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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成27年決算特別委員会文化観光分科会 質疑・質問
質疑・質問者:竹内 良訓 議員
質疑・質問日:10/29/2015
会派名:自民改革会議


○竹内委員
 おはようございます。よろしくお願いします。
 私からは、大きい項目で2点、一問一答方式でお願いします。
 まず、平成26年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書の61ページの空港関係のことでお尋ねしたいと思います。
 空港政策課が所管しております空港の収支の概要に関してうたわれています。平成26年度は決算で4億9700万円余の赤字と記載されていますけれども、この中で主な収入は着陸料等の収入だと思います。現行でこの着陸料の収入はどのぐらいの割合で減免処理されているのか教えてください。

○橋空港政策課長
 着陸料につきましては、条例で定めてございますけれども、本則というものがございます。本則は、航空機の重量だとか騒音値で決めるわけでございますけれども、その価格の3分の1を減免することになってございます。
 また、新規就航等の場合につきましては、1年間に限りましてゼロ円というような形で取り扱っております。

○竹内委員
 ありがとうございます。
 そうすると、着陸料の減免措置をしなかった場合、100%いただいたと仮定した場合は、この収入はどのぐらいが見込めることになるんですか。

○橋空港政策課長
 減免につきましては、3分の1ということで申し上げましたけれども、実は沖縄便につきましては、言い忘れましたけれども、国の関係等もございまして、6分の1ということで、さらに削っております。この1億円が3分の1であれば、単純にこの3倍をしていただければと思います。

○竹内委員
 質問を変えます。
 着陸料が主な収支の決算に出ているわけで、この収支が限りなくゼロに、一般財源を投入しないで済むとしたら着陸料を上げるしかないわけですね。上げる、上げないは施策の展開でいろいろ変わってくると思いますけれど。
 そうすると、平成26年度において着陸料の収入をフルでいただいた場合でも赤字になるのかどうなのかをお尋ねします。

○橋空港政策課長
 平成26年度については、先ほど申し上げたように3倍程度でございますので、一般財源を投入することにならざるを得ないのかなと考えてございます。

○竹内委員
 わかりました。ありがとうございます。
 それではもう1問、SPACの静岡県舞台芸術センターについて、細かく聞きたいと思います。
 決算額2億5000万円がうたわれています。このうち説明書の10ページの海外公演にオーストリア、フランス、カメルーン、ベルギーで3作品51公演とうたっておりますけど、この経費の内訳をお尋ねします。

○小泉文化政策課長
 この数字を精査して、6番委員から御指摘の海外公演のトータルの経費がどうなっているかを後ほど出させていただきたいと思います。

○鳥澤委員長
 では、資料提出をよろしくお願いいたします。

○竹内委員
 決算の審査をやっているわけですから、このぐらいの数字は課長として持ってないとお話にならないと思っています。

 そうすると逆に、この海外公演の平成26年度における鑑賞者数は何人ですか。

○小泉文化政策課長
 海外公演につきましては、平成26年度、鑑賞者は1万6295人です。

○竹内委員
 そうすると、説明書の18ページの評価の管理指数でSPAC年間公演等鑑賞者数が平成26年度は6万8543人だったけれども、そのうち海外の人が1万6200人いたということでよろしいでしょうか。

○小泉文化政策課長
 そのとおりです。

○竹内委員
 ありがとうございます。
 この数字を踏まえて、平成27年度に4万人の目標設定があって、その数字を引くと約5万2000人余が海外公演以外の数字になるわけですけれども、そうすると海外公演で幾ら使ったかお聞きしたかったんですけれど、お答えできないということは、今後海外公演を続けていくかどうか教えてください。

○小泉文化政策課長
 SPACの海外公演につきましては、設立当初から静岡県での文化の創造を海外に情報発信することを目的の1つということでやっております。
 数字を精査しないとわからないんですが、基本的には海外公演につきましては、県費の支出をできるだけ少なくして、国庫補助や招聘の出演料等で対応しております。
 収支計画の数字では持っておるんですが、決算数字がございませんので、とりあえず収支計画ベースで申しますと、平成26年度の海外公演につきましては、経費が約1億円。正確に言いますと1億300万円の経費を想定しておりまして、そのうち県の事業費としては1400万円ほどで、約9割近くは国庫補助とか出演料で賄う計画で、できるだけ海外におきましてはいただける出演料等はいっぱいいただくと。県内におきましては、むしろ入場料を落としてやるという方針で行っておりますので、海外においての公演に県費の補助の部分を多く支出しているという計画ではやっておりません。
 収支も基本的にはこれとほぼ同額で行っていると思いますが、正確な数字はございません。

○竹内委員
 ということは、海外公演は続けていくと理解しました。

 そうすると、説明書18ページだと6万8543人が平成26年度決算での鑑賞者数ですよね。これから続けていくと、平成27年度以降の目標数値が4万人では整合性が合わないんじゃないかと思いますけれど、その点について伺います。

