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委員会会議録

質問文書

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令和3年9月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:盛月 寿美 議員
質疑・質問日:10/08/2021
会派名:公明党静岡県議団


○盛月委員
 分割質問方式で3問お聞きしたいと思います。
 まず1つ目です。文化観光委員会説明資料8ページ、先ほど5番委員からもありましたが、東静岡駅南口県有地の活用に向けた取組についてです。 先ほどの質問の中で、“ふじのくに”の「文化力」を活かした地域づくり基本構想に基づいての今回の文化とスポーツの殿堂を目指す取組ということは承知しております。文化とスポーツの殿堂は、南北が一体となって、東静岡駅北口は静岡市が今活用を進めているとのことでありますので、まず初めに静岡市と連携を強固にして取り組んでいただきたいことを要望させていただきます。
 今回の実証実験ですけれども、先ほども御説明頂いた実証実験の中でキッチンカー、オープンカフェ、動物ふれあいイベントなどの実施とありますが、出店する店舗やイベントを開催する団体をどうお決めになったのかをまず御説明頂きたいと思います。

○大石企画政策課長
 実証実験の業者の選定方法につきましては、まず地産地消や紙製品の使用などSDGsなどに取り組んでいらっしゃる静岡市内の地場の飲食業者さんに直接声をかけ、出店をお願いして出ていただくことにいたしました。長期間その場所を占有する場合については、当然公募等の手法が必要かと思いますけれども、今回は短期間で実証的に実験する位置づけで、またイベントの屋台のようなイメージは今後想定しています暫定活用にはなじまないと考え、地域でしっかりと取り組んでいらっしゃるお店を個別に当たりました。具体的には現在5者に出ていただく調整をしておりますけれども、いずれも静岡市内で既存店舗等を持ってやっていらっしゃる業者さんです。

○盛月委員
 ありがとうございました。
 SDGsに取り組んでいるところにお声かけをしてくださったということですので、静岡県もSDGsのモデル県を目指すという大きな目標を掲げていますから、この実証実験についてはそういうところもしっかりと広報の中でアピールしていただけたらと思っています。

 この実証実験は今回初めてだと思うんですけれども、この1回きりなのか、それともこれからも継続してやっていくのか、また違うパターンでやっていくのか、そのお考えが今のところ決まっているようでしたらお願いします。

○大石企画政策課長
 まず今回実証実験を行って、その中で出店者あるいは利用者の方々にアンケートを取ったり、どのくらい人数が集まったかといったデータ分析をしたりしながら、必要があればまた短期間の実証実験をやっていくこともあり得ますし、場合によっては今回の結果を基に長期間暫定活用に近い形でやっていく手法もあります。いずれにいたしましても、まず今回やってみた結果次第と考えております。

○盛月委員
 分かりました。ありがとうございます。
 先ほどの5番委員の質問に対しての答弁の中で、今回の実証実験を実施後にアンケートを取ってカフェが非常に好評だったからといってそこにその店を誘致することは考えていませんとおっしゃったと思います。この取組で次なる投資の呼び水と掲げていますけれども、民間からここにお店を出そうとつなげていく相当の広報やアピール、検証と本当に簡単ではないと思っているものですから、今回の実証実験が確実に次のステップにつながっていく、ずっと暫定でふわっとしたようなイメージではなく一つ一つの取組の目標を決めて――1社は絶対獲得するとか――本当に民間の活力を創造することに確実につながっていく取組にしていただきたいと思います。

 民間にPRするために広報を一生懸命やってくださると思うんですけれども、民間の活力を生むためにどう広報してアピールしていくか、どう力を入れていってくださるのかをお聞きしたいと思います。

○大石企画政策課長
 民間に対する広報ですけれども、まずはこの実証実験にいかに多く来ていただくかになりますので、この実証実験の広報をどうしていくのかという点でお答えさせていただきます。
 県の広報媒体はもちろんのこと、今回のイベント期日のうち11月27日土曜日においては、東静岡駅北口の市有地でも静岡市主催でイベントを行う予定であると聞いておりますので、市の広報媒体を使った広報、あるいは民間の広報媒体でもインターネット等でイベント情報などを出しているサイトなどがございますので、そちらへの掲載、あるいはSNSの活用、また先日新聞報道されましたが、静岡県立大学が熱海市の被災地の応援でお土産物を販売する取組をやっていらっしゃって、今回そちらも出店していただく方向になっています。静岡県立大学の構内にチラシを配布するなどの広報も含めまして多角的にできるだけ多くの広報をやっていく中で周知を図っていきたいと考えております。

○盛月委員
 ありがとうございました。
期間中、私も足を運ぼうと思っておりますので、次につながる取組となりますように確実に推進をお願いいたします。

 続いて説明資料19ページの文化財の魅力発信と活用の推進の中で、文化財を学ぶin夢テラスという事業があると御報告がありました。1階の展示コーナーで県指定文化財を展示するとありますが、先ほども話がありましたとおり、様々な文化財がある中で今回展示する文化財を選定した理由を御説明頂きたいと思います。

○三保文化財課長
 日本平夢テラスに展示する文化財の選定理由ですが、端的に申し上げまして文化財課には埋蔵文化財センターという機関がございまして、そこで発掘調査をしております。その発掘調査の過程で出た土器や勾玉を埋蔵文化財センターでも所蔵と展示をしております。文化財課の事業でありますので、そういった文化財課が所有している文化財を展示するというものでございます。

