞きしますと、県の技術者というのは大変すばらしい皆さんがそろっておられると聞いておりますので、県の技術的な支援といいますか、そういうのをぜひ御検討いただければなと、こんな思いがあるものですから、ちょっと浜松市と調整をしていただいて、浜松市だけではなくて静岡市もありますし、思わぬ仕事がそれぞれの政令市にはかかっているんじゃないかなと、こんな想定もされますものですから、ぜひ技術的な支援を御検討いただければと、全部要望になりますけれども、ぜひ御検討いただきたいなと思っております。以上です。

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