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委員会会議録

質問文書

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平成26年2月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 哲司(牧之原市・榛原郡南部) 議員
質疑・質問日:03/11/2014
会派名:自民改革会議


○大石委員
 まず、先日車を運転しながらNHKの静岡第一放送を聞いておりましたら、多分防災か何かのことだったと思うんですが、私がいつも気にしている市町のことを「しまち」、「しまち」ってNHKがやっていました。これは八つ当たりなんですが、本来この人たちNHKのアナウンサーも2年か3年ぐらいで、よその県の支局に転勤していくわけです。そのときに、ここで「しまち」、「しまち」って言っていて、よそへ行ったら「しまち村」って言うのかっていうんです。するとまたそこで、市町村って言うわけでしょう。
 私は普遍的であるべき公用語に、その地域しか通用しない造語を使うべきではない。だから、それはきつく言っとく。議員の中にも「しまち」、「しまち」って、これは言いやすいですよ。言いやすいけどね。これはやっぱりちゃんとした基本、重箱読みだしね。スタンスをしっかり持っていていただいて、この言いやすいほうのウイルスですよ。ウイルスに汚染されいてる。NHKもおまえもかと、ブルータスおまえもかではありませんが、NHKおまえもか。私、自分の車に向かって言いたかった。だからこれは八つ当たりですから、ここには関係ありませんけれども、ぜひ一番前の席の人を中心に皆さん徹底していただきたいと思います。7番委員もよろしくお願いします。日本語は大事ですから。音訓読みで重箱読みですからこれはね。発言は規則正しい発言をしてください。

 では、質問に入ります。それで、来年度の平成26年度からは、空港振興局がこの部に入るということですので、過去のことにさかのぼっていうとそのことはわかりませんっていう人もあると思いますが、あえて今回のその空港振興局に業務を一本化されることについて、意見を述べて質問します。
 一問一答方式でやりますけれども、そんなに細かい質問しませんので、数回の往復で終わります。
 それで、昨日の質問で、8番田口委員も非常に望ましい方向に行くということを言っていただいて、私も全くそう思っています。ただし私には過去の重みがありますので、申しわけありませんが少しぐずぐず言わせていただきます。
 4年前、空港部を分断したのは何のために分断したかということです。結局空港開港直後に分断しちゃったんですよ。それも年度の途中に、こんなばかな話はない。空港部長を初めとして、局長にしても、あのころは室長っていったけど、その中堅層の人も空港部で勤めて開港したら一生懸命やりなさいといって辞令をもらった人が、今度は年度が終わったら違う部に別れちゃった。こんな公務員として悲しいことはないですよ。だから、そういうことを含めて我々は大反対したんですが、申しわけありませんが賛成する人が多くて、会派の方々が多くて分断されたという事実だけは8番委員わかってください。
 それで、あのときにさかのぼって言うとまず平成13年度に住民投票問題があって、それから今度は強制収用の問題があって、航空測量で県が委託した会社のミスがあって、あの立ち木が残っちゃったんですよ、本来収用の対象物だった。ところが、図面で言うと鉛筆1本分だけずれちゃって航空測量ずらしちゃったものだから、立ち木が残って一番強硬な地権者が最後の最後切らせなかったんですよ。その間に、知事がかわるという事態もありまして、あのとき開港は間に合ったんですよね。間に合ったけれども知事が辞職するという前提でそのミスをカバーしたという一連の出来事がありました。
 もう1つ、開港のときのネックは、管制塔から滑走路の東南端が見えない。そんな管制塔なんてないから、あそこで県が買収した石雲院の民有林を切ったんだけれども、まだ見えないから、そこにあった最後の最後まで反対地権者で収用の対象だった方の木は、ある日突然消えてなくなったんです。それは犯人はわかりませんよ。もしかしたらあの犯人は県の人かも知らん。あるいは協力したという地権者も私は知っています。だけれども、それは過去のことですから、今から言うつもりもありませんが、その裏っぽっていうのか管制塔から目視できるように裏っぽを切る行為というのは、なかなか収用とは関係ないですからね。対象外ですからね。
 そういうことがあって、やっと開港。そのときかかわったというか毎日毎日、朝昼晩地元に泊まり込みで来た県の職員の方というのは、完璧に手が後ろへ、前へ回るか後ろへ回るかわかりませんけれども、そのぐらいの覚悟でやったんですよ。
 そうして、やっと開港に持ち込んだわけですが、そういう一連のいきさつがあったもんだから、就任直後の川勝知事の言葉を借りれば、県は組織が腐っているということで、これではしょうがないということで、カンフル剤という意味で2つに組織を分けたということですね。
 それともう1つは、日本航空の搭乗率保証の問題。これは石川前知事が日本航空をメーンとして利活用を図るということを前提に、歴代の企画部長とか副知事とか皆さんの覚えているああいう方々が必死になって努力をして、やっと日本航空にメーン航空として入ってもらうということに決まったわけですが、その航空会社に3年の間の搭乗率保証をすると見直すときは見直すということを結んでいよいよ一番機が飛び立ったわけですが、それがまかりならんということになって、あのとき日本航空が就航してメーンでやっていたら、そのころの日航の経営危機もありましたけれども、今立ち直ってきていますので、どうだったのかなと今私は思いますが、それがあればまたFDAはなかったということもありますので、そういういきさつについては、私はやむを得なかったと認めるわけですが、そういうような、まだ挙げると幾つも限りない問題があったけれども、その年度途中でのそういう問題をどう思ったのか。
 2つに分けたほうがいいと思った理由はさっぱりわからなかったけれども、要は組織が腐っているということで、建設――ハードの面とソフトの面と組織が2つに分かれたと私は思っていますが、とにかく、あそこに候補地が決まってから20年間、今この世にいない皆さんの先輩の方々も、もうあそこに来るときは顔が引きつっている。そうして、夜、夜中まで土下座のしっ放しですよ。個人的な攻撃は受けるし、そういうことを含めてあのころは企画調整部、それから空港室になって、局になって、空港部になったんですよね。組織として空港問題についてはここだという責任感を持って、ピラミッドのトップから一番底辺までしっかり団結していました。責任者がはっきりしていました。
 そして、当時の知事とあうんの呼吸。それから、地元の出身の私らとも地元の市町長ともいろいろな形で力を携えて、協力し合ってその路線の確保の問題とか工事、ターミナルビル、滑走路周辺の整備、あるいは地元対策とか、まあとにかく必死になって仕事をやったわけです。それから空港部が2つに分かれて現在に至っているわけです。その後の搭乗率の問題も過剰な搭乗率を見込んだ面もあって、同情の余地は当然ありますし我々も努力不足かなと思います。
 それで、今から質問ですけれども、そういうことを前提にして、あのとき空港部を2つに分けて、これはよかったということがあったら、ぜひ挙げていただきたい。よろしくお願いします。

