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委員会会議録

質問文書

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平成22年2月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大橋 正己 議員
質疑・質問日:03/11/2010
会派名:自民改革会議


○大橋委員
 久しぶりにやらせてもらいますけど、まずは、産業部長から説明ございました平成22年度の経済産業部の組織図あります。これね、今まで産業部で観光局と産業部があります。何で、文化・観光部が組織図にないのですか。全然わからへんしね。この辺どう考えているのかまず聞きたい。

 それから次に、皆さんからいろいろ出ましたけども、32ページ、耕作放棄地の解消でございますけど、平成21年度に123ヘクタール、平成22年度に500ヘクタール、平成23から平成25年度までに1,450ヘクタール、トータル2,000ヘクタールということでされていますけど――平成21年度はいいんだけども――平成22年から平成25年まで本当にできるかいなというふうに思います。ましてや、お金のほうも。平成22年度の当初予算は8570万円でした。平成25年度までに、完全にこれが解消できるのかどうか。その辺を教えていただきたい。

 それから次に27ページ、離職者に対する就職支援対策ですね。
ここに、県立農林大学校と連携し、農業分野の職業訓練を新たに実施するというふうに書かれていますけども、農林大学校とどんなふうに連携して、職業訓練をやるのかその辺を伺いたいと思います。

 次に、3ページですか、損失補償。
静岡県信用保証協会に対する損失補償が5億1000万円、平成22年から平成23年ということでございます。特に最近いろいろと案を練っていただいて、額のほうも大きくしているんですけども、私が言いたいのは、中小企業、特に零細企業に対して――信用保証協会が悪いというわけじゃないけど――特に銀行サイドで中小零細企業に対して、保証協会が通れば出すよというのが多いんですよ。場合によれば、もう担保もない、何もないということで倒産に追いやられちゃうというところもあるんです。そういうことで、その辺どの程度お考えか伺います。

 それから、先ほどどなたかから質問があって、日向水産業局長が答えておりましたけども、キンメダイの話を聞きました。確かに伊豆はキンメダイ。僕も下田市へ行ってキンメダイの煮付を食べて一杯飲むのを楽しみにしているんですけども、それ以外に魚についてどんなふうに考えているか。

それと言いたいのは、最近ともかく上を向いてみんな富士山ばっかり言っています。世界遺産であるとか、富士山の日とか。そして、これにも書かれているけど、ふじのくに地産地消の日を毎月23日としている。何で23ばっかり出てくるのか。確かに富士山はいいんだけども、少し下を向いて海のほうも考えていかないと魚のことも考えないとあかん。そうでないと――観光局長にも聞きたいんだけども――そういう面において、水産ということをどう考えているか、水産業局長に伺いたいと思います。

○堀川産業部長
 提出しました産業委員会の提出案件の概要と報告書に平成22年度の経済産業部の組織図しか載せてありません。大変失礼しました。早速というわけではありませんが、文化・観光部についても組織図を入手しまして、委員会のほうに委員長と相談して配付させていただきたいと思います。

○大谷農業振興室長
 耕作放棄地が平成22年度以降、平成25年度までに本当に2,000ヘクタールを解消できるかという御質問でございます。
昨年の9月補正からこういう事業を始めているんですけども、私どもも50ヘクタールという解消目標というものは非常に高くて、できるかどうかと大変不安に思っておりました。市町におきましても、県がやることだというような意識もその当時はございましたが、秋ぐらいから皆さんの御協力をいただけまして、各市町の協議会につきましても、現在31で、本当に残りわずかというところまでなっております。市町とか、農業委員会、JAにつきましても、いろいろ御協力をいただけるという話もございますので、この事業をさらに引き続き実施をしてまいりまして、耕作放棄地の解消に努めてまいります。それとともに、さらに農業者みずからがこの事業を使わないで自主的に解消するという取り組みも数多くみられますことから、解消しようという意欲が非常に高まっていると考えておりますので、こういう解消をしようという意欲を大事にしていくことによって、2,000ヘクタールというのは達成できるものと考えております。

○廣岡職業能力開発室長
 離転職者訓練のうちの農林大学校を活用した農業関係の職業訓練についてお答えいたします。
 先ほどほかの委員の質問でお答えしました離転職者の訓練、国から委託を受けて民間等へ委託している訓練がございますが、その事業費を使いまして、農林大学校のほうへ予算を再配分いたしまして、職業訓練ということでハローワークを通じて募集した20人を対象にですね、予定では4月以降募集しまして6月から訓練を始めて3月までの9カ月間、場所は農林大学校の機械研修所――掛川市にございますが――そこの敷地を使いまして、座学とそれと近隣の農家の方々に実習先として御協力いただいて、職業訓練を実施する予定でおります。

