• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成29年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:深澤 陽一 議員
質疑・質問日:03/08/2017
会派名:自民改革会議


○深澤委員
 それでは、一問一答方式でお伺いいたします。
 まずは、私の個人的なことですけれど、先日警察音楽隊の定期演奏会が清水のマリナートで開催されまして、私の妻が6年余り前に皆様に大変お世話になったこともあって単純にただの客じゃなく、そんな思いも含めて定期演奏会に伺った次第であります。
 改めて、本当にすばらしい会だったと思います。毎回抽せんで、静岡市民文化会館のときにも抽せんになっているんですけれど、さらに今回はちょっと席数も少ないということで大変人気があったと推測されます。今回も来た皆さんは本当に満足して帰られた雰囲気だったと思います。
 そういったことがある中で、これは主観もありまして警察音楽隊の演奏もすばらしいんですけれども、やっぱり合わせてカラーガードが出てきて演技をやったときの観客の反応と拍手がまた一段とすばらしいなと個人的に感じておりました。
 まずは、そういう意味でも音楽隊のカラーガードのふだんの活動と取り組みについてお伺いさせてください。

○出雲総務部参事官兼総務課長
 カラーガードの活動状況について御説明いたします。
 まず、警察音楽隊は県民と警察を結ぶ音のかけ橋といたしまして、各種大会や記念行事のほか小中学校における防犯・交通教室、犯罪や交通事故の抑止を県民の方に訴える活動を行っておるところでございます。
 お尋ねのカラーガードにつきましては、警察音楽隊の演奏活動に合わせた優美な演技によりまして警察広報活動のさらなる充実を図ることを目的に昭和55年に誕生いたしました。平成3年にはピュアエンジェルズと命名されまして、現在では警察音楽隊の花形としてドリルあるいはパレードでの演技が老若男女問わず多くの県民から愛され親しまれている存在でございます。
 現在、カラーガードは10人の採用枠のところ、指導者であるリーダー1人を含む計8人で活動しておりまして、例年200回以上の派遣活動に従事しているところでございます。

○深澤委員
 ありがとうございました。
 リーダーも合わせて演技するのかわかりませんけれども、7名から8名で200回以上やっていると伺いました。
 以前、いろいろとカラーガード隊のことで伺ったことがあるんですけれども、彼女たちにもそれぞれ御都合もあるでしょうが基本として1週間29時間という勤務実態だと伺っております。
 これは当たり前なんですけれど、きょういる皆さんでは人が足りなくても基本的にかわることができないのは当たり前のことだと思います。今おっしゃったように音楽に加えすばらしい演技で交通安全を訴えたり、定期演奏会のときには警察官とすばらしい演技を含めて特殊詐欺のアピールもいたしました。
 そんなことで、いろんな意味で警察業務のPRを担っていただいていると思うんですけれど、先ほど言ったように限られた人数でやっている割には待遇面では現在は非常勤だと伺っております。6年前の当時に妻が現職だったころは交通巡視員という職のもとカラーガードに勤めておりましたので、処遇に関しては大丈夫だったんですけれども、今は時給も含めて月々頑張っても10万円ちょっとという状況だと認識をしております。
 かわりがいない中で、しっかりとした役割を担っている、交通巡視員からの変遷も含めてもう少しやってあげたいなという気持ちが個人的にはあります。
 ただ、じゃあ一概に正規の職員にすればいいかというと、例えば若くて結婚したけれども何か働きたい、過去の実績の中からカラーガードをやってみたいという方にとっては、逆に生活の中で正規の職員は務められないことも考えられますのでいろんなケースが考えられると思います。
 いずれにしましても、やはり現状の処遇と待遇ではアルバイトをしながらカラーガードをやって、しかも土日も相手方の要請に応じて派遣されるでしょうから不定期の休みになってくると想像されます。そんな待遇と処遇をもう少し改善していただけるように検討いただきたいと思いますが、その点についてお答えいただけたらと思います。

○森本警務部参事官兼警務課長
 まず、カラーガードの常勤、非常勤という関係でございます。
 変化する治安情勢に迅速的確に対応しつつ、県民の皆様のニーズに応えるために重要な業務には警察官や警察行政職員を充てておりまして、カラーガードにつきましては非常勤職員として1番委員御指摘のとおりに特殊な技能を持った人たちを充てている現状でございます。
 また、給与面の処遇改善でございますけれども、カラーガードを含む非常勤職員の給与につきましては職種、経験年数などを勘案いたしまして金額を算定しております。県下統一基準の給与体系をとっておりますので、給与を上げることは困難な状況であると認識している次第でございます。

○深澤委員
 ありがとうございます。
 現状のルールではそういうお答えだと思います。今は優先順位で警察官と行政職員、カラーガードほかいろいろ非常勤という御説明をいただいたと思います。そうじゃなくて彼女たちも非常勤としてではなく警察官、行政職員、カラーガードという一つ一つのしっかりとした職として、処遇としてはこのぐらいが適切だという考え方を一度御検討いただきたいとお願いさせていただいて、終わらせていただきます。お願いします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp