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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成20年12月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:前沢 侑 議員
質疑・質問日:12/15/2008
会派名:自由民主党県議団


○前沢委員
 今の9番委員と関係しますが、工業用水事業の給水実績が対前年比で97.7%ですか、合計で1億9215万立方メートルということですが、その中で特に富士川、それから中遠、西遠と非常に下がっているんですね。この辺はどういうような理由なのか。また今後の見通し、もしこのぐらいの水準で行った場合の収益はどういうふうに変わってくるのか。その辺についてお願いします。

○岩本経営室長
 その現状でございますけれども、東駿に至っては、今市場でも製紙の生産量が少なくなっており、ユーザーである企業は製紙業界の方がほとんどでございます。休廃止がふえており、その中でも再編という形で、やめたところを取ってかわって給水をしていただく企業も中にはございますが、全体の流れとしてはそういうことです。
 そうなってきますと我々の工水の収益ということですけれども、この工水収益は給水でやっておりますので、この資料のとおり、だんだん少なくなっていく傾向でございます。さらに企業のほうで減量の要望が出ているところもございます。
 西遠につきましても、染物とか繊維とか製紙もありますが、それらの企業が撤退をしているという傾向でございます。
 中遠につきましては、むしろ豊田のパーキングエリアのところに二、三件給水が入ってくるということで、規模はそれほど大きくはないんですけれども若干明るさはあります。しかしながら全体の中では厳しいということです。以上です。

○前沢委員
 こういう状況でいった場合に、その収益の関係はどういうふうに変わってくる見通しなのか。

○岩本経営室長
 こういったことで減量がふえていきますと、今は給水収益でやっていますので、収益は下がっていくと。それに対して費用は、静清など一番早くやっていて40年もたっているので、その建設改良もあるでしょうし、維持修繕はずっとやっていかなきゃならないということがあります。もちろん維持修繕につきましては、いろんな機械も省エネの機械を導入していくとかコスト縮減に努めてまいりますが、建設改良に伴う減価償却がふえていけば、費用がふえて収益はだんだん減っていくというような傾向と思っております。

○前沢委員
 先ほど9番委員から出ましたが、今、純益が8億円余ありますが、これがどう変わってくるか、どのぐらいを予想しているか、それを教えてください。

○岩本経営室長
 中期経営計画というのを平成18年から立てており、その経営計画では順次下がってはきていますけれども、ただ、今の19年度までの実績では費用のほうを努力いたしまして、その計画よりも若干ですが利益を出していると、頑張っているということです。

○藤島企業局次長
 中期経営計画の中では、収益は今後5年間の中では、最終的には2億円か3億円程度くらいまで落ち込むだろうという形で見込んでおりまして、今年度はちょうど中期経営計画の3年目に当たりますけれども、先ほど経営室長も申しましたように、今のところ修繕費等のコストを最大限抑えているという中で若干、中期経営計画より上回った利益を出しています。しかしながらやはり収益のほうは下がっていくと見込まれますので、企業局の経営としても非常に厳しい状況にあるということが言えるかと思います。特に工業用水については、需要増が期待できないということで非常に厳しい状況であります。

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