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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成19年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:石橋 康弘 議員
質疑・質問日:11/02/2007
会派名:自由民主党県議団


○石橋委員
 それでは、目的指向型のNPMの本家本元である企画部にお伺いしたいと思いますが、説明書18ページ、2の(1)ア企画調査事務費4073万円余の中で、戦略的政策展開システムについて、生産性の向上、県民暮らし満足度日本一の具体化、戦略的プロジェクトの展開・提案の3つのテーマに基づき実施したものと記載されておりますが、まず第1に、具体的にどのような検討がなされたのかお伺いします。

 それと、2番目といたしまして、その取り組みによりどのような成果が得られたのかという意見を伺いたいと思います。

 次に35ページ、伊豆地域を中心とした海上交通ルートの検討とございますが、三重県の各地と中部国際空港を結ぶ海上航路等の検討をしたということでありますけれども、その三重県のルート、駿河湾のその検討したルート、これからの可能性、そういったものがもしわかりましたら、お答えいただきたいと思います。以上。

○伊熊総括企画監(企画調整担当)
 ただいま御質問いただきました戦略的政策展開の関係でございます。
 まず、具体的な検討の状況でございますが、昨年の8月から9月にかけまして、知事方針の検討並びに決定をいたしまして方針書を発表いたしました。
 10月には、知事、副知事、関係部長が入りました政策協議を行いまして、この内容を検討したところでございます。

 なお、具体的にどのような成果が得られたかという点でございますが、戦略の展開の検討の中で、県民暮らし満足度日本一に向けた平成19年度当初予算にも反映させたということでございます。
 具体的には、生産性の向上ということに対する1つの例でございますが、地方税一元化に向けた具体的な取り組みということで、地方税一元化の推進事業を新しい事業として立ち上げたところでございます。
 また、2番目の県民暮らし満足度日本一の具現化ということでございます。具体的な例といたしましては、1つは住宅の耐震化啓発事業の中で、簡易版の「木造倒壊ぶるる」という筋交いがあるのとそうでないのとで揺すったときに、どの程度もつかどうかというものをモデルとしてお示しできるような事業を立ち上げて、県民の皆様に御披露できるようなものをつくったということでございます。
 もう1点、地域の教育力の向上ということで、地域における通学合宿推進事業、また、放課後子ども教室推進事業という、そういった新しい事業も立ち上げたところでございます。
 さらには、戦略プロジェクトの展開・提案でございますが、例といたしましては、県の光ファイバー整備構想をつくりまして、その整備計画の立ち上げということで平成19年度に向けて事業費を一応盛り込んだところでございます。さらに、建設部におけます土木施設の長寿命化の推進事業ということで、これに対しても新しい事業として推進事業費を立ち上げたということで、19年度の予算に反映させたということでございます。以上でございます。

○坂本企画監(交通政策担当)
 海上交通ルートの検討について、お答えいたします。
 まず、三重県の主に四日市あるいは伊勢、鳥羽からセントレアへの海上交通について、一体どういう形でアクセスをしているかという部分で、内容の検討分析を行いました。
 結果的には、多くのルートが張られておりますが、いずれもなかなか採算性が厳しいということで、状況的には海上ルートはちょっと苦戦しているという結論はございました。
 駿河湾につきましては、現在、清水−土肥というルートがございますけども、その他のルートにつきましても、各種の検討を行いました。やはり、採算性の部分がかなり厳しいと。それともう1点、駿河湾につきましては、非常に波が高いということで、欠航率等もかなり問題になるだろうということで、また、ここら辺につきまして、今後の状況等を見ながら、引き続き検討していくということで考えております。

○石橋委員
 ありがとうございました。
 まず、1番目の質問についてですが、まず光ファイバー、1番おくれておりますので、これをひとつこれからがっちりと力を入れていただきたいと思います。

 それから、2番目の海上ルートですね、駿河湾の。可能性があるのかないのかというと、どちらかというとないというような受けとめ方をしたわけですが、それでいいのかどうなのかと。今は非常に波があっても走る船がたくさんありますので、そういったことから考えてどうなのか、可能性が薄いのかどうなのか、もう1回、その点だけ。

○坂本企画監(交通政策担当)
 今、私のお答えについて、全然可能性がないというふうにお受けとめのようでございます。どうしても新しいルートを引くときには、やっぱり採算性がポイントになろうかと思います。そういう意味でそこにどれだけ旅客需要が発生していくかと。これ静岡空港等が開設された暁に、どういうネットを張っていくかという部分とも絡んでまいります。そういう意味でちょっと現状ではという部分もありますが、今後大きく変わっていく可能性もありますので、そこについては常時検討はしていきたいと考えております。

○石橋委員
 伊豆半島の命運を握っておりますから、ぜひ、可能性がないなんて言わないように、しっかりこれからも力を入れていただきたいと思います。以上。

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