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委員会会議録

質問文書

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令和3年決算特別委員会危機管理くらし環境分科会 質疑・質問
質疑・質問者:西原 明美 議員
質疑・質問日:11/08/2021
会派名:自民改革会議


○西原委員
 分割質問方式で質問させていただきます。
 令和2年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書17ページの防災を担う人材の育成で、防災に関する知事認証制度の研修について伺いたいと思います。
 まず、今年初めてコロナ禍でふじのくに防災士養成講座をオンラインで開設したと思いますが、修了者数が定員よりかなり少なく感じます。オンライン実施によるメリットと課題がありましたら伺っておきたいと思います。

○吉永危機情報課長
 まず、メリットです。
 オンラインは自宅にいながら講義が聞けますので、従来の会場に来て講義を受けることに比べれば身軽に講義を聞ける効果があるものと考えています。
 令和2年度の修了者が少ない点については、コロナ禍になり不要不急の外出は控える状況でしたので申込みが例年に比べて非常に少ない状況が続いていた中で、さらにもともと対面方式で募集をかけていたところ蔓延防止措置への対策として対面方式から急遽オンライン方式に切り替えた状況があります。先ほど申し上げたように出足が悪かったわけですけれども、既に申込み頂いた方にコロナ禍で人が会場に密になることを避けたいのでオンライン形式に切り替えさせてもらいますと御案内したところ、今はどこも普通になっていますけれども、当時はまだ各家庭や組織であまりオンライン形式の体制ができておらずオンラインだと対応できない、対面式でもともと授業を受けたかったなどが主な理由でキャンセルの電話があったと聞いております。
 実は昨年度そういった状況で現場といいますか、社会もふじのくに防災士を志す方々も混乱していたわけですけれども、今年度は180人のお申込みを頂き申込者数が戻ってまいりました。今の課題としては先ほど申しましたようにオンラインが普及しより身軽に受講することができますので、わざわざ会場に出向くことなく受講できますとしっかり広報し、より多くの方に受講していただくよう進めていかなければならないと認識したところです。

○西原委員
 であれば、令和3年度等の受講修了者数とか期待していきたいと思っております。

 同じ知事認証の中で、ふじのくに地域防災指導員能力向上研修、ふじのくに災害ボランティアコーディネーター養成講座及びふじのくにジュニア防災士養成講座の開催時期が随時と書いてありますけれども、今回は決算審査であって本来何会場で何回、何市町で何回とか書かないとと思います。予算計上する際には随時で結構ですけれども、決算のときには随時という表現はふさわしくないと思いますけれども、その点はどうお考えですか。

○吉永危機情報課長
 確かに審査に当たって開催状況がこれでは不明瞭でした。ただこの書きぶりで開催する回次といいましょうか、例えば分かりやすく言いますと、5のふじのくにジュニア防災士養成講座については88校が昨年受講しておりますけれども、ほかの講座もそうですが、各校の開催日がばらばらでいつ開催したかを一覧にして書きにくい事情があり、申込みに応じて随時開催した経緯があります。全ての回次を書き込もうとするとかなりのスペースが必要になりますので、書き方については考えてまいります。

○西原委員
 私が言っているのは日にちを全部書けと言っているのではなくて、各地域局で幾つの地域局が何回やったのかは書けると思うんですね、1行で。各市町随時というのも、何市町において何回やったかくらいは書けると思うんですね。そういう意味でこの決算審査で随時という書き方は当てはまらないのではないですかということです。数字はきっちりと把握していらっしゃると思いますので、こういった書き方は今後は避けていただきたいと思います。

 次の項目に行きます。
 説明資料25ページ、ウ災害予防、応急対策については、先ほど5番委員から予防に関して予算が充足しているのかどうかと、8番委員からは生じるおそれがこれまであったのかどうなのかと、7番委員からはいろんなことに対する書きぶりについてとそれぞれお話が出ました。実際予防というのは何もないときはあまり期待もされなければ地味な作業かと思いますけれども、今年7月3日の熱海市の土砂災害を受けて予防がどれだけ大切か、予防においてどれだけ災害の発生が抑制できるのかに皆さんの注目が非常に集まっていると思います。ウ災害予防、応急対策(ア)地震への対応及び(イ)風水害への対応の項目では予防や対策に関して記載していないのですが、どうしてこういう書きぶりになっているのか伺っておきたいと思います。

○太田危機対策課長
 事前配備について先ほども5番委員から御質問頂きました。計58回の事前配備を実施とこ記載しました。内訳は、気象警報が発令されたことによるものが56回、県内で震度4の地震が観測されたことによる事前配備が2回です。事前配備の目的は、災害情報を収集することもそうですけれども、雨の降り方や河川の水位の情報を市町に伝えるとともに、避難所の開設について助言するなど逃げ遅れ等が発生しないよう被害の発生を未然に予防する側面もありますので、こちらの欄に記載しています。
 また、事業としては(ウ)コロナウイルス感染症拡大防止協力金等と掲載しております。応急対策とともに感染を予防するものであるので、災害予防に記載させていただきました。

○西原委員
 タイトルの災害予防・応急対策に関してどんなことをしてきたのかという実績をお伺いしたいということです。先ほどの13回の危機管理情報を流しましたといったことをここに書いていただければいいんですけれども、実際書いてあることが地震による被害は発生しなかったとか結局タイトルと中身が合っていない。実際は災害予防、または応急対策についてどうであったかを書くべきところだと思います。審査をするに当たって、対応を聞いて確認していきたいのに結果に対しての対応しか書いていないので、決算に対しての報告としてはいかがなものかと思います。その辺はもう少しきっちりと表題に合った内容を書いていただきたいと指摘させていただきます。以上です。

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