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委員会会議録

質問文書

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令和2年6月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:良知 駿一 議員
質疑・質問日:07/03/2020
会派名:ふじのくに県民クラブ


○増田委員長
 休憩前に引き続き、委員会を再開します。
 これより、公安委員会関係のうち刑事部、交通部及び警備部関係の質疑等に入ります。
 なお、所管事務調査も併せて行います。
 では、発言願います。

○良知(駿)委員
 それでは、一問一答方式でよろしくお願いいたします。
 議案第85号関連で、運転免許管理システムの整備事業。道交法あおり運転等の罰則の追加等によってシステム改修を行うということで1100万円の補正額が追加されているんですけれども、システムはどのような内容で改修するのか。そして改修の完了予定はどうなっているのかお聞かせください。

○金原交通部参事官
 令和2年度静岡県一般会計補正予算に関する質問のうち、私から運転免許管理システム改修の内容、改修の完了予定の2点について説明させていただきます。
 まず初めに、運転免許管理システムは運転免許保有者や運転免許を保有していないものも含めた交通違反歴、交通事故歴及び行政処分歴などを管理するシステムであり、通常違反行為を登録する際は違反の日時、場所などのほか違反名をコード化したデータにより登録しております。
 今回、改修する内容としましては、道路交通法等の改正により妨害運転の罰則が創設されたことに伴い、妨害運転が行政処分に反映されるための必要なシステム改修として新設される妨害運転の違反名、違反コード、点数の登録並びに行政処分手続に必要なプログラムの設定などの作業を行います。
 次に、改修の完了予定でございますが、警察庁では全国一斉のシステム改修を本年12月頃をめどと示しております。これを目標とした作業を進めてまいる予定でございます。

○良知(駿)委員
 御答弁ありがとうございました。
 既に改正されているので、システム完了予定まではデータを何らかの代替措置で保存していると思うんですけれども、システム改修後、改修期間のデータを反映させていく必要がどうしても発生するので、どう対処されるのか御説明をよろしくお願いいたします。

○金原交通部参事官
 改修前までに発生した妨害運転については、暫定的に同一の点数となる既存の違反名、コードにより登録を行います。

○良知(駿)委員
 御説明ありがとうございました。
 道交法が改正されるたびにシステム改修が発生すると伺っているんですけれども、多分全県似たようなシステムで、それぞれ予算をつけてやっていくのでしょうか。

○金原交通部参事官
 全国の都道府県警察において、同様の作業を進めています。

○良知(駿)委員
 ありがとうございました。
 システムの話なので1個テンプレート的なものを警察庁で用意して、それを活用してそれぞれの県警が予算削減できると思うんですけれども、その辺も警察庁に上げて御検討いただいたほうがいいのかなと思います。

 あと、あおり運転の施行から4日目ぐらいとなるんですけれども、施行前の、いわゆるあおり運転とされた交通違反の取締り状況をお聞かせください。

○加藤交通企画課長
 これまでの、いわゆるあおり運転の交通違反の取締り状況ですけれども、従前はあおり運転とはどのような行為を言うかという法律上の明確な定義はございませんでした。
 本年6月30日に施行されました改正道路交通法により初めて、いわゆるあおり運転行為が妨害運転として定義づけされ罰則が創設されたところでございます。
 したがいまして、お答えできますのはあおり運転に係る法改正前の道路交通法違反になりますけれども、本年1月から5月末現在において、前車へ異常接近する車間距離保持義務違反につきましては約800件の反則告知をしております。

○良知(駿)委員
 御説明ありがとうございました。
 罰則の強化で、飲酒運転も強化したことで摘発の件数自体も増えてだんだん件数自体も減っていくので、ある程度の効果が見込めると思います。様々な意見があると思いますけれども、これを契機にぜひとも抑止に努めていただきたいと思います。

 それで、資料9になりますけれども、4のグラフの青いラインに高齢者運転事故の件数が載っています。ほかのデータは右肩上がりですけれどもこれが横ばい。通常、ここのデータにはないのかもしれないですけれども、高齢者の運転事故は何かしらのデータと恐らく相関があると考えられるんですけれどもこれがずっと横ばい。この辺を警察はどう考えているのかお聞かせください。

○岡野交通部長
 それでは、分析についてお答えいたします。
 昨今、高齢運転者に起因する交通事故が社会問題化され県民の皆様の関心が高まる中、県警察におきましては、高齢運転者対策として身体機能の変化が運転操作に及ぼす影響を理解していただくための参加・体験・実践型の交通安全教室を行うとともに、運転に不安を覚える高齢者にとって運転免許を自主返納しやすい環境整備をするため市町、関係機関の協力を得まして運転免許自主返納者サポート事業の充実を図るとともに、高齢者宅の戸別訪問等を通じての交通安全指導を行っております。
 このような施策を推進している中、昨年東京都、福岡県におきまして高齢運転者が起因する悲惨な交通死亡事故が発生したことを一因として、県内におきましても御家族をはじめ自動車の運転に不安を覚える高齢者の皆さん方からの安全運転相談が増加している状況にございます。
 このような状況下、高齢者の免許人口が増えている中で、今説明しましたような安全運転相談による運転自粛や自主返納が増えていることから高齢者事故件数が横ばいに推移しているものと考えております。

○良知(駿)委員
 右肩上がりの増加傾向にはなっていないので一安心と言ってはなんですけれども、できれば取組によって減少傾向に進めていっていただければと思います。ありがとうございました。これで質問を終わります。

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