○下山文化・観光部長
 まずもって、空港を所管する部局におきましては、本会議でも大石委員から御指摘いただきましたように、先輩の苦労、流された汗、涙こういったものに報いる強い責任感とそれから気合いを入れて取り組まなければならないと思っております。
 今回の組織改正におきましても、前回の企画文化観光委員会でも御答弁申し上げましたように組織改正することによって全てが解決するということばかりではありません。その組織改正に伴ってリスクも負うわけですので、そういうリスク管理もきちっとして、今度は一緒になることによって何かが忘れられないかとかそういったことについては、心してやっていきたいと思います。
 また、この組織改正をやってよかったと評価される取り組みは、我々職員が大石委員の御指摘のような気合いを入れ、なおかつきちっとした戦略をもって取り組むことに尽きるかと思っております。
 それから、前回の組織改正についてでございます。
 大石委員御指摘のようないろんな経緯がございました。この空港について言いますと1つは社会資本であるということでありますので、他の社会資本との連携をきちっとして整備されていくべきである。また管理されていくべきであろうということが1つございます。
 もう1つは、この空港は利用されないと真にその価値を発揮できないと、利用していただけば路線は充実しますし、路線が充実すれば便利になってまた多くの方に使っていただけると。1900億円という巨費の価値があるものとするためには利用していただけなければならないということで、空港を考えたときに、この社会資本としての空港の運営と利用促進とこの2点について、心砕いていかなければならないということだと思います。これは、当時もそして今もこれからも変わらないことだと思っております。そういう意味におきましては、当時の組織改正において得た点は何かということであれば、これをその利用についてインバウンド、アウトバウンドを考えたときに観光セクションと一体となって取り組むということでございます。観光は、とにかくお客さんが来てくれればいいという話ではなくて、空港を利用して多くの人が行き来するという観点で観光セクションも取り組むようになりましたし、空港セクションも安定的な運航というだけでなくて、乗っていただいて初めて路線が充実する。そこのところを一体となって取り組むことができたという点については、成果であったかと思います。
 まだまだ十分でない点があろうかと思いますが、文化・観光部において、空港の利用促進という観点について観光と空港セクションが一体となって取り組めたということは成果であろうかと思っております。

