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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成23年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:深澤 陽一 議員
質疑・質問日:11/11/2011
会派名:自民改革会議


○深澤委員
 1点だけ質問させていただきます。質問の前段でちょっと確認の意味で伺わせていただきます。
 92ページの障害者働く幸せ創出センター、きょう14番と3番委員も質問しましたけれども、私ちょっとあれっと思ったんですけれども、この説明資料ですと、何か県が直接やっているような説明の書き方なんですけれども、私の認識だとNPOのオールしずおかベストコミュニティですか、そこの委託事業だと思うんですけれども、その点の確認をお願いします。

○深津障害福祉課長
 委員御指摘のとおり、この障害者働く幸せ創出センターは、オールしずおかベストコミュニティのほうに委託しております。それは昨年5月の開所時からです。

○深澤委員
 一応これには委託先が書いてないものですから、そういうのは書いておいていただけたほうがいいのかなというのと、わからなかったものでホームページ等々で見ていたんですけれども、ホームページでも委託とは書いていなかったんです。そんな中でこの事業ですが、「とも」というお店を含めて3960万円、これは多分委託費を全部NPOに払っていると思うんですけれども、そのオールしずおかベストコミュニティの平成22年度の決算書の中では、どこからというのはわからないんですけれども事業委託費が1億4000万円余り出ています。このNPOの1億4000万円の中に、県がここに書いている3960万円以外にも何かこの健康福祉部の中にはあるのでしょうか。そこをまず聞きたいと思います。お願いします。

○深津障害福祉課長
 この92ページに書いてあります障害者働く幸せ創出事業というものがございます。そして、その障害者働く幸せ創出センターの管理運営は、福祉と企業・地域をつなぐ事業というのがメーンになるんですけれども、それ以外に県のほうからは各種の研修会の開催などをオールしずおかベストコミュニティのほうに事業として委託しております。
 それと健康福祉部以外に経済産業部の就労の関係で、求人開拓専門員あるいは就労相談員。この就労相談員は緊急雇用創出事業ですけれども1名が障害者働く幸せ創出センターのほうに常駐しておりますし、その求人開拓専門員につきましては20名を緊急雇用で雇っておりまして、この20名については県内各地におりまして、それぞれの企業等を回って求人開拓をやっております。それの委託事業も含まれております。
 基本的には障害者働く幸せ創出センターのオールしずおかベストコミュニティのところで集約する形になりますけれども、事業は健康福祉部だけではなくて経済産業部などからもあるし、そういう委託事業として各種研修も行っているという状況になっております。

○深澤委員
 わかりました。では健康福祉部だけじゃなくて、いろいろとあって多分その1億5000万円という金額が出ていると思うんですけれども、そのすべてのことに関しては聞きませんけれども、要は先ほど来話があったその賃金アップが全くなかったわけではないんですけれども、昨年度の平成21年度に比べれば若干上がっているということで、一部障害者がこのセンターによって効果があらわれたというふうに評価があるんですけれども、実際にそこの部分は、もうちょっと具体的に何をやったからアップしたのかというのがあれば教えていただきたいと思います。
 授産製品の販売店「とも」に関しても、実際にはほかにも授産所の連合会とか同じようなことをやっているところがあって、現実的にはウイン・ウインの関係になっているのか、逆に圧迫している部分もあるじゃないかと、同じですからね、やっていることは。同じところに出して同じようにやっていると、逆にこの「とも」が悪い方向に影響を与えてないのかなという心配は当初からちょっと持っていましたので、その辺の評価というものを聞かせていただきたいと思います。とりあえずはそれでお願いします。

○深津障害福祉課長
 「とも」の店につきましては、東・中・西部に1カ所ずつの3カ所がございまして、それらにつきましては先ほどおっしゃられました小規模作業所の連合体のNPO法人の「わ」というのがございまして、「わ」の傘下にある事業所がそこの運営を受託しております。そして、そこの商品はそれぞれ周辺の作業所からの商品を仕入れて置いておりますので、基本的にはその「わ」と一緒になって事業を進めていると考えております。ですので、「わ」の事業を圧迫ではなくて協力しながらやっていると考えていただければと思います。
 それとあともう1点、成果ですが、その工賃につきましては、年間にすれば611円という金額なんですけれども、今回この非常に厳しい経済情勢の中で、少なくとも賃金が今で1人当たり600円上がっているというのも、こういうつなぐ機関の1つの成果であると思っております。
 もう1つが就労関係です。先ほど申しました経済産業部のほうへの働きかけもございまして、福祉施設から一般就労へ移行する障害者の数というのを、県ではそれを1つ大きな目標の数値として上げております。それが平成22年度は239人ということで、やはり前年度から43人ふえております。この人数というのは最終的な目標値に非常に近い数字なものですから、こういう意味で工賃のアップと、もう1つその就労の支援とこの2つの成果があるのかなと。さらにもう1つがやはりこういう数字にはあらわれてこないんですけれども、障害者働く幸せ創出センターができたことによって、障害者の働くこと、ひいては障害者というものについて、皆さんに御理解いただくというのも非常に大きな使命と考えております。利用者数をふやすようないろんな取り組みもしておりますので、そういう点も今後やっていきたいと考えております。

○深澤委員
 わかりました。非常に難しいことですし、このつなぐというのが私は非常にすばらしいことだなと思いますので、また一生懸命頑張っていただきたいと。

 最後に、先ほど7番委員の質問で御答弁があったんですけれども、県や市町から仕事をいただけるのか聞いてるということなんですけれども、もともと一般的に考えると、私たちもやっていたんですけれども、物とかサービスとかをやるには、行政だと業務契約や登録みたいなものをして、そこで普通に入札等々をしてやらないと、今まではそういう形で手続を結んでくれという話になって、なかなかこの障害者だからということでは仕事をもらえなかったんですけれども、あえて健康福祉部の政策としてそういうふうに考えていただいているということでよろしいのか、その1点だけ確認でお願いします。

○深津障害福祉課長
 障害者の方がつくった物品とか役務の提供につきましては、地方自治法のほうで随意契約ができるということになっております。県庁の中での話ですけれども、その契約は一応公表とかいろんなインターネット等に載せる手続がございます。それにつきましては、私どもの障害福祉課とオールしずおかベストコミュニティのほうで代行するというような形で、県庁の全庁掲示板というものを通じて広めております。ですので、できるだけそういう形で受注を進めているということです。
 もう1点は、オールしずおかベストコミュニティの職員や作業所の職員が各市町に昨年度も今年度も、実際に額縁を持って回って、こういうものです、使ってくださいというような営業行為も引き続きやっておりますので、そういう形で進めてまいりたいと思います。

お問い合わせ

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