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委員会会議録

質問文書

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平成22年12月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鳥澤 富雄 議員
質疑・質問日:12/14/2010
会派名:民主党・ふじのくに県議団


○鳥澤委員
 富士山静岡空港の利用状況はよくわかりました。きょうの報道で、利用者の目標を引き下げると、2013年度に70万人。これは、利用の目標は現在作成中の総合計画に盛り込むと、こういうことでわかりました。
 それで、先ほど総合計画に対する会派の意見の中でも、結果としては、それを私どもの会派もちょっと疑問のところがありましたけど、言わんとする趣旨の中で、やはり利用客の拡大であるとか、需要のいろいろな旅客の戦略目標を立てることであるとかを含めまして、なるべく民が主体になって、官はそれをフォローするという、本来はそういう姿勢だと思うんです。しかし、現状は健全化していくまでに官が引っ張っていかなきゃならないということで、それはそれなりにわかります。
 そこで、この利用状況を見ますと、小松線がこれから運休になっていく、あるいは札幌線が――これはFDAですけども――松本経由になると。こういうふうになっていきます。そこで、こういう選択については、企業が、事業者がこれを主体になってやっていくわけですけれども、私どもも考えまして、松本市も静岡県とはビジネス的につながりがあるというようなこと、産業関係があるからということで就航しているというようにも聞いております。これが今度札幌へ行くのに松本経由で行くということです。こういうことについて、皆さんと事業主との間でいろいろな、余り侵害しない程度に意見の交換だとか路線の選択に当たっていろいろと資料の提供だとか、話し合いが行われると思うんですけれども、なかなかこれから厳しくなってくると思うんです。
 したがって、この就航先の路線の選択などにつきましては、やっぱり新たな相手先を開拓をしていくとか、現在あるところについてはさらにてこ入れすることになっていくと思うんですが、その辺、しっかりやっていかないと、結果として撤退をしたり、あるいは搭乗率の利用状況というものがなかなか上がっていかないというようなことになっていきます。富士山静岡空港の根幹を揺るがしかねないような状況になっていく点についても心配をしております。
 したがって、福岡線につきましても、これは新幹線との競争をしなければなりませんし、またこれは一気には進まないにしても、次世代自動車の普及などを見ますと、リッター当たりで約40キロぐらい走るような車もあらわれてくると。伊豆の東海岸を走っている鉄道も約50キロ近くあるわけですけども、1区間のお金で全線を走れるような車が出現してくるとなりますと、新幹線との競争、次世代車との競争、いろんな面がこれから競合してくると思うんです。そんな点で、本当にこの福岡線ということについても、私はこれから競争をしていくというのも大変だなというようにも考えます。
 そこで結論といたしましては、こういうせっかく就航していただいてるFDAにつきましても、ぜひひとつ頑張ってもらう意味で、よほど県がそこで民間企業と連携をしながら、そしてアドバイスもしながら、そしてまた企業の要望等もいろいろ含めて、しっかりと頑張っていかなきゃならないと思うんですが、その点につきまして、どのようにしてこれから搭乗者数、搭乗率を引き上げていくのか。そして、目標が決まりましたから、これは10万人ずつ引き上げていくということですか、総合計画に盛り込むようですけれども、これの具体的に積み上げていく方法などを含めまして、どのような所見をお持ちになっているのか、1つだけ聞いておきたいと思います。お願いいたします。

○君塚文化・観光部部長代理
 委員御指摘のとおり、総合計画において、今の現実的な路線、あるいは将来の見込みを踏まえた形で、70万人という目標を設定させていただきました。これに向けて鋭意頑張っていきたいと思います。
 委員御指摘のとおり、FDAを初め各エアラインとの意見交換をし、どのような要望を持っていらっしゃるのかということは、常に私どもとしては情報交換に努めております。
 特に、最近ではやはりエアラインの会計状況は厳しいという中で、コスト削減という要請が非常に強いということもございますので、これは着陸料を初めいろいろなエアラインのコストを見直していくということも必要だと思っております。
 また、路線を拡大していくこともやはり必要だと思っておりまして、この総合計画の70万人という目標の前提といたしましては、国内路線はなかなか厳しい状況で現状の路線を維持していくということが、やはり必要だということで思っております。
 また、国際線については、先ほどの台湾路線が定期化に非常に近いということで、引き続きトップセールスを初め、定期便化に向けた取り組みをしていきたいと思っております。また釜山のチャーター便あるいはタイを初め、さまざまなチャーターの実績のある路線をいかに定期化していくかというようなことについても、努力していきたいと思っております。
 こういった国内、国際双方のエアラインとの連絡調整、それから新規の路線開拓に向けた取り組みを総合的に行いながら、この総合計画の目標を達成していきたいというぐあいに考えております。

○石橋委員長
 ここでしばらく休憩します。
 再開は、16時ちょうどとします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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