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委員会会議録
質問文書
令和２年６月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 宮城 也寸志 議員 |
| 質疑・質問日： | 07/06/2020 |
| 会派名： | 自民改革会議 |
○宮城委員
分割質問方式で２項目です。
まずは、危機管理くらし環境委員会説明資料11ページの環境衛生科学研究所の移転整備についてお伺いします。
７月から供用が始まりまして、さきの一般質問で我々の会派の増田議員の質問で新型コロナウイルスに対するお茶の効用を研究していくとの答弁がありました。その中に環境衛生科学研究所、県立大学、また茶業研究所がありました。この環境衛生科学研究所はどのような役目を背負っていくのかお伺いしたいと思います。そしてまだほかにこれからこうした研究が始まるよといった目玉がありましたらお願いしたいと思います。
○池ケ谷環境局長
環境衛生科学研究所の今後の取組についてお答えいたします。
環境衛生科学研究所は、環境と保健衛生の技術的な中核機関として本県の環境と県民の健康を守るために試験検査、調査研究に取り組んできておりまして、今回新しく施設が更新されることで強化された研究検査機能を生かして取組の充実を図ってまいりたいと考えています。
10番委員からお話がありましたとおり、また本会議でも答弁させていただきましたとおり、茶業研究センターや県立大学と連携して新型コロナウイルスの感染を抑える緑茶の効能の研究に着手したほか、既にこれまでも新型コロナウイルス感染症のＰＣＲ検査を迅速に行えるように進めているところであります。
また、気候変動に関しまして静岡県気候変動適応センターとしての機能も担っておりまして、市街地の温湿度分布状況のデータ収集、あるいはかんきつ類の生産、栽培状況のデータを収集して気候変動影響の将来予測も進めてまいりたいと考えております。
それ以外にも、海洋微生物を活用した新たな食品開発ですとか、説明資料にもありますファルマバレーセンターと連携した創薬探索研究も環境や県民の健康を守る以外に産業振興にもつながっていく調査研究だと思いますので、こういったものを含めてしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。
○宮城委員
県民にとっては今までだと浄化槽の話題ぐらいしか上がってこなくて、こうしたいい研究をやっていますので、ぜひとも広報をしっかりしてもらって県民の皆様に知ってもらいたいと思います。
次に説明資料15ページ、静岡県レッドデータブックの改訂についてです。
先ほど８番委員からも質問がありましたが、改訂して前回と比べて明らかになった点、またこんな種が出てきたよといった注目される種、それを保全するにはこれからどのようにやっていくのかをお伺いしたいと思います。
○松自然保護課長
レッドデータブックの改訂についてお答えいたします。
前回と変わった点につきましては、まず新しい種として動物編にはクモ、それから植物編には菌類を追加したことがあります。それから写真を充実させて、前回は書籍のみの配布でしたけれども、今回はホームページに掲載するなど情報発信を強化したところであります。
今後の希少動植物の保全対策につきましては、このレッドデータブックを活用いたしまして、例えば開発行為が行われる際にはその区域内に希少動植物が生息する場合は移植を行ったり、そもそもの開発行為の区域を変更していただくなど事業者の方に協力を求めるなどして、この希少動植物の保全、保護の対策を強化してまいりたいと思います。
○宮城委員
普及版もすごく見やすくなっておりまして、写真もすごくきれいになっていますので、ぜひとも小学生、中学生、関心のある方にはそれこそ普及させていただきたいと思います。
○四本委員長
質疑等も出尽くしたようですので、このあたりでくらし・環境部関係のうち政策管理局及び環境局関係の質疑等を終了することに御異議ありませんか。
（「異議なし」と言う者あり）
異議なしと認め、政策管理局及び環境局関係の質疑等を終わります。
ここでしばらく休憩します。
( 休 憩 )
○四本委員長
休憩前に引き続いて、委員会を再開します。
これより、くらし・環境部関係のうち県民生活局及び建築住宅局関係の質疑等に入ります。
なお、所管事務調査も併せて行います。
では、発言願います。
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