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委員会会議録

質問文書

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令和3年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:天野 一 議員
質疑・質問日:03/09/2021
会派名:自民改革会議


○天野委員
 私からはこの3月で定年退職される県警幹部職員、前半ではお2人の方が定年退職されるということで感謝と激励の言葉を述べさせていただきたい。
 私たち県議会としても本当に県警本部の皆さんには日頃県民の安全、そしていろいろな形の活動に心から感謝を申し上げます。この前半グループでは夏目生活安全部長と鈴木生活安全企画課長のお2人が定年退職するわけですけれども、県警の職員になってからの経歴の紹介と第二の人生、ぜひ今までに培った経験を生かしてすばらしい人生を送っていただきたいなと思って御紹介と、それからぜひ今まで経験したことの中で一言ずつお言葉を賜れればありがたいなと思っています。
 最初に、夏目生活安全部長。
 昭和54年4月1日、静岡県の警察官を拝命し現在まで勤続42年。本当に長い間御苦労さまでした。主に生活安全部門を11年、警備部門を18年。
 新居警察署の生活安全課長当時は、一般住宅における猟銃使用の人質立て籠もり事件がありましたけれども、危険を顧みず被疑者の説得に当たり現行犯逮捕をした実績もありました。
 また、生活安全企画課課長補佐当時は、犯罪の起きにくい社会づくりのために犯罪情勢分析システムの開発に当たるとともに、県民に対する各種情報提供の基盤を構築してくれました。
 また、警察学校長として若手の警察官の育成にも尽力していただき、また生活安全部長として特殊詐欺の抑止にも全力で注力し犯人の検挙と犯罪抑止の両面から県内の治安維持に貢献していただきました。夏目生活安全部長、ありがとうございました。
 夏目生活安全部長から一言御挨拶をお願いしたいなと思います。よろしくお願いします。

○夏目生活安全部長
 ただいま、身に余る御紹介を頂き大変恐縮しております。またこのような発言の機会を与えてくださいましたことにまずもって感謝を申し上げます。
 この委員会には少年課長、生活安全企画課長、そして現職と通算3年間お世話になり、様々な御指導、御助言、叱咤激励を頂きました。このことにつきましても重ねて感謝を申し上げます。
 これまでの警察官人生を振り返りますと、一歩間違えれば殉職事案に発展しかねなかった暴走族との攻防、あるいはただいま御紹介頂きました猟銃使用の人質立て籠もり事件現場における被疑者の説得など幾つもの貴重な体験もさせていただきましたが、時の上司や同僚、部下に支えられて職務を全うできましたことに改めて感謝の念でいっぱいであります。
 さて、私はこのような貴重な体験を通して警察官には絶対ぶれてはならない中心軸が必要ではないかと考えてまいりました。それは悪い奴は捕まえること、そして困っている人がいたら助けることであります。県警察の全ての警察官がこの警察官としての中心軸を常に堅持し県民の安全・安心のために献身的に職務に邁進してほしい、また行政職員の皆さんにはこうした警察官の活動を縁の下からしっかりと支えてやってほしいと願っております。
 また、次代の県警察を担っていくこととなる特に若手職員への思いをこの場をお借りして申し述べたいと思います。
 駿馬も飛ばずば駄馬にも劣るという言葉がございます。この言葉はどんなに優れた馬であっても、その力の上にあぐらをかき全力で飛ぶことを忘れたら、自分よりも力の劣る馬にさえ勝つことはできないと解釈できるのではないかと思います。
 若手職員は一人一人が駿馬です。これからも時代は急激に変化していくことと思いますが、駿馬は駿馬らしく何者も恐れずただひたすらに前だけを見詰めより高くより遠くへと飛び続けてくれることを併せて期待をし、後輩に贈る言葉としたいと思います。長い間本当にありがとうございました。(拍手)

○天野委員
 どうもありがとうございました。
 これから第二の人生、ぜひ健康で、後輩そして県民のためにすばらしい人生を送っていただきたいと思います。
 次に、鈴木生活安全企画課長を御紹介したいと思います。
 同じく昭和54年4月1日、静岡県の警察官を拝命し勤続42年。犯罪抑止、少年警察、風俗特捜、許可業務等、生活安全部門全般に従事、26年。
 三島警察署の生活安全課長当時、警視庁との合同捜査本部の捜査主任官として当時社会問題となっていた少女らに売春させる目的の人身取引事件を解明、検挙しました。
 伊東警察署長時代には、天城高原別荘地内における4歳男児行方不明事案に当たり、隣接署や県機動隊の応援を得て市、消防署、消防団等々と連携し捜索を指揮し45時間後に男児を無事発見保護したなどの多くの事例を持っております。
 鈴木さんにも一言、後輩のためにお願いしたいと思っています。

○鈴木生活安全企画課長
 ただいま、過分な御紹介を頂き誠にありがとうございます。
 私は本委員会には少年課長として2年、現在の生活安全企画課長として1年と、3年連続で説明者として出席し貴重な経験をさせていただきました。その間、委員会での答弁については委員の皆様に分かりやすく説明できるよう上司同僚等の御支援を頂きながら何とかやり遂げることができました。支えていただいた皆様にはこの場をお借りし心から感謝申し上げます。
 私は、今から34年前の26歳のときに警察署の生活安全課――当時は防犯少年課という名称でしたが――巡査部長という立場で生活安全警察の専務員として任用され、以来警察署の地域課長、警務課長、副署長、署長を除き生活安全警察一筋に勤務させていただきました。このように希望どおり勤務させていただいた組織には非常に感謝しております。
 42年間という警察人生でありましたが、その間様々な経験をさせていただいており、数々の失敗も経験しております。そのたびに、失敗という事実を元に戻すことはできないが教訓とすることはできると自分に言い聞かせてやってきており、一つ一つの失敗を乗り越えることが自分自身を鍛えることとなり成長につながったと思っております。
 ここで退任に当たり思いを申し上げます。
 警察の仕事、中でも治安維持のための各種施策については継続性と一貫性が重要となり、継続した仕事を進めていく上でその時々の警察を取り巻く社会の変化に敏感に反応し、施策の見直し、新たな施策の立ち上げ等進化を見据えた仕事を進めていく必要があります。警察という組織は連綿として続いていくことを忘れずに、職員一人一人が与えられた立場、そして任期の中で前任者から預かった施策というタスキを肩にかけ、継続と進化を見据えてしっかりと業務を推進し後任者に確実につなぎ、その任務を全うしていただくようお願いを申し上げます。
 委員の皆様には3年間大変お世話になりました。そしてありがとうございました。(拍手)

○天野委員
 鈴木課長さんにも、ぜひ第二の人生すばらしい人生を送っていただきたいと心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。

○増田委員長
 退職されるお二方の長年の御功績に敬意を表しますとともに、今後の御活躍と御健勝を御祈念いたします。本当にありがとうございました。
 質疑等も出尽くしたようですので、このあたりで総務部、警務部、生活安全部及び地域部関係の質疑等を終了することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
 異議なしと認め、総務部、警務部、生活安全部及び地域部関係の質疑等を終わります。
 ここでしばらく休憩します。
 再開は11時30分とします。

( 休 憩 )

○増田委員長
 休憩前に引き続いて、委員会を再開します。
 これより、公安委員会関係のうち後半グループの刑事部、交通部及び警備部関係の質疑等に入ります。
 なお、所管事務調査も併せて行います。
 では、発言願います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp