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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成28年6月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:天野 進吾 議員
質疑・質問日:07/12/2016
会派名:自民改革会議


○天野(進)委員
 会派の代表が約束を守ってくれなきゃ困ると思っておりますが、それはさておいて一問一答でお尋ねします。
 いよいよ今年も高校野球の季節が来ました。今からおよそ50年前――皆さんが生まれたころでしょう――この地域は山静代表だったんですね。そして山静代表――山梨県と静岡県の代表はもう100%静岡に決まっていた。それがかつての高校野球であり、そして静岡県と当たったチームは恐れた。今、どうです。全く逆です。何か1回戦はもらったようなものだという構えになっている。
 同じように、サッカーもそうです。かつて藤枝東高校、藤枝のサッカーは全国の名門でした。そして清水も頑張って、そして静岡県はサッカー王国という表現をされたんですけれども、いつの間にかこれもまた、ていたらくという表現があっているかどうかわかりませんけれども、非常に期待できないところになっております。
 それは、スポーツの世界だけじゃない。一体高等学校の成績は全国でどこの位置にあるのかどうか、率直に申します。私は大変に低いと言わざるを得ない。残念ながら全国の高校生の学力試験を考査する方法はないわけですので、例えば大学の進学の数値を見れば明らかです。静岡県で東大に受かった生徒の数は、愛知県の三河地方に負けてるんじゃありませんか。愛知県全体で言ったら、はるかに静岡県の2倍、3倍の数字です。
 私は、静岡県の高等学校の生徒は、この恵まれた気候にのほほんと生きていく人間性が高等学校でもう既にあらわれているんじゃないかと思うんですけれども、高校生の学力のこれからについて、教育長はどう思いますか。お考えがあれば聞かせてください。

○木苗教育長
 今、厳しい御指摘をいただきました。スポーツもそうですし、勉強も現状をずっと見ていまして、やはりこれはこのままではいけないと。やはり1つの戦略といいますか、そういうものをしっかり考えて各学校にお願いする。スポーツの場合もそうですけれど、今スポーツ力を向上させようということで、ことしからシステムを変えてやっていますし、小さいころからちゃんと育てなきゃいけないと。それから教育力もそうだと思います。この辺についても、現場の方でもそうですし、一部外部の方も入れながら戦略的に進めていきたいと、そう考えております。

○天野(進)委員
 恐らく、学力の差は父兄も余り認識がないんじゃないだろうか。井の中のカワズ、自分は学校の中ではここにいる、この位置にいる。だからいいわというような思い。これは静岡県民性と言っても過言ではありません。かつて小中学校のことについては、県知事が口角泡を飛ばして批判しておりましたけれども、実はもっと言わなきゃならないのは高等学校の生徒の成績だと私は思っております。どうぞこれからの静岡県の教育を大いに振興させる意味で頑張っていただきたいと思います。

 次に、過日私たち自民党の議員総会でも問題になった一件であります。6月19日、県立島田工業高等学校で学校の施設を利用して母親大会が開催されました。母親大会は明らかに左派のグループの皆さんの会であります。そしてこのときの記念講師の池田恵理子さんは、かつてNHKのディレクターでもありました。現在はVAWの館長。この施設は北朝鮮とも深いかかわりのある施設です。
 この母親大会は、今年54回を数えたと言っておりますけれども、ずっと各市町村の後援や県の後援を得ているんです。その静岡県教育委員会の後援というのは一体どういうときにできるのか。十分に調べた上で後援しているのか。それについてお伺いいたします。

○山本社会教育課長
 御質問いただきました母親大会についてでございます。
 後援に関しましては、平成28年2月17日に申請が出されまして、申請書類をもとに事業内容あるいは事業者等を審査いたしました。提出された書面では一般県民を対象とした教育あるいは暮らしに関するセミナーということでございまして、その文面からは政治活動という色合いの内容ではないと判断いたしまして、2月23日の教育委員会で承認したという事情でございます。

○天野(進)委員
 母親大会という組織については、今申し上げましたように今年第54回静岡県母親大会というんですから、もうその組織の中身については御理解いただいていると考えます。有名な組織です。それを審査したところ別に政治的には何でもないと言うには、余りにもずさんではないだろうか。そう言わざるを得ない。
 では、来年同様のことがあったらどうするんですか。そのことについてお答えください。

○山本社会教育課長
 来年度の後援に関しましては、来年度申請が出された段階で、事業内容等を十分確認いたしまして判断をいたしたいと思ってございます。

○天野(進)委員
 私たちが通常政治活動や自分自身の講演をやるにも、場所がなければ学校を借りるなんてことはありません。恐らく市民会館だとか、そうした公共の施設を有料でお借りするでしょう。例えば私自身が市民文化会館の中ホールを借りますけれども、これにも二、三十万円の金は払わざるを得ない。この会場の経費を、この方々は無料で御利用いただいているわけですね。
 高等学校の行動について、もっと慎重であってほしいなと私は思います。以上、これは私の希望です。

○山ア特別支援教育課長
 5番委員に御指摘いただいた、政令市に設置した特別支援学校についての御質問ですが、この回答について一部訂正させていただきます。
 特別支援学校を設置していない政令市として、新潟市を挙げましたが、新潟市は設置しております。設置していない政令市は本県の2市に加えて岡山市、相模原市、熊本市であります。熊本市については、来年4月に新たな特別支援学校を設置する予定であります。

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