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委員会会議録

質問文書

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平成28年6月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中沢 公彦 議員
質疑・質問日:07/11/2016
会派名:自民改革会議


○中沢(公)委員
 一括質問方式でお願いします。
 平成23年に、静岡県暴力団排除条例が施行されまして5年たちました。当時私はこの所管委員会の委員長を務めていた記憶がありますが、それから5年がたって県内暴力団の推移や現状、さらにはその条例の適用状況等々について、また今後の暴力団排除に向けた取り組みについて伺います。

○鎌田刑事部組織犯罪対策局長
 条例施行後の情勢等を含めましてお答えいたします。
 最初に、簡単に現在の暴力団の情勢をお話ししますけれども、平成27年末現在で県内に構成員、準構成員等を含めて1,330人。これはその前年とほぼ同数で推移しております。
 暴力団排除条例の適用の状況ですけれども、平成23年8月1日施行以降に現在までに14件の条例上の勧告をやっています。簡単に言いますと、違法行為の是正や中止を公安委員会名で求めるというもので、内容的には風俗店や飲食店の経営者が暴力団に対していわゆる用心棒代を支払っている事例について、その風俗店の経営者と対象となる暴力団員、これらに対して勧告をしております。
 これ以外でも、暴力団組織が行った葬儀――組葬と呼ばれるものです――これを扱った業者等に対しましても、これは利益供与に当たるということで勧告をしています。

○中沢(公)委員
 この5年間で、この業界の記憶としては山口組が分裂して山口組と神戸山口組ができたとか、あとはさきの熊本の大地震のときにボランティアで災害支援をしたとかそういうのがありましたが、こういった暴力団の分裂とか、それによる抗争だとかというのは県民の皆さんも不安だと思いますので、そこらは注視していただきたいなという意見です。
 それと、もう1つボランティア活動ですかね、どう評価していいかわからないということでございまして、こういう類いの人たちがこういうことをすることに対していいとも悪いとも何とも言えないというか、下手なことを言って議事録に残ったら嫌だなというような出来事ですけれども。
 一方で、地域活動とか自治会活動とかさまざまなことにも出入りする傾向があるようなのですね。そうすると、ある意味では地域活動とか自治会活動のさまざまな行われている行事に、もう私は足を洗いましたからって言って参加されると逆にアリバイづくりに使われてしまったりして、私は現に足を洗ったのでこういう地域の活動にも参加しているので完全にかたぎですと。実態はどうか本当はよくわからないけど。ただアリバイづくりに使われるような懸念とか、自治会の人たちもあの人は参加させていいのか参加させたらだめか私では判断できないのだけどという自治会長もやっぱりいたりするわけですね。それを私に相談されても困るという話でございまして、そういったことも注視していただいて、これからの暴力団排除に向けたさらなる取り組みの強化をお願いして、まだちょっと時間が余りましたが終わります。

○宮城委員長
 ここでしばらく休憩といたします。
 再開は13時30分といたします。

( 休 憩 )

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