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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成23年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:三ッ谷 金秋 議員
質疑・質問日:10/31/2011
会派名:民主党・ふじのくに県議団


○三ッ谷委員
 2点ほど伺います。一番初めは、先ほど来各委員からも出てきましたけど、この特別委員会のあり方について。この機会じゃないと聞かれませんから、あとは代表者の会議もしくは議会運営等改善検討委員会でやるしかないものですからお聞きしますが、例えば特別委員会の中でも決算特別委員会、説明書173ページではたった2行ですよね。12日間開催されて承認しましたよと。先ほども2番委員からも話がありましたけど、この人数で12日間ということになってくると、例えば仮にこの委員みんなが発言したとしますよ。去年は本当に終わったんですか、無理やり終わらせたんですか。ことしは特に名物委員長でありますから、「もうこれも出尽くしちゃったよね」って言ったら、ほかの皆さんはみんな遠慮して「まあそうですね」ってお答えがあって、しゃんしゃんで進んでいますよ。今回のこの特別委員会を起こすに当たってね、昨年度出たいろんな意見の中から、事務局としても何かアイデアをまとめたのかどうかということを聞きたいなと思ったからお話をさせてもらいました。
 正直言って質問の順番が回ってきませんよ、このままでは。一年生議員の皆さんも、あるいは各会派の代表から来ている皆さんも、なかなか自由闊達に二の矢、三の矢をつぎたくても時間的な制約があってできないのが今の特別委員会、特に決算特別委員会のあり方です。常任委員会は結構遅くまでやるじゃないですか。やる人は2時間やりますよ。ここでそれを2人の人がやったら、1日終わっちゃいますよ。そういうことを考えると、昨年度の決算特別委員会のあり方を含めて、今回代表者会議もしくは議会運営等改善検討委員会等に事務局として何かアイデアを出したんですかということを改めてお伺いをします。

 それと、説明書の174ページ、海外事情調査団の派遣について伺います。
 たまたまこれも2行、大変ありがたい簡単な表現で書いてもらいました。特に、ここには調査団の団長がいて、同行した委員が3人います。すなわち4人、昨年度の海外事情調査団に派遣されたメンバーがいます。いよいよ11月5日から本年度の海外事情調査団が派遣されるとも聞いています。私は去年行かせてもらって、きょうこの議会事務局の審査の中の1つの話としてこれを聞いているわけですけども、海外事情調査のあり方については議長も苦労したし、あるいは各派代表者会議の中でも議論をしてきました。私もさせてもらいましたからよく承知をしています。最終的には、我々議員一人一人が責任を持つ話であって、議会事務局が海外事情調査についてあれはだめだ、それはだめだってとめること自体がまずおかしくはありませんか、という気がしています。
 この話は政務調査費についてもそうですよ。本来予算を可決して、各派の代表あるいは各派が責任を持つ話で、皆さんが責任を持つ話じゃありません。それがいつの間にか、何か皆さんがスーパー堤防の役目を果たして、さっきのように4000万円の不用残が出たっていう話が出てくるんじゃないんですか。同じだと思うんです。
特に海外事情調査においては、なかなか行けないところに行かせていただく、それも県民の代表として。本当に栄誉なことですよ。しかしその場所に行っても、自由にその隣にも行けないというようにブレーキかけたんじゃ、我々がこの事業で秀でているところを見たい、あるいはすばらしい事業を見たいというときに、やっぱり見れないじゃありませんか。これは海外事情調査だけではなくて、中国のもそう。いろんな国との交流事業の中でも、私は事務局としてちょっとヘッドを使って、もう少し議会も勉強ができるような、そういうシステムづくりあるいは時間をいただきたい。あるいは少し垣根を外していいところがあればやっぱり垣根を外すべきだろうと。それが本来ここの調査の最終目的だろうと思うんですが、この点につきまして、どんな御意見をお持ちなのか。以上2点お伺いします。

○大野議事課長
 まず、1点目の決算特別委員会のあり方についての議論ですけれども、昨年度の決算特別委員会は12日間開催をされております。終了時間がおおむね午後4時半ということで、毎回、毎日毎日しっかりした審査がなされていたんじゃないかなと思っております。
 それと、前期4年間ですけれども、審査日数がだんだんとふえています。実は平成20年度は10日間で審査をしておりました。21年度は11日、22年度が12日ということで、だんだんと審査日数もふえておりまして、そしてことしは昨年と同様の12日間という形になっております。毎回期が変わりますと、その期の決算特別委員会の審査方法について代表者会議で御議論をいただいて決めておりますが、今年度もやはり代表者会議のほうに、過去はこういうふうになっているということで御提案を申し上げて、変えるべきところがあれば変えるという御提案を申し上げましたが、ことしの代表者会議では前期と同様のやり方でいいだろうという御判断をいただきましたので、ことしも同じような取り扱いをしているということでございます。以上です。

○小関次長兼総務課長
 海外事情調査団のあり方でございます。これも、私どもとすると、前はもうちょっと弾力的であったかもしれませんけど、やはり昨今県民からの厳しい御指摘を踏まえまして、代表者会議の中で100万円かつ10日間、まずおおむねそういうルールで行きましょうと、そういうふうな大枠が――三ッ谷委員は御承知のことと思いますけど――設けられまして、その中で半分ぐらいの方に選考委員会に出ていただいて、希望をとります。それを旅行業者にコンペ方式でかけて、今年度ですと5社から応募がありましたけど、その中からどれが一番いいであろうか決めると。さらに皆様方の要望を受け入れて、例えばことしですとテーマが原子力と新エネルギーとなっていますけども、そこへ観光部門などいろんな部門も入れたりして、皆様方のニーズに合うような行程表を組んでいると、私ども事務局としてはそのように理解しております。ですから、選考委員会とコンペ方式をやる中で、基本的には選考委員会でかなりたたいて決めております。
 また、政務調査費につきましては、これは平成20年度に1円以上はすべて公開という中で、こうした特別委員会を組んでいただきまして、指針を作成していただきました。事務局としては、ずっとそれが生きているものですから、そういうものの継続性ということで。三ッ谷議員も先ほどおっしゃいましたように、議員の方々のそれぞれの説明責任ということですので、我々は基本的には指針ではこうですよ、他県ではこうですよということを申し上げているだけで、担当の課長としては、我々がだめだとか認めないだとかそういうことを言ったということはないという認識であります。以上です。

○三ッ谷委員
 まず、決算特別委員会についてです。我々が使った金、あるいは当局が使ったお金を県民にオープンにすると。先ほどの監査委員事務局の説明の中では、公正で透明性のある監査に取り組みたいって述べていましたよね。そういうことであれば、一番議論をする議員に発言の機会が少ないっていうのがはどうかと。こういう話をすると、それは皆さん代表者会議で決めることですからしようがないですよっていう答弁が返ってくるでしょう。そうじゃなくて、この決算特別委員会で出た話を議会事務局がしなきゃだめですよ。そういうことはしないのに、余分なことだけ結構するじゃないですか、皆さんから。これは要望じゃなくて、次の代表者会議で、こういう意見が決算特別委員会の中で出たと事務局側からお願いしますよ。

 それから、海外事情調査、それは確かにそうですよ。遠藤団長のもとで私はラトビア、スイス、ドイツへ行き、1番委員、3番委員も同席をいたしました。大変すばらしいコースを考えていただいたんですが、ドイツがよかった悪かったとか、スイスがよかった悪かったっていう話じゃないんですよ。やっぱり、もう少し現場に行った皆さんが少しでも行きたいところに行けるようにと。本来の大枠以外は動いちゃいけないよっていうことが、ブレーキだと僕は言っているんです。本来の研修は当然やりますよ。しかしここちょっと寄ってみたいねっていうときに、何でバスをとめないんですか。とめられないんですか。それでは幾ら業者を選定しようが、我々が目的を決めてアイデアをいただいて決めようが、意味がないじゃないですか。
 答弁ではしっかり皆さんの意見を聞いて、業者にもいろんなものを出してもらって、それで予算も出していただきながら。入札で決めてますよって多分言うと思うんですよ。でも私はそれはよく理解してますから。そうじゃなくて、本年度からそこに少し余力を持たせるようなものにできたらなっていう気持ちがあったから、あえて決算特別委員会にこの項目が出たから聞きました。ぜひ新しい任期で初めての一団が行きます。これからも行くでしょうから、昨年度の決算の中に載った海外事情調査団の派遣事業をこれからもしてもらうために、特に要望をしておきます。おわり。

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静岡県議会事務局議事課

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