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委員会会議録

質問文書

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平成21年12月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 裕之 議員
質疑・質問日:12/15/2009
会派名:民主党・無所属クラブ


○大石(裕)委員
 質問させていただきます。
 まずちょっと細かいところで恐縮なんですが、警察官の大卒の採用のところなんですけれども、前回の委員会の資料と比べますと、北京語の方を1人採用されてるんですけれども、第1回目の採用のときに、4月受け付けして1次試験が5月で発表を9月にやられている、9月に採用されたその第1回目では1人採用されているんですけれども、この第2回目のほうは、採用予定者が前回3人で今回も3人になっていて、1人採用された方が入ったんですけれど、そのまま3人になっているというのは、まだもう1回3人必要なんだよということなのか、どうなのかということと、あともう1つは採用ができなかったと、基準に達していなかったということなんですけれども、わかればで結構ですけど基準に達していなくて、採用できないという中で業務に影響があるのかないのかそこら辺のことを聞きたいと思います。

 あともう1つは監査の件なんですが、監査の報告書も読ませていただきました。特に静岡空港に関する部分なんですが、昨年来ずっと監査で指摘をされ続けておりまして、私たちもいろいろ意見を言わしていただいてたんですが、今回もこれが最後になってほしいともちろん思っている中で、この報告書の中にも書かれておりましたけれども、空港部と建設事務所の情報共有や連携の強化に努めるよう指摘をしたが、その後にこうした事態が連続して発生したことは、重要な情報の共有や組織の連携が依然として不十分だったと言わざるを得ないというような指摘を監査のほうでされております。たびたびこういった監査をしていただいて、指摘され意見も述べていただいてはいるんですが、結果としてまたこういった状況があったということに関しまして、総括の意味を含めてですね、どういった御意見が監査の方々からあったのかというところを端的に教えていただければと思います。以上です。

○鈴木職員室長
 警察官の試験のうち語学区分について御質問いただきました。第1回目で3名、第2回目で3名合わせて6名を採用したいということで試験を実施したものでございます。委員からお話がありましたように北京語1人でポルトガル語が1人も取れないという状況になっておりますけれど、こちらにつきましてはもともとこの語学区分の警察官は、外国人の取り調べを主にやるということを想定しておるわけですけれど、取れないということも不足しているということもありますので、民間の通訳の方を活用することで対応していきたいと。
 それからこれは例年やっとるわけですけれど、警察大学校国際警察センターへ職員を派遣しましてこれは本格的な研修をしたり、あるいは警察本部の教養科で簡単な日常会話程度の語学研修も行っているという内部での養成もしておるところであります。
 この区分につきましてはなかなか取れないということが多いわけですけれども、もともと警察官という前提の上にさらに語学があるという方を募集しておりますので、語学はできても、警察官として一般的に備えなければいけない資質、強靭さであるとか、あるいはそのタフネスであるとかそういったもの、あるいはその体力等になかなか基準が達しないということもありますので、その辺も含めましてちょっと要件を、求める人材も含めまして検討をする必要があるのかなというふうに考えておるところであります。以上です。

○伏見監査室長
 それでは空港関係で繰り返し不適切な行為が繰り返される点についてでございますけれども、昨年度の行政監査、それから今回の再監査等ですけれども、対象事務は違いますけれども慎重さを欠く業務執行、それから先ほど委員が触れましたように情報共有や連携の不足、そしてさらには公表の遅延などと同様の指摘がされております。この点につきましては、先ほど委員もおっしゃいましたけれども、今回の監査結果においても、こういうことが発生するということにつきましては、依然として対応が不十分と言わざるを得ないというようなことで結果の中にも触れております。
 また今回再監査を行った理由の1つに、行政監査の結果が真摯に受けとめられていないと、改善措置が効果的に実施されていればこのような事態は発生しなかったというようなことが理由の1つになっております。これは委員の皆さんのお考えであります。さらには今回記者会見もしておりますけれども、その場で記者の方から、こういうふうに繰り返されることについてどうかという質問をされたときにも、やっぱりきちんとした反省がされていないというような発言をされております。こうした一連の記載あるいは理由、それから発言等が監査委員としての意見を反映したものということで考えております。
 事務局としましても大変残念に考えておりますけれども、監査結果の伝達におきましては直接関係室長等に来ていただきまして、事務局長のほうから強く注意をしたところでございます。また当然のことですけれども、3カ月後をめどに改善措置状況が提出されることになりますので、次年度の監査において履行状況等の確認をしていくという考えでおります。以上でございます。

○大石(裕)委員
 ありがとうございました。警察の採用のほうはよくわかりました。語学と警察官としての能力が両方必要だということですので、無理にレベルを下げて採用するというのもいかがなものかというふうにも思いますし、そこら辺はそういった方を警察内部でも育成できる、そういう作業をやられていらっしゃるのは知っているのですが、そういったところにも期待するのかなと思いました。ありがとうございました。

 そして監査のほうの件なんですが、知事が記者会見でも今回の誤伐採に関しては、限りになく故意に近い過失であるというようなことをおっしゃられているんですが、このコメントに対して監査の皆さんは同じような感覚を持っていらっしゃるのか、そこまでははっきり言えないということのなのか、知事のコメントに対する所感をちょっとお聞かせいただきたいと思います。

○良知監査委員事務局長
 監査結果と知事の記者会見等についての発言との関連でございますけれども、実は先ほどもちょっと話が出ました記者会見の折にも、報道機関からも今委員の発言のような趣旨のことがありました。これに対しまして、委員も私ども事務局も当然そういう覚悟で仕事をしているわけですけれども、故意とか過失、こういうものにつきましては、処分をするに当たって、あるいはさらに司法当局等がその個人の責任を問う場合に着目する概念でありまして、私ども監査業務では対象機関の事務執行が適切に行われていたかどうか、もし不適切であればそれを今後に向かって直していただくという趣旨でやっておりますので、個人の責任というようなことの故意、過失という概念を主眼においてはいないということで代表監査委員も答えをいたしましたし、我々事務局もそういう心構えで仕事をしているところであります。以上です。

○大石(裕)委員
 はい、わかりました。ありがとうございます。
 本当に監査の皆さんも御苦労されていろいろやってくださっておるということはよくわかっておりますので、今後もそういった意味で適正な監査をしていただきたいということをひとこと申し上げまして質問を終わります。

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