○盛月委員
 分かりました。ありがとうございます。
 日本平夢テラスは、本県にとって観光でも文化財の魅力の発信という拠点としても非常に大きな存在だと思うんです。今回こうして文化財を展示して皆さんに見ていただくということですが、コロナ禍で夢テラスの来館者も随分影響を受けて減ってきていると思うんです。今コロナがだんだん収束に向かって、これからこれまでの分を取り返すぐらいの勢いで夢テラスに人がたくさん来てくださるといいなと、すごくそれは希望が持てるなと思っています。
展示するものについては、今回は文化財ということですが、もう少し敷居を低くというか、夢テラスの中の展示コーナーで自分たちの活動を紹介したい団体の方は聞けばたくさんいらっしゃると思うんですけれども、今回は文化財の魅力発信と活用の推進での事業だと承知しているのですが、これからの展示コーナーの活用方法として、いろんな県民、市民の方が夢テラスを使って情報を発信できるということも考えていったらいいんじゃないかなと私は思っているんです。
 もう少し人が集まりやすいというか、敷居を低くする、そういうお考えについてはどうでしょうか。

○植田スポーツ・文化観光課長
 そちらは観光の担当なんですけれども、日本平夢テラスの展示コーナーには例えば地球環境史ミュージアムも展示したことがあります。様々なことができますので、もっと広げるというのは非常に良い御提案ですので、ぜひこれから進めていきたいと思います。

○盛月委員
 前向きな御答弁ありがとうございました。
 それでは、団体とか県民、市民の方に広く使っていただけるように、そして来館者がまた増えていくように取り組んでいただきたいと思います。

 最後に現基本計画総括評価で1点。
スポーツの聖地づくりのところです。新ビジョン評価書案256ページの成果指標。先ほど植田スポーツ・文化観光部長から御説明を頂きまして、県内施設、大会等でスポーツをする人、見る人の人数についてはコロナの影響を本当に受けていると思うんですけれども、この指標の立て方で県内施設、大会等でスポーツをする人と見る人の人数は1つの指標でそもそもいいんでしょうか。スポーツをする人と見る人の合算での人数の目標の立て方でいいのかなと私は思っています。その考え方についてまず1つお聞きしたいのと、コロナ禍でスポーツの仕方も見方も変わってきています。実際に会場に行って観客として見るだけではなくインターネットでも見ると思うんですが、これからウイズコロナ、アフターコロナ、いろんな言い方がありますけれども、今までと同じように単純にいろいろなイベント、大会を開催して、そこに何人いて、スポーツをする人は何人と今までと同じような数値の目標の立て方ではなく、コロナということを踏まえてこの指標についても見直しをしていく必要があるのではないかと思うのですが、その辺の考え方についてお願いします。

○横井オリンピック・パラリンピック推進課長
 まず、スポーツをする人、見る人の合算ですが、ラグビーワールドカップとかオリンピック・パラリンピックといった大きなイベントを契機としまして、県民のスポーツへの関心が高まるだろうと。
そういったものを測る指標として、県民の方はもちろんですけれども、国内外から本県を訪れてスポーツをやる人と見る人が増加することがスポーツの聖地づくりにつながるのではないかという意図で、その合計人数を指標として設定した経緯がございます。
 9番委員御指摘のとおり、コロナ禍においてオリンピック・パラリンピックもそうでしたが、テレビやウェブでの観戦が主となって、今後しばらくはそういった傾向も続くだろうということもございますし、一方で一定の制限下でスタジアムで観戦ができる社会実験的なものもあったりしますので、その辺の現状を踏まえて今後どのような指標がいいのかを引き続き検討してまいりたいと考えております。

○盛月委員
 分かりました。ありがとうございます。
 現状に即して、またコロナということを踏まえて、この目標の立て方と指標についてはしっかりと検討していただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

○江間委員長
 質疑等も出尽くしたようですので、政策管理局、スポーツ局及び文化局関係の質疑等を終了することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
 異議なしと認め、政策管理局、スポーツ局及び文化局関係の質疑等を終了いたします。
 ここで、しばらく休憩します。
( 休 憩 )
○江間委員長
 休憩前に引き続き、委員会を再開します。
 報告します。
当局から資料の提出がありましたので、休憩中に各委員のお手元に配付いたしました。このことについて当局から発言を求められておりますので、これを許可します。

○植田スポーツ・文化観光部長
 追加配付資料について説明させていただきます。
 文化観光委員会説明資料(追加配付)1ページを御覧ください。
県内観光促進事業の再開についてです。県内の新型コロナウイルス感染状況がステージ2相当にあるなど今落ち着きを見せております。そういったことから、10月18日から再開して県内の観光産業の早期回復を図りたいと思っております。またこの事業の再開に併せまして、熱海市の土砂災害の復興支援策についても実施してまいります。
 事業期間につきましては、2(1)の表にありますとおり10月18日月曜日から12月27日月曜日までの2か月間余りとします。
 また(2)の表の対象の3つ目にありますけれども、宿泊割引に関しましては、安全・安心な旅を推奨する観点から、現在県で進めているふじのくに安全・安心認証を受けた県内宿泊施設を対象としたいと考えております。申請済みを含むということで考えております。
 さらに、表の下のB地域クーポンの欄を御覧ください。熱海市の復興支援といたしまして、熱海市内に宿泊する方に対しまして、通常分に加えて同市内で利用できる熱海応援クーポンを付与して地域クーポンの額を通常の2倍にいたします。
 また一番下にありますけれども、県内周遊を促進するために駿河湾フェリーの運賃半額割引を併せて実施いたします。
 私からの説明は以上でございます。御審査よろしくお願いいたします。

○江間委員長
 これより、総合教育局、観光交流局及び空港振興局関係の質疑等に入ります。
なお、所管事務調査も併せて行います。
 では、発言をお願いいたします。

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