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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成27年決算特別委員会文教警察分科会 質疑・質問
質疑・質問者:田内 浩之 議員
質疑・質問日:10/29/2015
会派名:ふじのくに県議団


○田内委員
 一括質問方式でお願いします。
 まず平成26年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書の12ページですね。
 食育についてです。
 子供の食習慣を改善する食育の推進の中で、事業が次のとおりであると記載をしていただいていますけれども、スーパー食育スクール事業は、国からおりてきている事業だと思いますので除いてください。朝食摂取状況等調査の実施、ちなみにこれも調査なので、これも除いて結構です。なので3つですね。食育啓発リーフレットの活用、ふるさと給食週間及びふるさと給食の日の開催、親子でつくる学校給食メニューコンクールという、その3つですね。どのような成果が食育に対して出ているのかということでお答えいただければと思いますのでよろしくお願いいたします。

 2点目です。
 同じく説明書の18ページなんですけれども、広報活動の充実の中で、Eジャーナルしずおかについてでございます。
 これは、私も拝見させていただいていて、中身に関しては非常に力を入れてつくっていただいているなと、評価をしているところでございますけれども、ただ経費削減についてはまだまだ足りていないかなという認識でございます。経費削減という観点に関して、平成26年度とか平成27度に取り組んでいることがありましたら、ぜひお答えをいただければと思いますのでよろしくお願いいたします。

 3点目になります。
説明書57ページですね。読書に親しむ機会の充実というところでございます。
 「読書県静岡」づくりというのは非常に大切なことだと思うんですけれども、これに対してもここのところの区分に4つ事業を記載していただいております。それぞれどういった効果が出ているのか、お答えをいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

 最後になりますが、説明書66ページですね。
 生涯スポーツ振興事業費のところです。
 「ふじにはぐくむ」という情報誌がございます。年に2回発行、5,000部を出していただいていますけれども、これに関しましても、どのような方を対象にして、どのような成果が出ているのかということでお答えをいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

○橋健康安全教育室長
 9番委員御質問の食育につきまして、最初にお答えさせていただきます。
 説明書12ページの下の3つでございますけれども、食育啓発リーフレットは公立学校の5年生。これはなぜかといいますと、家庭科の授業が5年生から始まるものですから5年生。それからやや朝食の摂取率が低かった中学1年生に全部の公立中学校分配布いたしまして、現在のところは朝食摂取状況が97.5%ということで、朝食を食べてくる生徒が9割を超えているという成果がございます。
 また、ふるさと給食週間及びふるさと給食の日でございます。これは6月の特定の1週をふるさと給食週間と位置づけまして、また毎月19日は食育の日で、ふるさと給食の日と位置づけております。成果につきましては、地場産物を使った給食ですとか、地場産物の活用率ということで、静岡県の場合は現在33.8%が地産地消でございます。全国平均ですと25.8%ですので、静岡県の場合には地産地消、給食においても進んできているということがございます。
 最後に、親子でつくる学校給食メニューコンクールでございます。これは県内各地から応募を受けまして、その中で給食メニューにできるものを審査して選んでいくということでございます。応募件数が毎年ふえていまして、176点が平成26年度応募されまして、その中で1点を教育長賞ということで、これを栄養教諭がメニューに取り入れて子供たちに紹介している実態もございます。
 全体的に食育の推進につきましては、学校教育活動全体を通じてとり行っていくということで、今栄養教諭を中心として進めているところでございます。

○山本教育政策課長
 Eジャーナルしずおかにつきまして、お答えをさせていただきたいと思います。
 Eジャーナルしずおかでございますけれども、説明書18ページに記載のとおり原則月2回、年20回、4万8000部を発行しているところでございまして、教職員の先駆的な取り組みですとか、広角的な取り組みなども載せながら、教員の指導力の向上にも役立つようにという目的で発行してございます。
 御質問がございました経費の問題でございますけれども、そちらの説明書には4万8000部と記載してございますけれども、平成27年度は少し配布先等を見直しまして、支障のない範囲で少し余裕を持って配布していたところもございますものですから、わずかではございますけれども1,000部減少をさせまして、平成27年度は4万7000部という形で発行してございます。
 それから、情報量をふやすという点からは直接的な経費の削減ではないんですけれども、インターネットも利用しながらその辺は広報を工夫しているところでございます。
 それから、経費でなくて収入なんですけれども、公益性の観点に照らして問題のない広告等もとりまして、収入を上げるという形で、経費ではないんですがトータルとして負担が少なくなるように工夫をしているところでございます。

