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委員会会議録

質問文書

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平成29年10月農林水産・観光交流特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:平賀 高成 議員
質疑・質問日:10/06/2017
会派名:日本共産党静岡県議会議員団


○平賀委員
 ありがとうございました。
 先ほど、規模拡大の問題で、いろいろやってはいるんですけど、規模拡大と思ったらその子牛そのものが確保できないような状況にあるってお話があったんですが、その子牛を確保するっていう点で何か実際にはどういうことをされてるんでしょうか。何かお話されたかもしれませんけれども。

○加藤雅通氏
 私ども協会としてですかね。

○平賀委員
 協会というか、全国の状況。

○加藤雅通氏
 今のところ、その積極的な動きがないです。おかげで牛が100万円近くなっちゃってるということがあるんですけども。ただ、この問題ってもうちょっと深く話しますと、農家さん側のわがままも入ってるもんですから、うまくいってないところもあるんですけども、生活者なもんですから、兼ね合いが難しい。というのは、農家さんが、自分のところの乳牛から、後継の乳牛をどんどん産ませると、実を言うと不足って起こらない理論なんですよ。今の頭数から減らない理屈なんですけども、乳牛っていうのは産ませて、育ててって時間がかかるので、目先のお金にちょっと飛びついてしまう方がいらっしゃいまして、乳牛からお肉の牛を産ませちゃうんですよ。お肉の牛を産ませると、産まれて3カ月か4カ月でお金になっちゃうんですよ。乳牛って産まれて2年間ぐらいはお金にならないということがあるもんですから。我々とすると、その農家さんにそろばんをはじく際に、正確に自分の経営分析をして、対応をしてくださいというふうなことはお願いをして、それは全国的に、国も声を上げてお願いをしているところでございます。
 それ以外の今、取り組みは、具体的には、例えば県内見渡しても、特別な動きはしてないかなというふうに思っております。

○平賀委員
 乳牛で生まれた子牛が肉牛で売られちゃうっていうのは、どういうことですか。

○加藤雅通氏
 もともとおなかの中に乳牛の子牛を入れるんではなくて、お肉になる牛を入れる。和牛の人工授精をしちゃうと、もう乳牛としては全然使えないんですよ。ところがお肉には非常に適してるもんですから、そういうものをたくさん生産すると、今、その子牛が非常に高く売れるんですよ。昔はそれで子牛を産ませといて、北海道から乳牛を買うっていう構図が成り立っていたんですが、それが極端に北海道の牛が値上がりしてしまって、今それが成り立たない状態になってるんですよ。肉牛を産ませる、売る、それで買おうとしたら、そんなの全然追いつかない価格になってる。だから、そこのところに農家さんがもっと敏感に反応してくださってるといいんですけども、なかなか農家の施設がそういう施設になってないんですよ。子牛を育てる施設を持ってない農家さんがいっぱいいるわけで、急に変えろと言われても場所がない、技術もない、そこでちょっと今、変な状態に陥ってるっていうのが現状でございます。

○鈴木(利)委員長
 いいですか。

お問い合わせ

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