○大石委員
 下山文化・観光部長に過去の経緯を含めてメリットはあるのかと言っても、その程度と言っては失礼ですが、そういうお答えしかできないんじゃないかと思います。あえて知事の決断、そういう部を分けるという決断は、そちらのサイドに立って考えさせていただくと、ショック療法だったと思うんですよね。もっとしっかりやれよ、おまえらということだと思います。だから、それが4年たっても、やっているのかやっていないのかわからないと言っては申しわけないですけど、部長や局長とか、個々に我々がよく接している方はいいですよ。だけど組織であるべきですから、私はもう少し、ことし組織に入った人まで含めて俺んちのセクションはふつうのセクションじゃないと。大概、県へ陳情に来て道路の予算をください、補助金をくださいって言うのが、大体公務員の小さい町に至るまでのシステムですが、逆に県のほうからお願いします。これは県の命運がかかっている大事業ですからと言って来て、つくったという事業部門に我々は今勤務しているんだと。だから意識を変えて、もう切りかえて、頑張らないといかんよということについて、一体となっての緊張感がやっぱり足りないと、足りなかったと思わざるを得ません。
 あのころは、例えば、地権者の会から「県の人、きょう出て来い」と言われれば「きょうは出張で出られません」とか、絶対にそんなことは言わない。本人が出られなければ、必ずその人にかわる者が来て、もう時間は無制限ですよ。それから例えば、今度は女性の力も借りたい。女性の会というのはありますけどね。それから青壮年団体にも力を借りたいと向こうから言ってくるわけです。だからそういうとき、目の色を変えて、いわゆる末端と言っては失礼ですけど、若い職員も、それで鍛えられた職員の方も今各部に散らばっていると思いますが、全然、今の方々とは意識が違うと私は言わざるを得ません。
 今回本会議の一般質問で、新幹線新駅についてのいわゆる若い層についての協力を促すべきではないかということで、私は質問しました。そうしたら答弁は、「新しい発想と行動力のある若い世代の人たちと連携し、空港新駅を含む地域の将来を見据えた魅力的なティーガーデンシティにふさわしい地域づくりに取り組んでまいります。」と、たったこれだけの返事なんです。実は、この質問をする前に、地元のJCの青年会議所の人たちが、何とか我々がアリの一穴でもあけることができるんだったら頑張りたいから、私ももちろんですが来て、勉強会をやらせてくれと。県の皆さんも資料を持っているだろうから、どうだかねと、私が交通基盤部のある人に言ったら、「勘弁してください。まだ決まったわけじゃありませんし、仮想の話しかできませんから」と。仮想の話とか何とかでなくて、これだけ知事も言ってらっしゃるし、じゃあ仮想の話にしても、防災の拠点にするにしても、それから一般駅を目指すにしても、どこへつくるかとか、今までの経緯の中で、そういう新幹線駅運動というのは記録に残っているはずだから、そういうものを提供してでも説明会をやってくれと言ったら勘弁してくれということの一辺倒でした。それで、私は一般質問をしたわけですけど、本会議で質問した後も誰も来ないですよ、私のところへ。ああいう御質問をされたけどと。傍聴席に6人、JCの連中が来ていました。その人たちが来た以上、俺の本会議でのやりとりを聞いてくれと、その後で、とにかく何とか勉強会をやっていこうということにしたんです。私はもう1回言ってあるもので黙っているんですけど、あの当時の空港問題をやっている最中の県の職員なら、質問の直後に、控え室にどかどかと来て、地元でそんなに新幹線問題に前向きに取り組んでくれている人がいるんですかと。そのくらいの熱意を示すはずなのに、誰も来ない。若い人たちと連携してって、どうやって連携するんだと。
 だから、くれぐれも言っておきますけど、今度、空港振興局に一本化したら、そういうことのないようにしてもらいたいと思いますが、下山部長に答えさせるのはお気の毒ですがお願いします。