○横山商工金融室長
 県の信用保証協会と金融機関のお話が先ほど出ましたが、3ページに記入してあります静岡県信用保証協会に対する損失補償、これは県制度融資を実行する上で、保証協会が発生する代位弁済等に備えて、県のほうが保証協会の経営の安定化を図るために、契約に基づいて行う損失補償契約でございます。
 来年度――平成22年度は2000億円の保証融資額を確保してございますので、その2000億円につきまして、この平成22年から平成33年までの10年間が融資期間になりますが、この期間に代位弁済が発生した場合に、県が信用保証協会に対して保証するということになっております。その数字が5億1000万円ということでございます。
 それから、保証協会のほうに申し込むと、金融機関のほうでは保証協会のほうの了解が得られればと言うとの話がございました。保証協会のほうには機会を通じて県のほうからも金融の円滑化について要請はしてございます。保証協会のほうも積極的にことしの2月の22日からになりますが、中小企業金融円滑化法の施行を受けて、条件変更先に――条件をかつて変更したことがあるというところに――新規の借り入れ申し込みがあった場合ですね、これまでは取り扱っておりませんでしたけども、これを金融機関との連携の上で取り扱うということを、2月22日から新たな制度として取り入れたりしておりますので、今後とも保証協会のほう、金融機関との連携を密にいたしまして、中小企業の資金の円滑化について要請をしてまいりたいと思います。

○日向水産業局長
 水産についての考え方をということでございます。静岡県の場合には、生産額にして全国的にも――年によって変動はありますけど――大体4位から9位ぐらいの間にずっと位置しており、一大生産県、生産地だというふうに思っております。
 また、全国的にも水産について、担い手の高齢化が激しかったり、担い手が少なくなってきたりしている中で静岡県については、少しふえているという明るい兆しも若干見えてきております。これまでの県の方たちの努力、あるいは産地の方々の努力が実を結んでいるのだろうというふうに思っております。
 ただ、昨日も申し上げたんですけども、沿岸に多種多様な資源がありながら、もっともっと生かせるんじゃないかというふうに思っておりますので、そこら辺の仕掛けをどんどんつくっていきたいと思っています。

 また、観光の話ですけども、沼津なんかは、観光業界と水産がうまくリンクして、非常にいい成果を上げていると思っています。出野局長ともよく話をしているんですけども、現場レベルで観光協会と水産の方々がそれぞれの現場の中でもっとタッグを組んでいけるような体制をつくっていけるように、観光局とも連絡を密にしながらやっていきたいと思っております。

○大橋委員
 組織図のほうは、わかりました。出す、出さんはいいから。言いたいだけ言いたかった。済みません。お願いします。

 それから、2番目の耕作放棄地ですね。意欲があるということでございますけども、ともかくこれを全うしてもらうように期待をしておりますので、よろしくお願いします。大変やりにくい仕事だと思いますよ。
 例えばね、中遠で80ヘクタール、露地野菜、麦等って書いてあるけども、本当にこれ露地野菜、麦で、中遠で80ヘクタールもやれるのかなという疑問もあるわけです。また西部でも10ヘクタール、東部で10ヘクタール、露地野菜等って書いてありますけども。いずれにしましても、目的達成に向け頑張ってもらうしかないと思いますので、頑張ってください。

 それと、農林大学校の云々という話ありましたけども、掛川市って先ほど言ったけれども、やるところは本当に掛川市ですか。僕は磐田市だと思ったけど。その辺、ちょっと聞かせてください。

 それと、保証協会も私もいろいろと頼まれて、中小零細――先ほどの答弁はいいんだけども――保証協会の会長の栗原さんと話をするけれども、いろいろ苦慮してくれるけれども、銀行となかなか話が合わない。あるわけですよ、最終的にはいろいろ栗原会長も気にしてくれているんですけども、まだ景気が悪いから余計にそういうことが起きてくると思いますので、さらに一つ生かすための方策を考えていただきたいなというふうに思います。よろしく頼みます。

 それと、水産業局長からお話がありましたけども、まぁ出野局長はしょっちゅう海外に行っているからわかっていると思います。韓国の済州島へ行けばあれだけ魚があって、また釜山に行けば魚市場がすごいですよね。あそこで獲れるものを見ますと、生きている魚があって、泳いでいるのを料理してくれる。全く日本と同じようなさしみのようなものを出してくれるわけですね。出野局長は十分味わっているから、その辺もあそこをまねしようじゃないけども、この静岡県もそのような形で水産業局長さん、さらに考えていっていただきたい。お願いします。

 それで私もいろいろと、きょう答弁の席に座っている池谷さんとか、小杉室長さんには海外でお世話になりまして、この人たちはもうベテランの人ですからね。余り余分なことは言いませんけども、隅から隅まで知っている人たちでございます、この室長さんたちは。ですから、これをさらに一つ水産業のほうも――富士山ばっかり見なくていいから――伊豆のほうも、海のほうも見てもらって、頑張ってもらいたい。このようにお願いをいたします。

 1つだけ、農林大学校の掛川市というのを聞かせてください。

○廣岡職業能力開発室長
 農林大学校の所在地は確かに磐田市でございますが、今回職業訓練を行う場所は農林大学校の機械研修所というところでやりまして、それは掛川市にございます。ですので、掛川市を会場にというふうに申し上げました。

○大橋委員
 この17日に農林大学校の卒業式がありますね。多分、部長も去年は卒業式行っておりました。ことしも行くかどうか、偉くなったからわかりませんけど、私もその中であいさつさせてもらおうかなと思ってさっき聞いたけど、掛川市のことはわかりました。
 また、部長の祝辞もあると思いますので、それを聞いてから僕も祝辞を言いたいと思います。ありがとうございました。

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