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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成27年2月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:遠藤 榮 議員
質疑・質問日:03/03/2015
会派名:自民改革会議


○遠藤(榮)委員
 一括質問方式でお願い申し上げたいと思います。
 ここにこれだけの人数がいますが、女性が1人もいないっていうことは、私もそういうことを感じましたし、これから建設関係等々も含め女性がやっぱり多くなっていくことも大切かなということもあります。そんなことも含めながら、若干くらし・環境部の関係になるかもしれませんが、森林関係のことで1つお話をさせていただきたいと思います。これはコメントだけで答弁も要りません。国土緑化推進機構で第1回目のミスみどりの女神という審査があり、初代の女王は私たち静岡県富士市の方でありまして非常にそういう面ではラッキーだなと感じました。これからいろんな面で県下はもちろん、全国的にもPRをしていただけるっていうことです。何て言いましょうか、頑張るチャンスというものは非常にたくさんあるということです。ミスみどりの女神はくらし・環境部との関係もあるかもしれませんが、コメントいたしました。

 それでは質問いたします。
 建設委員会説明資料の33ページに富士山静岡空港の新幹線新駅についての記述があり、平成26年度、平成27年度にそれぞれ調査費的なものを計上しているとのことです。
 ただもう少しいろんなことを考えていくべきだと思います。リニア中央新幹線は静岡県を通るのですからそういうことも含めてもう少し何か工夫があるのではないでしょうか。それ以上のことは言いませんが、新幹線の新富士駅をつくるときに136億円かかったんですが、JRは一銭も出していません。そういうことも含めながら今後の課題としましてここで取引しろとは言いませんが、そういうことの中でリニアに関係した見解があったらお伝えをいただきたいと思います。

 次に、建設委員会説明資料59ページの富士山の登山口におけるマイカー規制についてです。規制を行った結果、渋滞はなくなったということでありますが、富士山にこんなにたくさんの車が入っていいのかということや、本当にたくさんの人が登ることについての問題はあると思うんですよ。ユネスコの勧告もありますし、3年後までにどうなるという見通しがあるかどうかわかりませんが、お教えをいただきたいと思います。
 それから、入山料の問題に関して、ある総理経験者がうちの知事に言っていたんですが、何でもっとお金を取らないんだと言ったということだったんですが、こういうことも含めてこれは答弁要りませんが、これからの課題としていただきたいと思います。

 それから、建設委員会説明資料107ページのふじのくに田子の浦みなと公園の100分の1の富士山の展望台とディアナ号のモニュメントはぜひ進めていただきたいと思います。

 それから、建設委員会説明資料140ページになりますが、ふじのくに森林・林業再生プロジェクトの50万立米の木材生産ですが、かなり大変であろうかと思いますが、見通しについてお教えをいただきたいと思います。

○内山政策監
 富士山静岡空港への新幹線新駅実現に向けた取り組みについてお答えいたします。
 平成23年度に、国の交通政策審議会の答申には、リニア中央新幹線が開通した後には東海道新幹線「のぞみ」の輸送が「ひかり」、「こだま」に転換するということで新駅の可能性が生じるということがうたわれております。
 しかしながら、県といたしましては、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に富士山静岡空港のアクセス強化に寄与する新幹線新駅の必要性が高まっていると認識しております。
 このため、平成26年度補正予算から関連調査費等を計上して実施しているところでございますが、それらを通じながら国に新駅設置の必要性を働きかけるとともに、関係市町、JR東海等と具体的な協議ができる環境づくりを進めてまいりたいと思います。
 あわせて、またリニア開業時期を見据えながら、さらなる利用促進をあわせて空港周辺のまちづくりについても関係市町と連携しながら取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。

○井ノ口道路企画課長
 富士山のマイカー規制についてお答えいたします。
 この富士山のマイカー規制は富士山登山シーズンの渋滞解消を目的に富士宮口では平成6年度から、須走口では平成19年度から行っております。
 年々マイカー規制の期間も延ばしてきておりまして、富士宮口では登山期間全体のうち63日間実施しております。
 それから、須走口でも平成26年度は40日間でしたが、来年度は7日間延ばして47日間にするという方針を立てております。
 渋滞については、特に富士宮口はシーズンを通してマイカー規制しているということで、問題はほぼ解消していると認識しております。
 それから、2番委員から御指摘がありましたユネスコからの勧告の関係もございまして、世界遺産の登録とともに世界遺産委員会から来訪者管理戦略の策定を求められています。これは文化・観光部の富士山世界遺産課で所管しておりますが、今後3年程度をかけて富士山に登る人数の適正数を調査研究していくということにしており、平成28年2月1日までに出される保全状況報告書にもその旨が記載されることになっております。
 私ども道路局としては、渋滞については今の対策でも十分足りていると思いますが、今後入山規制の方針が出た場合に、少しマイカー規制の面で協力できることがあれば、その方針に従って協力していきたいと思っております。
 入山料の問題も富士山世界遺産課で取り扱っておりますので、それはその検討結果を待ちたいと思っております。

○梅原港湾整備課長
 ふじのくに田子の浦みなと公園に設置しますロシアのディアナ号のモニュメントの整備についてお答えします。
 ディアナ号のモニュメントについては、歴史的教育施設として整備する予定でございまして、今年度、詳細設計をいたしまして来年度整備を実施する予定でおります。
 整備に当たっては、地元市民、市民代表、学識経験者等による景観についての勉強会を開き、景観への理解を深めた上で、具体的な設計方針を取りまとめ、詳細設計に反映させるところでございます。
 また、歴史的教育施設として、ディアナ号にまつわるロシアの歴史や文化を利用者に紹介する場として船体内部に展示室を設置する予定でございます。以上でございます。

○西園港湾局長
 ふじのくに田子の浦みなと公園の100分の1の富士山の展望台につきましては、地元のワークショップでの御意見も聞いており、約束事もございますので、景観に配慮した形での設計を今後進めていきたいと思っております。以上でございます。

○田島森林整備課長
 50万立米の木材の搬出についてでございますけれども、現在、需給調整会議と言いまして、森林組合や事業体などの供給側でどうやって搬出していくのかというような会議の場を設けております。
 また、富士木材センターに販売課を設置し、安定供給の体制を整えております。
 今後は、中間土場――伊豆地区や大井川地区では既に始まっているんですが――を県内各地に配置することによりまして、直送の体制をさらに強化していきたいと考えております。
 今はどうしても間伐中心になって供給能力もそんなに高くない部分もあるので、今後は皆伐についても前向きに検討を進めることで、さらに安定した供給体制につなげていきたいと考えております。以上です。

○遠藤(榮)委員
 ありがとうございます。要望だけ言っておきたいと思います。
 富士山静岡空港新幹線新駅の問題に関しましてはいろいろな形の中で既に予算も組まれているということで、リニア中央新幹線の問題も含めて知事も何かの考えがあったと思います。またそういうことの中で、それも1つの武器と言ったら何ですが、かち取るための運動をすべきだと思います。

 それから、ふじのくに田子の浦みなと公園の100分の1の富士山の展望台とディアナ号モニュメントについてはぜひやっていただきたいと思います。以上であります。答弁は要りません。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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