○小泉文化政策課長
 以前他の委員からも御指摘がございましたが、計画ベースのときに出した目標年度で4万人というのを設定したまま、毎年度この4万人で置いていました。実際は4万人を超えることとなっており、目標として見直すべきじゃないかという御指摘もいただいております。
 平成26年度の段階ではこういう形で設定をしておりますけれども、目標値につきましてはまた見直しをしていきたいと思います。

○竹内委員
 総額2億5000万円の決算額で、なおかつ数字で見ると、舞台芸術センターに管理費の5000万円余を合わせると、舞台芸術センター絡みで3億円余のお金が支出されているんですよね。
 それで、鑑賞してくれた人数が6万8000人余で、約20%強が海外の人だったという話だと、本当にそれでいいのかなという気が個人的にはしています。
 例えば、2億5000万円の決算額及び管理費の5000万円で約3億円のお金を使っていて、静岡市外でやった出張公演は、説明書の10ページで見ると、伊豆の国市だけということになるんですよね。
 ここからは要望で結構ですけれど、海外公演もだめだとは言いませんが、静岡県は東にも西にも長いので、まず最初に県内でやるんじゃないのと思っていますので、個人的にはちょっといろいろありますけど、ぜひ税金の使い方には留意していただければと思っています。

 それで、SPACの次の質問に行きます。
 説明書の11ページの会員制度SPACの会の状況ですけれど、昨年度の平成26年度で個人賛助会員が14名、法人賛助会員が40団体315名、法人サポーターズクラブが12団体とありますが、2億5000万円の税金を投入している割には非常に寂しい数字が並んでいると思います。
 この数字をどのように評価して、どういった方が加入増に向けて働きかけているのか。だれが働きかけているのかお尋ねします。

○小泉文化政策課長
 まず、御指摘の個人賛助会員でございますが、これは金額がそれなりの額でございまして、法人と個人に分かれておりますけれども、年間約10万円ということで、要は多額の会費を一種の寄附的にいただくということでやっております。こちらにつきましてもSPACを中心に、県内の企業や個人の方にそういった形で支援をお願いしているということでございます。
 また、鑑賞者の皆さんにある程度リピーターといいますか、定例的な方をお願いする形で、個人会員や法人サポーターズクラブという形でやっております。これにつきましてもSPACで各地域と連携して、先ほど6番委員からも御指摘がございましたが、静岡市以外の中高生鑑賞事業や、また浜名湖花博の事業にあわせまして、現地でコラボした公演等もやっておりまして、そういった際もこういった会員の呼びかけ等もやっているところでございます。

○竹内委員
 私が聞きたいのは、この会員制度SPACの会の数字の状況に対して、今の答弁だと満足をしていると受け取れますけど、どのように評価していますか。

○小泉文化政策課長
 そういう点では、当然これでいいとは思っておりません。会員の拡大についてはより努力が必要だと思っています。
 特に、賛助会員はどうしてもこの寄附の部分でございますので、そんなに急激にはなかなか難しい点もございますけれども、やはり多くの県民の方に鑑賞いただいて、またリピーターで来ていただくことになりますように、やはり個人会員をふやしていくことが特に重要ではないかと思っています。

○竹内委員
 じゃあ、聞き方を変えます。会員制度のこのSPACの会の会員収入は総額で幾らなんですか。

○小泉文化政策課長
 今すぐに出ませんので、確認して御報告します。

○竹内委員
 舞台芸術も文化の振興では大変大切だとは思いますけれども、県民から預かっている貴重な税金を投入しているわけですから、基本的にはSPACの公演に対して、入場料と会費でペイできるぐらいを目指していかないと、これを永遠にやるのって思うわけですよ。
 まして、会員制度の収入の総額がないということは、この平成26年度の決算からすると会員の目標もないということですか。もう1回答えてください。

○小泉文化政策課長
 年会費につきましては、遅くなって申しわけありません。会員収入につきましては879万円となっています。

○竹内委員
 じゃあ、そうおっしゃるんだったら、平成26年度の公演収入は幾らだったんですか。

○小泉文化政策課長
 公演の収入全般といいますか、入場料の収入とか、あと招聘の場合の収入もございますけれども、足してございませんが、入場料等の収入につきましては8300万円ほどございます。
 また、出演等の関係で約1億円余の助成金等をいただいているところでございまして、その他受け入れ、負担金といった形でも400万円余を受けております。
 あと、6番委員御指摘のとおり、県からは2億5000万円の補助金が入っておりますけども、これ以外に国の文化庁その他からも1億1000万円余が補助金という形で出ているものでございます。

○竹内委員
 SPAC単体の収入はSPAC側からすると2億5000万円ありますよ、舞台芸術センターの管理費が5000万円ありますよ。
 そうすると、今の会員の収入とか公演とか国とか、いろいろおっしゃっていましたけれど、結果的にはSPAC単独で収支はどうなっているのか。決算審査ですから平成26年度の状況を、後日で結構ですから資料の提供を求めて質問を終わります。

○鳥澤委員長
 先ほど6番委員より資料請求がございましたので、その点につきましては速やかに提出をお願いいたします。

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