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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年決算特別委員会建設分科会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 哲司 議員
質疑・質問日:11/04/2020
会派名:ふじのくに県民クラブ


○大石(哲)委員
 よろしくお願いします。
 令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書の9ページ、新幹線新駅の関係で予算が498万3000円で決算が増額で委託料により行ったとのことですが、どのような内容なのか教えていただけますか。

○梨建設政策課長
 昨年度実施した新幹線新駅に関する調査についてお答えします。
 まず、内容としては新駅の設置がもたらす効果について取りまとめを行い、増額はいたしておりませんで、変更により履行期限を延長しております。

○大石(哲)委員
 新駅の設置がもたらす効果としてはどのようなのが上がったんですか。

○梨建設政策課長
 新駅がもたらす効果は大きく分けて2点です。
 1点目は、富士山静岡空港へのアクセス向上などの空港そのものにもたらされる効果、2点目は企業や商業施設の立地など周辺地域にもたらされる効果の2つと考えております。
 空港にもたらされる効果といたしましては、県内各地から富士山静岡空港までの移動に関する時間の短縮効果を把握したほか、近接する県外空港とのアクセス時間の比較なども行いました。
 周辺地域にもたらされる効果に関しましては、他の新幹線新駅が設置された事例を参考にいたしまして、企業や商業施設などの立地や交通網の整備などを期待される効果としてまとめています。

○大石(哲)委員
 11ページに予算を使ってパンフレットを作成とありますが、物があるわけですか。この4月以降私たちは受け取っていないんですけれど、地元でもいろんな場面でパンフレットを使って新駅の効果を説明できるようになったとのことでどのぐらい作られているんですか。

○梨建設政策課長
 パンフレットの取扱いについてお答えします。
 昨年度の業務で作成したのは、一般的な紙で印刷したパンフレットではなく電子データ形式のパンフレット原稿でございます。紙のパンフレットとしなかったのは、使い道が今の段階では周辺地域の方々や関係者などとの対話に限定されております。紙のベースで一定量を印刷、保管するのではなくて活用する折々で適宜追記や情報の追加、喫緊のデータを用いるなどの加工を施したほうが分かりやすく有意義な対話につながると考えたからです。

○大石(哲)委員
 先日、友人と空港の下に駅を設置する構想があるという話をしたら、知らなかった。もう何年来この構想で動いてくれていますよね。
もう少し何かPRしてもいいと思うんだけど、それは可能性が乏しいから説明が出てこないのですか。

○梨建設政策課長
 これまでの検討成果を用いまして地元の牧之原市、島田市の方々と意見交換を行っている中でも、話題として出てまいりますのはどうしてもリニアとの関係性になります。県としては従前からリニアの問題となっている部分と新駅の設置は別物だと県としては申し上げているところですが、過分な御心配をおかけしないように慎重に取り扱ってまいりたいと考えております。

○大石(哲)委員
 分かりました。ありがとうございます。上手に使ってください。

 では、その次にいきます。
 説明資料55ページのサイクルスポーツの聖地の実現に向けての57ページ、環境整備のために矢羽根型を路面標示を整備しているとありますが、ほぼ済んでいるのかな。計画から95.5%で要した費用はどこで見ればいいんですか。

○吉川道路整備課長
 すみません、確認してお答えします。

○大石(哲)委員
 太平洋岸自転車道は千葉県の銚子から和歌山までで、昭和50年代からある構想なんですよね。あまり進んでないと思うんです。
ナショナルサイクルルートと矢羽根の関係ですけど、矢羽根を引いたらナショナルサイクルルートに指定される可能性があるのですか。

○羽田道路企画課長
 矢羽根型路面標示による太平洋岸自転車道のナショナルサイクルルートの指定に向けた取組についてお答えいたします。
 太平洋岸自転車道は、9番委員がおっしゃるように千葉から和歌山の広きにわたって構想している路線であります。県内につきましても多々ルートがあり、浜名湖、御前崎等々自転車道を形成しているところもあれば、既存の道路の路端を活用してルート設定しているところもあります。車道混在のところでルートを設定している場所におきましては、通行位置を明示するものとして矢羽根型路面標示を導入しています。

