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委員会会議録

質問文書

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令和4年2月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:望月 香世子 議員
質疑・質問日:03/08/2022
会派名:自民改革会議


○望月委員
 分割質問方式でお願いいたします。
 危機管理くらし環境委員会説明資料8ページ、第29号議案について伺います。
 マンション管理の法改正に伴い、マンションの管理組合の方が管理計画を提出することで一定の基準を満たせば認定する制度が新設されるということですが、維持管理のための適正化の推進とは思いますが、管理計画を出して手数料もかかるということで、どういったマンションが認定を受けることができ、またこの認定を受けたメリットといいますか、効果について伺います。

○鈴木住まいづくり課長
 マンション管理計画認定制度につきましては、認定を受けることができるマンションの認定基準として全部で17項目ございます。管理組合の集会が年1回以上開催されているとか、管理規約が作成されていることなど本当に基本的な項目に加えて、維持管理の面で30年以上の長期修繕計画が作成されていること、あるいは適切な修繕積立金が集会で決議されていることなどが主な項目です。その17項目の基準を全て満たす場合に、適切な管理計画を持つマンションとして認定を受けることができます。
 認定を受けることによる効果は、認定を受けたマンションにつきましては希望に応じて公表していくことで、管理がしっかり行われ安心して住めるマンションとして市場で評価を受けることによりマンションの資産価値の向上が見込まれます。
 県では、市町と連携して管理組合へのダイレクトメールなどにより認定の手続やメリットを周知して認定を促していきたいと考えております。

○望月委員
 確認させてください。
 希望によっては公表するということですが、それは県のホームページで公表されるんですか。

○鈴木住まいづくり課長
 公表につきましては、もちろん県のホームページもございますが、国の指定を受けたマンション管理センターがございまして、そこでも公表していく形になります。

○望月委員
 それは、一般の方にとって比較的見つけやすくて、認定を受けることによって県民にとってメリットがあるので広めるというお考えでよろしいでしょうか。

○鈴木住まいづくり課長
 もちろん新築でないマンションの購入を検討されている方がホームページを見て、こういったところが認定されているんだなと確認して買うことができると言えるかもしれません。
 県のホームページでも、なるべく分かりやすい形で載せて、県民の方が見やすい形でつくっていきたいと考えております。

○望月委員
 ありがとうございます。
 次に説明資料15ページの第66号議案、16ページの第67号議案、私の地元の静岡市清水区の押切西団地や袋井団地の工事の請負契約についてですけれども、今回実施する工事の目的と今後の計画について具体的に教えてください。

○勝又公営住宅課長
 県では、老朽化した県営住宅について県営住宅再生計画に基づき計画的に再生整備を図っております。
 まず、事業の内容としては、押切西団地ではこれまで3棟の水回りの改善を中心とした居住改善工事を実施してまいりました。今回は残り3棟90戸を1棟40戸に建て替える計画となっております。
 もう一方の袋井団地につきましては、これまで全面的改善工事として内装や外装及びエレベーター等を設置する大規模な改善工事を2棟、居住改善工事を3棟実施してまいりました。
 建て替え工事として3棟150戸を2棟95戸に建て替える計画で、そのうち1棟50戸が今年度完成したことから、今回2棟目として1棟45戸の建築工事に着手する計画となっております。
 いずれの団地につきましても大規模な工事は、改善事業に引き続き建て替え事業という形で一旦終了となるスケジュールとなっております。

○望月委員
 こちらにお住まいの方は、またお戻りになる方々が多いかと思うんですけれども、そういった方々の御意見やお話にもアンテナを張って、恐らく耳に入ったりお話をされることもあるかと思うんですが、今のところ何かありますか。

○勝又公営住宅課長
 いずれの工事につきましても、従前の建物に入居者の方がいらっしゃいました。そういった方につきましては、事業の内容を御理解していただいた上で多くの方が団地内のほかの住棟に1回移っていただいて、そのほかに希望される方については新築する住棟に戻っていただけるようにしております。
 そういった際に、実際に入居者の対応をする各土木事務所や住宅供給公社が移転の丁寧な説明等を実施しております。

○望月委員
 社会情勢も時々刻々変わっておりますので、お住まいの方や近隣の方の御意見を丁寧に引き続き聞いていただきたいと要望を申し上げて、次に移ります。

 説明資料17ページ、第72号議案について伺います。
 明渡し等請求事件という案件でございますが、こちらは今年度初めてでここまでに至る中で様々なやり取りがあったと思います。どのような経緯で至ったのか、対象者の選定経緯について伺います。

○勝又公営住宅課長
 県では、県営住宅の滞納者に対して滞納初期から電話、手紙、臨宅等により滞納の早期解消をしておりますが、今回対象となった方につきましては令和3年7月、8月、9月の各月末時点で6か月以上の滞納となった方32名のうち、既に法的措置あるいは議決済みの方21名、滞納解消あるいは破産手続中なので法的措置がそぐわなくなった方3名を除いた8名を法的措置の対象として選定しました。
 そのうち、今回明渡し訴訟として提案しているものにつきましては、本人が法的措置の面談に対して2回の呼出しに無断欠席し交渉に応じない方を対象に明渡し訴訟として提起するものです。

○望月委員
 お名前を見ると日本の方ではないといいますか、日本語に不自由されて、例えばそういった案内の意思疎通がなかなか取りにくいといった点も考慮してくださって、丁寧な先方とのやり取りを御努力されたということでよろいでしょうか。確認させてください。

○勝又公営住宅課長
 日本語があまり使えない方については、それまでの経緯から当該の言語を使った呼出し状の翻訳あるいは面談についても通訳が同席した上で本人の意思を確認するようにしております。

○望月委員
 やはり住まいというのは、安心して暮らすための一番大事な根幹でございますから、ここに至った方々に対して何かほかのお困り事でもつなげるところがあるようでしたら、そこのあたりも引き続き力になっていただきたいとお願い申し上げまして要望とさせていただきます。

 次に移ります。
 続きまして、説明資料23ページのユニバーサルデザインの推進について伺います。
 県が発信する情報の改善の一番下の枠の中に、広聴広報課と連携してウェブアクセシビリティーを向上とありますが、こちらは令和4年度当初予算の心のUD推進事業費の項目でよろしいでしょうか。確認させてください。

○若月県民生活課長
 ホームページは、平成8年に開設されて以来、大改修を行っておりませんので、非常に見にくくなっているという話があって今回大改修します。
 その改修に当たって、私どもはユニバーサルデザインを所管しておりますので、ホームページが見やすくなるように――県庁内でプロジェクトチームを組むことになると思いますが――障害者であるとか高齢者であるとか、もちろんそうではない方々にとってもデジタル情報を見やすくなるようにユニバーサルデザイン化しておくために参画したいと思います。
 予算については、これは私どもの予算ではなくて広聴広報課の予算になります。

○望月委員
 私もホームページ上ですごく迷子になります。本当に見つけられなくていろいろな検索キーワードをかけてようやくたどり着く。私は見たいという目的があるから行くんですけれども、そうでなく県のホームページを訪れた方には非常に使いづらいですし、それは県のやっていることを紹介する上での顔ですので、本当に皆さんにこれは力を入れてほしい。重ねて見やすさやアクセシビリティー向上を、この部署からぜひ強く発信していただきたいと要望させていただきますのでお願い申し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp