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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成29年2月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 利幸 議員
質疑・質問日:03/07/2017
会派名:自民改革会議


○鈴木(利)委員
 分割質問方式で2点ほど質問させていただきます。
 お茶について質問させていただきます。
 きょう7日から10日は、幕張メッセで静岡茶いろどり見本市がございますが、来年度の商談会はどのようになっているのかお答え願います。

○望月お茶振興課長
 静岡茶いろどり見本市につきましては、平成27年度から始まりまして今年度までやってまいりました。来年度もやる予定でございますが、ちょっと規模を縮小しまして重点的に首都圏や仙台市ですとか、今まで評判のよかったところに集中してやりたいと思います。コンサルティングのコーナーも設けまして、参加した皆さんのケアもやる予定でおります。

○鈴木(利)委員
 ありがとうございます。
 行政がやる仕事で商談会は非常にいいことで、これはもう県のやる仕事でございます。
 そして、生産者がやる仕事がございまして、きょう茶産地の構造改革支援というのが出ておりました。私は中山間地の施策が確かにこの方向でいけばいいと思うんですが、やってくれる人がいるかどうかが一番大事なことです。構造改革は頭の中を変えろという構造改革かなと思っておりますが、この施策で生産者はどのように対応してくるのか、ちょっと予想だけお聞かせ願いたいなと思います。

○望月お茶振興課長
 2月の予算の発表以降、現場からの問い合わせもございまして、注目されているのかなと思われます。頭の構造を変えるという御発言がございましたけれども、今まで一番茶主体の収益構造でやってまいりましたがそれではちょっと立ち行かないところもございます。その頭を切りかえていただくことの背中を押す事業でもございますので、そういうことで農業者の皆さんに働きかけをしていきたいと思います。
 バブルのころのいい時代を知った六十代、七十代の皆さんはなかなか頭の切りかえが難しいかと思いますが、若い皆様の間でこのような動きをされていることも聞いておりますので、若い方中心に地域を動かしてもらえるように支援してまいりたいと思っております。

○鈴木(利)委員
 ありがとうございます。
 基盤整備はやはり行政の仕事でございます。ミカンの人たちの山を削って土地改良でやる事業がお茶にもあってもいいのかなといつも思うんですが、なかなかそれにはやる人の年齢とかその地域の実情がございますので、それは一生懸命頑張っていただきたいなと、生産者とともにやっていただきたいなと思っております。

 次に、畜産の質問をさせていただきます。
 私、ここの席で篠原経済産業部長に食肉センターをやるかやらないかと言ったら、やりますと言ったのにまことに残念ながら3年間の畜産協議会をつくりながらできない。一番悪いのは生産者団体だと私は思っておりますが、この協議会の最後の会議が11日にあります。これからの方向につきまして、県としてはどのように考えているのかお伺いします。

○松永畜産振興課長
 食肉センターの再編整備の今後の方向でございます。
 5番委員御指摘のとおり、今年度の前半におきましてJAグループを主体として施設整備、あるいは経営計画を作成していただいたんですが、初期投資につきましては約120億円、経営計画では10年間で60億円以上の赤字で、これは実現可能性が低いであろうとJAグループとして断念している状態でございます。
 ただ他方、例えば昨年6月に竣工しました大分県の食肉センターにつきましては、55億円の初期投資で整備をされております。また農林水産省の調査におきましても本県が想定している規模の食肉センターの中で、枝肉ではなく部分肉まで加工して販売する経営の食肉センターの14社中12社が黒字経営という結果が出ております。
 こういったことを踏まえまして、平成29年度につきましては大分県の整備費圧縮事例等を研究して、本県の整備費もできるだけ圧縮していきたいと考えております。
 また、経営改善につきましては販売力の強化が課題だと認識しておりますので、民間事業者の販売力のノウハウも何らかの形で取り入れ、経営改善の計画を策定して食肉センターの再編整備を進めて参りたいと考えております。

○鈴木(利)委員
 ありがとうございます。
 食肉センターは必要なものでございますので、事業主体がJAでございますが、もう少しハッパをかけながらやっていただくようなお話し合いもしていただきたいと思っております。
 120億円かかると今はできない、という断り方をしていただきたいと私は叱っておきましたが、しっかりとまたお話し合いしながら進めていってください。

 その中で、けさテレビを見ておりましたら静岡牛ブランドが出ておりましたが、今までのブランド牛との関連性とか、どのような話し合いができているのかお答え願います。

○松永畜産振興課長
 県産牛肉統一ブランドしずおか和牛と既存の地域ブランドとのすみ分けということで御回答をいたします。
 昨日、お披露目が終わりましたしずおか和牛につきましては、県内の和牛が9ブランドございます。そのうちJA系が7ブランド、個人が2ブランドでございます。うちJA系の7つのブランドがこのしずおか和牛の協議会に参画をしております。
 県内の販売につきましては、各農協が20年以上もかけてブランドをつくってまいりました。そして各地域で愛されているブランドでもございます。それをこの段階で一気につぶして、しずおか和牛という名前にすることにはなっておりません。県内で販売する場合はしずおか和牛、あるいは地域の既存のブランド名の選択制で、どちらかを選ぶ形で運用することで申し合わせを行っております。
 ただ一方、県外に流れる県産牛肉につきましては、私どもの調査推計ではほとんどが無名ブランドでございます。ということで県外に販売していく場合につきましては、静岡県一丸となりまして、しずおか和牛という名前で販売促進をかけてまいりたいと考えております。

○鈴木(利)委員
 ありがとうございます。
 県内のブランドは9ありますが、うまく整合性をとってやっていただきたいと思っております。
 最後になりますが、篠原経済産業部長の間に食肉センターをつくりたかったと思います。ありがとうございました。

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