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委員会会議録
質問文書
平成27年２月定例会文教警察委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 田形 誠 議員 |
| 質疑・質問日： | 03/03/2015 |
| 会派名： | ふじのくに県議団 |
○田形委員
よろしくお願いします。まとめて、一括質問方式でお願いいたします。
まず、平成27年度の議案説明書から１点。140ページなんですけれども、暴走族対策強化事業費として242万9000円ということで、前年度から比べて180万円ほど減額となっています。以前は暴走族というと、何台もが徒党を組んで、爆音をとどろかせながら走っているというような状況だったと思いますけれども、今は何というんでしょう、数も減ってきているのかなと思っています。暴走族の今の現状について、お聞かせいただきたいと思います。
次に、補正予算について１点伺いたいと思います。平成26年度の議案説明書の91ページです。留置施設管理対策事業費として、今回785万9000円の増額となっておりますが、この説明に被留置者の処遇に要する経費とあります。この内容についてお聞かせください。
次が、説明資料に基づいてですが、資料１−５に交通安全施設等整備事業費ということで40億2458万2000円となっています。それぞれ信号機、標識、標示、稼働費ということで４項目ありますけれども、この内訳について、もしおわかりになればお教えいただきたいと思います。
そして最後、４点目なんですけれども、先ほど９番委員から、仮称浜松西警察署についての質問がありました。このエリアということで、浜松市の西区という御答弁がありました。
それにちょっと絡めてお尋ねをしたいんですけれども、今現在、浜松市には浜松中央署と浜松東署という２つの警察署があります。浜松中央署の所管、エリアは、中区と西区です。一方、平成31年にこの仮称浜松西署ができると、浜松中央署の所管については中区、西区については仮称浜松西警察署、もう１つの浜松東署の所管というのが、東区と南区ということで、何と言うんですか、バランス的にどうなんだろうというのがちょっと疑問に思います。その所管の見直し、もしかすると区割り編成のそういった議論もこれからなされていくんだろうと思いますけれども、そうした絡みもあると思いますので、その辺の考え方についてお聞かせいただきたいと思います。
以上、４点です。よろしくお願いします。
○平川交通部参事官兼交通企画課長
暴走族の現況について、お答えいたします。
まず、昨年の暴走族の検挙の状況ですけれど、共同危険行為と申しまして、複数で車を連ねて信号無視をしたり、そういう行為をいいますけれど、これを３件事件化しまして、35人を検挙しております。無免許運転とか、そういう交通違反を合わせますと79人を検挙してございます。
それから、110番の状況ですが、約400件ほどの年間の110番の受理件数がございます。ことしの暮れから正月にかけまして、毎年、正月は暴走族の初日の出暴走という体制を組んでおりますけれど、この110番につきましても数件ほどしかなくて、現在は暴走族については大分数が減ってきております。
しかしながら、暴走族を卒業して反社会的組織、暴力団等に加入する傾向もございますので、今後もまた検挙に努めていきたいと思います。10年前から比べまして、皆様方の御自宅で爆音とか、そういうのは大分聞かれなくなったと思いますけれど、暴走族は大分減ってございます。
○山口総務部参事官
平成26年度関係の留置施設管理対策事業費の補正理由でございます。
この費用は収容された留置人の病気治療に係る経費が当初の見込みより上回ったということで増額するものであります。この理由につきましては、収容された者にがん、あるいは脳梗塞など、いわゆる高額治療費が必要となる留置人が多くいて治療費が上がり増額になっております。
○出雲交通規制課長
資料１−５について、内訳をということですが、金額の内訳ということでよろしいでしょうか。
まず、信号機の関係では約10億1000万円、続きまして標識につきましては約３億円、標示につきましては約４億6000万円、稼働費につきましては約19億円で、この４つの区分以外に、あと交通管制の関連ですとか、その他で約３億3000万円ということで、総額約40億円の事業を計画しているところでございます。
○岡本警務部長
仮称浜松西警察署ができたときの区割りの見直しですけれども、現在の浜松中央署と東署の区割りを変更する予定は、今のところありません。今後、浜松市の区の再編とかがありましたら、それに合わせて、また検討するという形になると思います。
○田形委員
ありがとうございます。
暴走族に関しては、本当にめっきり減ってきたのかなというようなことはありますけれども、やはりまだ今、現状としても少なからずいるわけです。例えば夜これから寝ようかと思っているときに爆音がして、個人的なことで大変恐縮なんですが、そういった状況も実際にあるわけです。先ほど御答弁にもありましたように、こうした経緯から、反社会的勢力に加入するということも実際にあるということですので、今、暴力団を撲滅しようという動きもある中で、ぜひ、予備軍的な暴走族についても、対策をしっかりとやっていただきたいと思います。
その他につきまして、確認の意味も含めてお聞かせいただきました。静岡県民が安全に暮らせるような、そういった費用だと思いますので、ぜひこれからも皆様方の御努力、御尽力をお願いさせていただきまして、私の質問にしたいと思います。ありがとうございました。
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