○下山文化・観光部長
 当部と交通基盤部の両部にまたがっている組織でございますけども、それぞれの職員は、空港を発展させていこうという思いで職務に当たっていると思います。ただ一方で、開港前の静岡県庁の熱気と全庁を挙げた緊張感を持って取り組んでいたあの熱気については、いま一度、この組織改正を機に思い起こす必要があろうかと思います。
 また、今回の組織改正に当たりまして、強く感じておりますのは、一つ一つの路線について、ただ頑張るということではなくて、利用者の視線に立った戦略を持って取り組んでいくということが必要ということ、それからその際には、ぜひともサービスの提供側の論理ではなくて、利用する側には飛行機に乗っていただく方だけではなくて、航空会社の方たちも含むわけですけども、そういった利用者の視点に立った取り組みが必要になってくると。
 それから、もう1点は、この空港の建設に当たって御協力をいただいた地域の皆様。これからこの空港を発展させていくときに、一緒になって発展させていかなければならない地域の皆様の視点、あるいはお考え、そういったものが共有できるようなコンタクトの仕方、あるいは考え方というのを進めていく必要があるんじゃないかと思います。緊張感と戦略性を持って、なおかつ地域の皆さんと一緒になってという組織にしていく責任を我々が負ったと思っております。
 気合いを入れて頑張りますのでよろしくお願いいたします。

○大石委員
 くどいようですけど、川勝知事は記者会見で、新幹線新駅のお話をされたとき、地元の県議あるいは市議の皆さんのお力を借りて盛り上げをいただき、なおかつ我々も頑張りたいと。そういうことを、多分1月の記者会見で言われているんです。だとしたら、こういう質問をして、私も地元でそういうふうに、わあわあと言っているわけですから、そのことについて、つくりたいのか、つくりたくないのか、さっぱりわからない。静岡新聞にこの前、森元総理との対談が出ていましたけど、知事だけがそういう気持ちでいても、本当にできると思って、そういう努力をしようとしているのか、組織的に全然伝わってきませんので、そのことをぜひ明記して、新しい空港振興局は一本化の中で頑張ってください。私はどっちかと言うと4年か5年は空港部でやっていただいて、軌道に乗ってきてから利活用とハード面は建設部門へ分けると。そっちのほうにいくのかと思ったけど、明らかに4年たって、また元に戻すということは失敗なんですよ。だから、それははっきり認めた上で、もう一回、新規巻き直しのつもりでやってもらわないと、きょうも新聞に大きく出て、きのうも皆さんに議論をしていただいた総合計画次期基本計画案における空港利用者数の目標85万人というのも、到底到達できない夢物語になりますので、そのことについては、よろしくお願いします。

 最後にもう1点、静岡空港隣接地域振興事業費補助金について、私、本会議で一般質問させていただきました。これは空港横断トンネルとか、大規模茶園造成事業とか、ああいうことで君たちの生活を破壊するだけじゃなくて、利便性を高めて、生活水準もアップするんだよということで地元も納得して、判こをついた契機になった大事業でございます。この隣接地域振興事業というのも、時間がかかるけどやりましょうということでやった事業で、切り札だったんですね。だけど、本会議で申しましたように、平成26年度でもう時限が切れてしまいます。そこで、全域が対象地域である吉田町あたりは100%、ところが農村部中心の地域は、やっぱりおくれてきているわけです。それと本会議でも言いましたように、地元負担金が高過ぎるということもあって、財政力と、それからここへきて地震・津波対策への、少ないと言えども地元の単独費の一般財源をつぎ込まなくてはならないという事情があるし、市町合併があるとあの地域ばっかり何だという世論もあるものですから、非常に難しい状況にきて、あともう1年残すだけということになったわけです。
 その本会議の答弁が「今回お示しした取り組みを進める中で、今後の実施予定の地元説明会の要望や地元市町からの意見を聞きながら、この助成制度のあり方について検討してまいります」と。あと1年で期限が切れるというのに、あり方についてこれから検討するって、これは私ども10年前から言っていることなんです。だから何てのんびりしているのかと。だからあり方について検討していると言ったって、県のほかの事業も考えるととてもこの私が言った負担率の削減とか、それからメニューは一般公共事業を中心にしたけども無理だと。だとしたら、新幹線等も絡めて、あの地域の新しい拠点づくりをするとかのメニューの検討、メニューも示されてないんですよね。地元は幾つか挙げてありますけど。そういうことを考えると、ことし1年で結論を本当に出すのかなと。ということは、結局、さっき言った就航時間の延長と5年先送りというのをはかりにかけてやってるんじゃないかなと。だから、とにかく今私が言った細かいことは、あと5年のうちに考えましょうと。そのかわり、運用時間の2時間延長なり3時間延長については、判こを打ってくださいと。交通基盤部長の答弁の中に見え見えのことも書いてあるし、ナイトステイや時間延長に取り組むのと、そのことを含めて、この地元対策について検討してまいりたいと。私は時間延長は大賛成です。私らが空港を進めると言ったとき、耳をつんざくような音で反対地権者は赤ちゃんのおっぱいが出なくなるとか、牛の乳が出なくなるとか、そんなことを反対理由に言いましたから、けんかをやりましたよ。実際は、あの地域は全然騒音がなくて、飛び上がってから、があっと上がってくる私ら上の町部のほうが、よっぽどやかましい。だからその騒音コンターも早く持って来いといってから2年か3年たっても持って来ないです。
 私も一般質問では時間もないものですから言えなくて、この隣接地域振興事業費補助金についてはだんだんいらいらしてきてでかい声を出しちゃったわけですけれども、要は、そういう文化・観光部としてはえっという問題もあるかもしれませんけど、積年のいろんな課題がこれからの1年の中に凝縮されて、物すごい担当者は大変ですよ。寝る暇もないくらい足しげく通わないと、この時間延長には、判こは打ちませんから。そうすると、念願の利活用の問題も、この前のFDAの8号機のときも申し上げましたけど、あと2時間延長していただければ、物すごく飛行機の使い勝手がいいし、格納庫はつくっていただいたもので、ターミナルビルも今度大きくしていただいているからこれ以上のことはないと言っているけど、肝心の運用時間の問題等を含めて、一般質問で言わせていただいたような、そういう問題に真剣に取り組んでいただかないと、表に見えることばっかりでこうしよう、ああしようと言っても、私は進まないんじゃないかなと思いますが、その点、静岡空港隣接地域振興事業費補助金についての取り組みのお考えを、今度服部理事にお願いしようかな。

