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委員会会議録

質問文書

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令和5年6月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:和田 篤夫 議員
質疑・質問日:07/05/2023
会派名:自民改革会議


○和田委員
 一問一答方式で1問質問させていただきます。
 公安委員会・所管事項等説明資料の資料5に刑法犯認知状況が掲載されております。これを見ますと過去5年間、トータル的には減少傾向ということで本当に日頃の県警の皆様の努力が表れていると敬意を表したいと思っております。
 細かく見れば一番右に書いてあるとおり、昨年同時期に比べたら今年はちょっと増えているかなという数値が出ております。この増えた分は、たまたま本県だけのことなのか全国的にこういう傾向があるのか、あるいは増加した要因等は当然検討、分析されていると思いますけれども、分析に対する対策があればお伺いしたいと思います。

○佐野生活安全企画課長
 刑法犯認知件数の増加に伴う防犯対策についてお答えいたします。
 初めに増加の要因でございますが、自転車盗、車上狙い、万引きの3手口が前年に比べて大きく増加しており、コロナ感染状況の変化に伴う人流の増加が背景の一つになっているのではないかと推測しております。
 また全国の刑法犯認知件数は昨年時点で増加に転じておりまして、令和5年5月末時点では暫定値で27万1850件と前年同期比で4万9175件増加しており増加傾向は全国的なものであります。
 続きまして、増加要因を踏まえた対策についてお答えいたします。
 先ほど申し上げたとおり、増加が顕著である自転車盗、車上狙い、万引きの3手口を中心とした防犯対策を推進しているところでございます。具体的には自転車盗、車上狙いにつきましては被害の7割以上が無施錠状態で被害に遭っている現状を踏まえ、本年4月からオールロック・セキュリティ作戦と称して被害発生が多い駐輪場の利用者などに施錠の呼びかけや、県警察防犯アプリどこでもポリスなどを活用した注意喚起のほか、防犯ボランティアにも協力を頂きながら、施錠に向けた意識啓発の横断幕を被害の多い場所に設置するといった取組を推進しているところであります。
 万引きにつきましては、スーパーなどの商業施設やドラッグストアにおける被害が全体の約8割を占めていることから、NPO法人全国万引犯罪防止機構が主催し毎月1回程度ウェブ方式で開催される会議に出席して、県内の主要なドラッグストアなどの防犯担当者と情報交換等を行っているほか、被害の多い店舗に対する個別防犯指導を推進しているところであります。
 また、応急的な対策として、県内の主要なスーパーやコンビニエンスストアなどの防犯担当者を対象とした防犯対策研修会の開催を計画しているところであります。

○和田委員
 刑法犯罪の増加は全国的な傾向と。どうしても社会生活の変化に応じてそういう傾向が出てくるのかなと思います。
 いずれにしても、先ほど8番委員が御質問された長野県の事案や私は長く自衛官におりましたので岐阜市で起きた自衛官の仲間の事案など、武器を所持する組織で受傷者が出ることは一番残念な事案だと思います。
 私は御殿場市にいるのですけれども、外国人観光客が本当に増えました。日本に来る観光客は、日本は治安がいいことを非常に感じて来られる。当然私もそうだったのですけれど、恐らく警察の皆さんもやっぱり仲間を信じる、そんな変な人が周りにいるわけがないという思いの中でいろんな活動をされていると思うのですけれども、中にはどうしてもそういうことに巻き込まれてしまう。警察官の皆さんは本当に厳しい環境の中で日頃活動されていることをもっともっと県民の皆さんに理解してもらって、そのためにもっともっとそのことを遠慮なくアピールしながら地域の皆さんともっと連携を深めていくことで取れないいろんな情報も取れたりすると思います。警察の皆さん本当に御苦労ですけども、県民の安全と安心、治安を守るために引き続き頑張っていただきたい。そのようにお願いしまして私の質問を終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp