委員会会議録

質問文書

平成22年７月就航地交流推進特別委員会質疑・質問

	質疑・質問者：	奥之山　隆議員
	質疑・質問日：	07/28/2010
	会派名：	自由民主党県議団

○奥之山委員
　今、3776の話が出ましたけど、社長が言っちゃったんですから、社員の人が頑張らなあかんということで、あと1500人ぐらい職員の人が行ったらどう。自分の銭を出して。それがやれたら多分静岡はよくなるんじゃないかと思いますので、それ、やってみてください。
　それから、この前、浙江省へ行きましたら、ちびまるこちゃん、アニメで物すごい有名だから、清水へ来たらちびまるこちゃんの実家も何もないと、そんなこと言ってましたが、そういうことなんかも具現化するというか、そしてどんどんお客を呼び込むとか、そういうことなんか考えたらどうかなと思います。
　それから、台湾の子供たちが日本へたくさん来ていますが、何でこんな来てるかというと、日本人は尊敬されてるわけですよ、台湾に。知事の親書を持って、台湾の航空会社にぜひ静岡空港へ乗り入れてもらいたいというようなことで、前総統のところへ行かせていただきました。そうすると２時間ぐらいお話をいただきました。その２時間、何を言ったかというと、我々がこれほど尊敬している日本が今、何をやってるかと、アメリカにつつかれ、中国につつかれて、もっと日本はしっかりしてもらいたいということを、２時間にわたって李登輝前総統が言われたということを申し上げます。
　あるいは石川県が定期航路を持ってますが、あれは台湾の神様と言われているダムをつくった八田与一さんという方を台湾の方々は物すごい尊敬して、ダムのほとりには銅像があり、そして年に１回必ず、石川県の知事なりあるいは金沢市なり、そういった方々が行って慰霊祭をやっておるということも含めて、あの現場に行きますと、日本人の八田与一が台湾の農村を救ったと、物すごく評価されてるわけです。それと同じようなのが、私どもの袋井にも、鳥居信平という方が地下ダムをつくったということで、台湾でも評価されているわけですが、いずれにしても日本が台湾を統治したときには、普通は大体収奪してしまうというか、搾取してしまうと、そういうやり方ですが、台湾は師範学校をつくり、鉄路をつくり、基盤整備をし、教育そのものから始めたということで、今日の台湾があるのは日本のおかげだということで尊敬されているわけです。ですから、日本の子供たちが行って、ほかの国へ行くと日本はだめじゃないかと言われちゃいますが、台湾へ行くと日本人は尊敬の的だということでありますから、台湾との交流をもっともっと進めてもらいたい、そういうことをお願いしたいと思います。
　それから、営業の話がありましたが、以前から私は言ってますが、昔、我々、外国へ行くときに富士山のマークのあれをトランクに張って行きましたが、あれと同じような形で、これは静岡県から来たかなと、富士の国の静岡県から来た人だなということをトランクなんかに張りつけたりしながら、その中に韓国の人には韓国語で、中国行くには中国語で、富士山静岡空港においでくださいというようなことでも書いたりして、トランク運んだりしただけでも、あるいは旅館、ホテルの人たちが、これは静岡県の人だなということがわかれば、それは外国と両方でいけば60何万人の方がそれを見させるということになるわけですから、そういうことであるとか、あるいは富士山の写真の裏に、ぜひ静岡へおいでくださいというようなもののパンフレットというか、宣伝というか、そういったものを静岡空港を使う人に、無理強いはできませんが、よければこれを配ってくださいと言って、向こうへ行って、富士山の写真の、くれるほうですから、割合やりやすいと思うんです。そういうことをやって、台湾なり韓国なり中国の人たちが静岡県はすごいなと、これくらいの小学生から80のおじいさん、おばあさんまで配ってると、すごい県だと、県民挙げて静岡空港を宣伝しているすばらしい静岡県じゃないかということになって、静岡に行ってみようということになると思うんですが、それを飛行機に乗るときに配り、これを２、３枚配ってくれんかいねと、そういうような、そうすれば63万人がみんな営業マンになる、そういうようなことを考えてみたらどうかなと思います。別に今は答え要りませんので、来年度の当初予算か何かで、ちょっと参考程度ですが、やってください。
　あと、3776はあんたら、半分は行かなければだめ。自分の身銭切って。それをやれば成功。終わり。

○赤堀委員長
　じゃあ、ここでしばらく休憩といたします。
　再開は15時00分です。お願いいたします。

（　休　憩　）

○赤堀委員長
　休憩前に引き続いて、委員会を開きます。
　質問等の継続をいたしますけれども、先ほどの答弁いいって言ってくださったけれども、もし言っておいていただけるようだったら、お願いします。

○岩城国際課長
　3776につきましては、県の職員、1500人というお話もありました。県の職員も公式訪問団への随行でありますとか、それから各種交流団、民間で行っていただく団体へ一緒に行って交流をするなり、随行するなり、そういう参加方法、それから県の職員が、委員御指摘のとおり自腹を切って行くという、その三つの方法で県職員参加しております。
　先週の金曜日、県の職員だけのツアーで、約18名、それからあさって30日出発に、これは岩瀬副知事も休暇を取られて、31名という県職とその家族の団体で行くということで、県職員のほうも休暇をとって自腹で参加をするということで、3776達成に向けて頑張っておりますので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。
　それから台湾との交流につきましては、委員御指摘のとおり、袋井市出身の鳥居信平様の地下ダム建設を縁に、袋井市、それから屏東県相互訪問を行う等の交流が続いております。それ以外に例えば昨年開港間もなく、三島信用金庫のお客様でつくられる三信同友会が台湾を訪問されるとか、それから秋には台湾の高校が来まして、県の高校と野球の試合をして交流をしたとか、あとは県のペタンクというスポーツの交流が行われているであるとか、台中市山岳委員会が静岡県を訪問して県内を歩いていただくとか、いろんな交流が進んでまいりまして、民間交流の芽が非常に出てふえておりますので、今後、これらを活用いたしまして、さらに相互交流を進めていくと。それから、富士山静岡空港との定期便就航を視野に、チャーター便のさらに多くの運航を働きかけていくと、そういうことで台湾の交流を進めていくということで考えております。
　それから、トランク、静岡空港を使うお客様に、何らかの印をつけたらいかがかという御提案であります。実はふじのくに3776友好訪中事業で、特製の3776というタグをつくって、参加者の方にはお渡しをして、できればスーツケース、あるいは手荷物につけて持っていただく、旅行をしている間はそれを持って中国国内を回っていただくというような、そういうアイデアを実施をしております。
　それから同じく、参加者の方には富士山世界遺産の関係の冊子をお配りしております。これは日本語と中国語、２カ国語で作成したものをお渡しをしておりまして、御自分の記念に、あるいは中国でお会いされた方への記念にどうぞお使いくださいということで、参加された方にも、ただ行って見てくるだけではなくて、先方との交流をしていただくというようなことでお願いをしております。
　富士山静岡空港を使われた方全員にそういうものをという、今、御提案でありましたので、また空港利用政策課等とも、また民間、富士山静岡空港利用促進協議会とも相談をいたしまして、そのようなものが可能であるかどうか、ちょっと検討させていただきたいというふうに思います。私からは以上です。

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