○服部文化・観光部理事(空港振興担当)
 静岡空港隣接地域振興事業費補助金について、各市町の執行状況にばらつきがあるというところと、それから平成26年度が補助期間の期限となっているというところでございまして、我々も地元の市町からも県に対して、昨年5月にこの補助金の執行期限の延長、それからメニューについても、地元にとって使い勝手のよいメニューにしてほしいと、さらには補助率のかさ上げというか、地元負担の軽減についても御要望をいただいております。いずれにしても、平成26年度までが期限でございますので、平成27年度の予算以降で具体的にどうするのかということを、もう決めなければならないという時期でございます。我々も、この検討を急いでやっていかねばならないと思っておりますので、必要なこの振興策について、急いで、どのようにしてこの助成事業をやっていくのか、地元の市町からの要望とか、それから開港後の状況の変化とかを踏まえながら、検討を急ぎたいと思っております。

○大石委員
 今、服部部理事からお聞きしたようなことを、そんな長い御答弁ではありませんので、本会議で言っていただければ、私のストレスもたまらなかったわけですが、地元市町からの意見を聞きながら、この助成制度のあり方について検討してまいりますと。来年度で事業が切れちゃうのに、急ぎますとか、もうある程度の蓄積がありますから、それを踏まえて早い時期に決定をして、平成27年度以降に実現できるようにしていきたいとか言っていただけりゃいいけど、ただ制度のあり方について検討と言ったから、私がストレスがたまっちゃっているわけです。そういうことでありますので、もう後は要望ですが、経緯はともかくとして、組織の一本化が決まった以上、今度は文化・観光部が空港問題の担当になるとは、私は当初は夢にも思っていませんでしたが、担当部になる以上しっかり技術系の方とか、いろんな専門的な方、あるいはできれば過去空港をつくるときのいろんな御苦労を知っている方にも要所へ来ていただいて、とにかく緊張感を持ってやっていただける組織づくりを、ぜひ下山部長にお願いしたいと思います。終わります。

○宮沢委員長
 それでは、ここでしばらく休憩をします。
 なお、再開13時15分といたします。

( 休 憩 )

○宮沢委員長
 再開に先立ち申し上げます。
 本日は、東日本大震災の発生から3周年に当たります。
 震災において犠牲となられました全ての方々に哀悼の意を表するとともに、御冥福をお祈りするために、ここで皆さんと黙禱を捧げたいと思います。
 全員御起立ください。
 それでは、黙禱始め。
( 黙 禱 )
 黙禱を終わります。
 お直りください。ありがとうございました。
 御着席ください。
 冒頭、田口委員からもお話がありましたように、震災で今なお復興が進まずに、多くの皆さんが御苦労をされております。私たち、遠い地からでありますが、みんなで応援できることはしっかりやっていくということで、ここで意識を改めてお持ちいただければ幸いだと思っております。
 それでは、休憩前に引き続いて委員会を再開いたします。
 では、発言願います。

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