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委員会会議録

質問文書

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平成23年9月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:橋本 一実 議員
質疑・質問日:10/06/2011
会派名:民主党・ふじのくに県議団


○橋本委員
 済みません、時間もありませんので、私も1点、伺いたいと思います。
 静岡県の津波対策検討会議の中で基本方針の短期対策が記されていまして、神奈川県の西部地震の関係で以前担当の方に説明をいただいたんですね。それで、この中でいろいろと確認させていただいた中、その短期対策の4行目ですか、静岡県で経験した最大の浸水域とされる安政東海地震(下田市須崎以東は関東地震津波)による想定津波浸水域に、一定の余裕を持たせると、こういうふうに書いてあるわけなんですが、なかなかこの伊豆半島も東部の人たちは認識が切りかえてないという部分というか、周知が徹底されてない部分もあるんですけども、3月11日の震災の後に静岡県のここの危機管理部が防災担当者会議を開いていただいて、担当者に説明をされていると思うんですけどもね。まずその説明の内容を確認したいのと、これからそのことをどのように周知をしていくのか、それをまずお聞きしたいと思います。

○近藤危機情報課長
 津波対策を推進する上で、私ども静岡県として市町の皆さんに御説明をいたしましたときに、ほとんどは安政東海地震が過去の最大の痕跡ということで御説明しましたが、伊豆半島の東海岸のうち、須崎よりも以東、北側ですね、そちらにつきましては、過去確認された最大の痕跡は関東地震ということで、避難の対象地区としては、県としての警戒避難の対象地区として関東地震を指針として示しております。そういうお話をいたしました。ですから、津波対策全般のお話をするとともに、特に避難の対象となる最大の過去の地震は違いますと、こちらの伊豆の東海岸についてはという御説明をいたしました。

○橋本委員
 そうすると、今まで伊豆半島で注意をしていた神奈川県西部地震から切りかわったということではなくて、そういう認識でいいんですか。

○近藤危機情報課長
 神奈川県西部地震も当然その対応しなければならない地震の1つでございますが、津波対策としましては、最大の痕跡として関東地震のほうがより広くより大きい地震なものですから、その点のいわば最大のということで避難対象地区としております。

○橋本委員
 ということは、それが改めて示されたという認識でいいわけですよね。ということは、そのことをこの伊豆半島の東部の方たちに周知をしてほしいという、そういう趣旨で話をもってきているわけですけども、インターネット等で調べても、あまりまだ示されていないというか、これからこれが示されるようになるということで理解していいんでしょうか。

○近藤危機情報課長
 もともと静岡県の指針としまして、関東地震を須崎より以東につきましては、避難対象地区ということでずっとそれで指導しております。もしも知らない方がまだいらっしゃるということでしたら、さらに一層啓発といいますか、知っていただくよう努力したいと思います。

○橋本委員
 そうしますと、今、これ所管が違うんですけども、交通基盤部のほうの防潮堤の関係はすべて神奈川県西部地震の指針でやっているわけですよね。でも、もともとの津波対策としては、関東地震のほうももちろんこちら注意をしていたという感覚なんですが、その切りかえの調整はどういうふうにしていくんでしょうか。

○岩田危機報道監
 これと同様のことは、実は駿河湾の中もございまして、いわゆる私ども避難計画の指針として示している浸水区域は、安政東海地震の要するに防潮堤もすべてない状態での災害の痕跡をもとにしたシミュレーションで示してございます。ただ、ハード整備につきましては、当面、東海地震単独の被害に際して行っております。そこで若干安政地震と東海単独地震との差が出ております。これと同じことが実は相模湾側に出ておりまして、避難につきましては、もう過去最大という考え方で、ソフトのほうは関東大震災、それも関東大震災は干潮のときにありましたので、さらにそれを満潮に置きかえたプラス1メートルにした浸水痕跡ということに避難計画はつくるようにお願いし、これは避難計画策定指針です。ただ、ハード整備につきましては、神奈川県西部被害想定を出しておりまして、その高さで当面の暫定の整備をしていくというのが現状でございます。

○橋本委員
 ぜひ要望でわかりやすいように、私のほうちょっとまだわかってないところもありますけども、伊豆半島の方たちの両方に注意しなきゃいけないのはもちろんそうなんでしょうけども、より高い津波、これを警戒しなくちゃいけないということでは、今回の大きな被害、特に伊豆半島は観光での被害もありましたし、その辺はわかりやすくしていただきたいと要望して終わります。

お問い合わせ

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