○大石(哲)委員
 ナショナルサイクルルートの指定条件で、誰もが安全、快適に走行できる環境は矢羽根を書くことでできたという認識ですか。

○羽田道路企画課長
 矢羽根型路面標示の安全面についての御質問だと思います。
 9番委員がおっしゃるように、自転車道の走行空間には自転車道もしくは自転車の通行帯、また車道混在の3形態ございます。車道の左端を走ることに関して矢羽根型路面標示をすることにより自転車利用者に走行位置をしっかりと明示する、並びに自動車利用者に対して自転車の走行位置だと明示することによって、交通安全に寄与するものだと考えております。

○大石(哲)委員
 太平洋岸自転車道なら独立した自転車道で迷わずに行けるけど、矢羽根の場合は交差点でどう行くか分からない。
ナショナルサイクルルートのもう1つの指定である誰もが迷わず安心して走行できる環境についても満足しているとの認識ですか。

○羽田道路企画課長
 利用者にとって迷わない取組ですが、自転車利用者のルート表示については交差点や分岐路に矢羽根だけではなく案内標識、案内サイン等々を施しております。併せてナショナルサイクルルートの指定に向けて同様に整備しているところです。

○大石(哲)委員
 ありがとうございました。
コロナの影響もあって、相当スピードを出して走る自転車が増えたのでよろしくお願いしたいと思います。

○吉川道路整備課長
 矢羽根の費用ですが、説明資料60ページの表にある社会資本整備総合交付金の交通安全施設整備費の一部になりまして、令和元年度に矢羽根として使った費用は1億4000万円ほどになります。

○大石(哲)委員
 路面表示だけで1億円を超すお金をかけていただいたとのことで、安全に寄与すればうれしいなと思います。

 最後の質問です。
 先ほど2番委員もおっしゃられていますが、政令市の県会議員はやることが少なくて、それこそ私は地元で県立浜松東高校の50周年イベントに呼ばれたのと、浜松市東区は崖がないからあとは川しかないんですね。
 安間川の中流域に遊水地ができて、多少の微調整があるようですがほぼ工事は終わっています。ただ昨年度どのような工事をやられたか工事明細表を見ても細かくて分からない。事項としても出てこないんですけれども、どこを見ればどれだけのお金が入ってるのか分かりますか。

○吉澤河川海岸整備課長
 安間川につきまして、令和元年度の事業についてお答えをいたします。
 説明資料91ページ以降が河川海岸の資料になりますが、前段で国庫補助事業あるいは社会資本整備事業と国の事業が書いてありまして、93ページ以降が県の単独事業という流れになっています。
 安間川ですが、国の事業と県単独事業のいずれも整備は進めていまして、ただ遊水地については平成30年度5月に一応完成になっていますので、抜本的な事業については国庫補助事業あるいは社会資本整備事業には載っていません。遊水地が終わりましたので、今は本川のJR新幹線の上流部分の河道拡幅の整備を進めています。
 一方で、遊水地につきましても平成30年から一応供用開始しています。令和元年度も4回ほど洪水を引き入れて一定の効果を出している状況にあります。
 その中で、93ページの河川改良費の中に遊水地の越流堤、水を引き込む区間の遊水地側で流れ込む水の勢いで少しその堤防が欠けないようした護床工が含まれており、約2000万円ほど計上しています。
 それに加えまして、こちらも県の単独事業ですが河川海岸環境整備事業で、遊水地ができた後の上部利用を考え浜松市との共同事業で環境整備を進めています。令和元年におきましても周囲堤を遊歩道に整備するため堤防の舗装の一部を2000万円で進めている状況です。

○大石(哲)委員
 堤防の舗装をしてくれた。また確認します。
 地元の方から結構クレームが多くて、ここは4回ほど水が入ったんだけど、水を出せと言うのね。麻機の遊水地と違ってきれいになくせと。でないとボウフラが湧くと。ここも構想から数十年たっており、最初は上部利用できれいな絵があったんですよ。晴れているときは野球場に使えます。雨が降ったら、そこまで水が入るかもしれないという構想ですけれど、それこそ今言われているのは、入った水をくみ出すポンプが大き過ぎて窯場とのバランスが悪く必ず残ると。そしたら今度は改めて小さいポンプを設置したりと後追いなんですね。平成30年度から供用開始でほぼ終わったように言っていますけど終わっていない。昨年度も4000万円ぐらい使っていただいたとのことですけれど、これまでの用地費から見れば相当な額を投資していますので、地元に対して喜ばれる施設にしていっていただきたいと思います。

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