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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年9月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:山本 隆久 議員
質疑・質問日:10/01/2021
会派名:無所属


○山本委員
 それでは、一問一答方式で質問させていただきます。
 まず、建設委員会説明資料7ページの議案第113号、土木工事の請負契約についてお伺いいたします。
 今議会の議案第113号として一般国道362号橋梁工事の請負契約が提出されております。この国道362号は山間部にありまして非常に狭隘な区間が多く、通行する車両の方も非常に怖い思いをしているという声も聞いておりますので、早急にこの区間を整備する必要があると認識しております。
 そこで質問でございますが、現在の工事の進捗状況をまずお聞かせいただきたいと思います。

○戸塚道路整備課長
 議案第113号、一般国道362号橋梁の土木工事請負契約について御説明いたします。
 本川根静岡バイパスで全計画延長が10キロございまして現在7キロ供用しております。残り3キロのうちの一部になりまして、1.6キロ区間の整備を進める中の橋長219メートルの富士城11号橋の下部工工事になります。
 今回は橋脚3基の工事でございまして、急峻な地形のために橋脚の高さは最大で53.7メートルとなります。工事の期間は令和3年10月から令和6年2月までを予定しています。
 金額は14億8709万円。西武・本橋特定建設工事共同企業体との工事契約を締結するために本議会にお諮りしております。

○山本委員
 ありがとうございます。
 そうすると残り3キロメートルが終わるのはおおむねどのぐらいを予定しているのでしょうか。

○戸塚道路整備課長
 ただいま説明させていただきましたけれども、山間部の上、急峻な地形、しかも地滑り地帯でかなり工事に費用がかかっておりますので、最終的には今申し上げた1.6キロ区間につきましては令和一桁台の中盤ぐらいを目標にしておりますけれども、状況によっては少し遅れる可能性もございます。

○山本委員
 ありがとうございます。
 では、令和10年には完成していることを御期待申し上げて次の質問に移りたいと思います。

 水曜日に視察をさせていただき、特に伊豆山の土石流はテレビの映像で見た感じとは、実物は本当に百聞は一見にしかずでそのスケール感の違いを痛感いたしました。本当にいい経験をさせていただいたと思います。
 この土石流の大元となった盛土についてでございますが、県内各地に盛土の上に家を構えている県民も相当数いらっしゃる中で、6月の議会において難波副知事がこの伊豆山の土石流について原因とか現状について説明をされたときに、そういった盛土の上に住んでいる方は非常に不安を持たれているかと思いますがしっかりとした法令に基づいた工法でちゃんとした盛土だったら安全であると、そこの上に住んでいても一切心配はないですと御説明をされたと記憶にあります。
 今議会において、質問の中で今度は川勝知事がリニアのトンネル工事に触れた中で、リニアトンネル工事によって370万立米の発生土が出てこれを全て大井川の上流に埋め土の処理をすると、これは東京ドーム63個分であり熱海の伊豆山の埋め土5.5万立米に比べたら67倍であると。これが崩れたら大井川の水が全部せき止められてしまうと答弁されました。
 あくまでも、東京ドーム63個分の埋め土が崩れたら大井川の水が全部せき止められてしまうという発言だったとは思いますが、普通の方が聞いたら、あの熱海の土石流があってその67倍もの埋め土が崩れたら川が止まっちゃうという答弁を聞くと非常に不安をあおる発言だと感じました。
 そこで当局にお伺いいたしますが、埋め土の処理と安全について難波副知事の見解が正しいのか、川勝知事のたらればの部分もあるのか、見解をお伺いいたします。

○北堀建設政策課長
 盛土の安全性、安定性に対する考え方についてお答えいたします。
 土地の改変が伴う盛土につきましては、法令等の技術基準どおりに適切に施工されていれば基準で想定している雨に対しては安全が確保されると考えております。
 リニア工事の発生土処理におきましては、排水処理やのり面処理等技術基準に沿った適切な施工がされていれば、これも盛土自体は安全であると考えられます。
 本会議で知事が答弁しましたリニア工事における発生土の懸念につきましては、リニア工事において計画されている盛土全体で370万立方メートルありますが、このうち燕沢地区に360万立方メートル、高さは最大65メートルという極めて大規模な盛土であることに加え、周辺には南アルプス特有の崩壊地を抱えておりますことから、様々なリスクを想定して万全な対策を講じていく必要があることをJRに求めていきたいという考えを述べたものと理解しております。

○山本委員
 今そういうふうに補足すれば、私たちもそれを聞いた県民も御理解頂けると思うんです。今後も、特にリニアも岸田総理が国交省に対して推進するようになってきましたので、JR対静岡県から静岡県対国の問題に発展する可能性もあります。ですので知事が感情任せといったことで無用に不安をあおる発言があった場合には、担当部局がフォローするなり訂正を都度していただくようにお願いいたしまして質問を終わります。ありがとうございます。

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