○北川社会教育課長
 読書に親しむ機会の充実ということで、この事業の成果でございます。
 まず、一番上の読書活動推進会議の開催ですが、これは静岡県子ども読書活動推進計画の第二次中期計画の進行管理ということでございますが、あわせましてその第二次中期計画の目玉であります就学前の年代の読書活動の支援が大事であると。つまり、将来読書を好きになるためには就学前の時期の親子読書でありますとか、そういうのが大事だよということでありまして、平成26年度は「はじめよう親子読書」というリーフレットを、家庭における親子読書の普及啓発を目的としまして16万部作成し、学校や図書館あるいは子育て支援センター等に配布したということでございます。
 次は、子ども読書アドバイザーの養成ということで、もうこれは長く続いておりまして、平成27年度でおおむね207人のアドバイザーが誕生しています。その中で、実際今すごく活動してくれている人と、なかなか活動していない人もいまして、これからは育成だけでなくてその活動を応援することにも力を入れていきたいと思っています。
 大人の読書活動ですが、これは図書館で実施している事業でありまして、ふじのくにブックレクチャーには平成26年度は308人、大人のたしなみセミナーは2回やりまして124人と60人参加したところでございます。
 啓発、広報ということで、小中学校の1年生を対象としました読書ガイドブック「本と友達」を作成し、全ての新1年生――小学校1年生と中学校1年生に配付しております。あわせまして新生児を対象とした本のガイドブックを母子手帳を分ける際にあわせて配布しております。
 小学校は非常に活用率が高いということで、さらに高くしていきたいと思っていますが、中学校では若干小学校には及ばないところで、これから中学校にも力を入れていきたいなと考えています。

○福永スポーツ振興課長
 「ふじにはぐくむ」についてお答えさせていただきます。
 まず、配布先でございますけれども、市町や県の図書館、あと社会体育施設、さらに学校、そういったところと、そのほかに競技団体とかレクリエーション協会などのスポーツ団体にも配布をしているところでございます。できるだけ多くの方たちに見ていただけるような形で、社会体育施設とか図書館では配架していただいていてもらっているところでございます。
 この効果でございますが、内容といたしましては本県選手の国体とかインターハイとか、そういった活躍の状況を掲載しています。またそのほかにスポーツのイベントや研修会、それから私どもでやっていますトップアスリート派遣等の事業も紹介しておりまして、例えば本県選手の活躍の状況につきましては、掲載された選手から非常励みになったというお声を聞いておりますし、またそれを見ていただいている県民の方たちからは、掲載された本県選手の活躍の応援につながっているということで、そういうところも期待をしているところでございます。そのほかにスポーツイベント研修会にも、そういった研修があったのかということで、参加を希望したいという声も聞いたりしておりますので、効果を上げているかと思っています。

○田内委員
 何点か要望させていただいて、1点だけ再質問させてください。
 要望なんですけれども、食育に関してです。
 やっぱり、成果がなかなかわかりづらいというのが今伺った感想でございます。食育というのは子供の発達において非常に重要なことであると思うんですけれども、各小学校とかで聞いてみると、地場産品を使いたいんだけれども使っちゃうと単価が上がっちゃうので使いづらいとか、そういう具体的な要望もきっと出てきていると思いますので、そういった要望に応えるべく一度御検討をいただいて、県としても進めていくんだというものをぜひこの事業であらわしていただけるよう要望をいたしたいと思います。
 読書に関してなんですけれども、今御答弁いただきましたように、就学前のお子さんに対してというのが非常に効果があると思います。ですので逆に言うと、この大人の読書活動の推進に関してはちょっといまいち事業効果というんですかね。必要性が余り感じられないと思いますので、一度事業がどうなのかということで検討していただけるとありがたいかなと思いますので、それは要望を出させていただきます。
 あともう1点要望なんですけれども、先ほどの「ふじにはぐくむ」です。
 Eジャーナルしずおかに内容を記載するとかで対応できるのかなと正直思います。内容も、いろいろたくさん載っけたいのはわかるんですけれども、スポーツ報告書みたいになってて、ちょっと冊子としては興味深くないというのが私の素直な感想でございますので、これに関しても、やはり事業の廃止云々という観点から見ても一度御検討いただければありがたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 再質問です。さっきのEジャーナルしずおかの件でございますけれども、別件で教育長からも御答弁がありました。やっぱり教職員に向けてつくっていらっしゃるということがメーンかと思いますので、これ、その他のメールマガジンとかで対応はできないのかなというのが、正直感想としてあるんですけれども、そこについてはいかがでしょうか。

○山本教育政策課長
 インターネットを活用しました広報といたしまして、現在ホームページのほかに平成25年8月からだったかと思いますけれども、主として30代ぐらいの保護者をターゲットとしまして、フェイスブックはやってございます。
 それで、フェイスブックの特徴としては双方向の情報交換ができる点がございますが、メルマガは基本的には発信するツールかと思います。
 それで、広報ツールもいろいろあろうかと思いますけれども、ターゲットに合わせながらいろんなところを効果等も考えながら、9番委員御指摘のとおりそのあたりも含めて、もうちょっと効果的な広報ができるように一応検討させていただきたいなと思います。
 実は、先般県の広報アドバイザーにも少し御意見等を伺いまして、SNSの使い方ですとかを勉強させていただいて、ウエブを使った広報についてもいろいろ勉強させていただいたところですので、教職員の意見等も踏まえまして今後また検討させていただきたいなと思います。

○田内委員
 1点、要望とさせていただきます。御答弁ありがとうございました。
 メールマガジンですとか、あとは実際可能かどうかはさておき、例えば県民だよりが月1回来ていますけれども、あれと一緒にしちゃうですとか。比較的県民だよりは結構皆さん見ていただいていると思いますので、一緒にすることによって全然教育関係じゃない市民の方の目に触れる機会もふえたりとかそういったことも考えられるかと思いますので、ちょっと一考していただけるとありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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