本会議会議録
質問文書
令和2年6月定例会建設委員会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 坪内 秀樹 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 07/03/2020 |
![]() | 会派名: | 自民改革会議 |
○坪内委員
一問一答方式で2問だけ質問させていただきます。
まず初めに、3番委員から質問がありました高卒採用の関係で確認させていただきたいと思います。
平成9年度以来の復活とのことで、県には喜ばしいことだと思いますけれども、ずっとお話が出ていますが、若年層の担い手不足が顕在化している建設業界全体で見たら、限られた人材を建設業界と奪い合うことになるのではないかなと少し心配するところもあります。
業界側としっかり調整、了解を得た上で進められているのか、また業界側の反応がありましたらお伺いしたいと思います。
○三沢総務課長
昨年度、今年度と私も同行いたしまして、静岡県建設業協会に出向き説明、調整を進めてきたところです。1番委員御指摘のとおり、パイの奪い合いになることを懸念しておりましたけれども、建設業協会としては土木の道を志す学生の就業支援が1つ増えて活躍の場が広がることは大変喜ばしく、ひいては工業高校を目指す中学生の増加につながるのではないか、建設業界全体が盛り上がれば良いとの温かい言葉を頂いております。
今後も出前講座、現場見学会など各種イベントを通じ、建設業協会と連携して土木の魅力、必要性を小中高校生の生徒、学生に伝えまして、懸念されがちな建設業に対する親御さんの理解も得ながら、業界全体を盛り上げていきたいと考えております。
○坪内委員
ぜひそのように進めていただき、就職口が1つ増える、また県の職員になれば家族も安心しますし学生たちのモチベーションも上がると思います。ぜひ今年度に限らず、今後も高卒採用が継続されるように取り組んでいただければと思います。
最後に、私は地元が県東部清水町・長泉町でして、狩野川第3架橋についてお尋ねしたいと思います。
令和2年2月県議会の杉山盛雄議員の一般質問に対し、最も望ましい架橋位置の案について関係市町の合意を得たことから、令和2年度はルート確定に向け地元と意見交換を開始すると、着実にスタートされる地元にとってありがたい思いの答弁がありました。この狩野川第3架橋は地元関係者からの要望も多く、周辺の交通渋滞の緩和や地域の活性化を図るために早期の事業化、完成、共用が強く望まれています。
そこで、2月議会からの県の取組状況と地元との意見交換や周知をどのようにしたのか、今後の見込みについてお伺いをいたします。
○羽田道路企画課長
狩野川第3架橋のこれまでの県の取組状況並びに地元への周知等についてお答えいたします。
令和2年2月議会からこれまでに三島市、清水町との勉強会を3回開催し、地元に提示するルート案を取りまとめました。地元への説明は新型コロナウイルスの感染に配慮し、まずは関係自治会の役員に対する説明を今月21日に実施する予定であります。その後感染状況を見ながら地元住民への説明会を実施していく予定であります。
○坪内委員
確かにコロナの影響で少し延期されているのかなと思います。
それでは、事業化に向けて今年度の具体的な実施内容は何かお伺いしたいと思います。
○羽田道路企画課長
今年度の取組の予定についてお答えいたします。
先ほど申し上げました地元住民等への説明会の意見等を踏まえ、来年度以降の本格事業化に向けて必要な測量並びに橋梁や道路の設計等を実施していく予定となっております。
○坪内委員
ありがとうございます。
着実にお進めいただけますようにお願いを申し上げまして私の質問を終わります。ありがとうございました。
○和田委員長
質疑等も出尽くしたようですので、このあたりで交通基盤部及び収用委員会関係のうち、道路局、都市局、収用委員会事務局関係の質疑等を終了することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
異議なしと認め、道路局、都市局、収用委員会事務局関係の質疑等を終わります。
ここでしばらく休憩いたします。再開は15時10分といたします。
( 休 憩 )
○和田委員長
それでは、休憩前に引き続いて委員会を再開いたします。
これより、交通基盤部関係のうち建設支援局、河川砂防局及び港湾局関係の質疑等に入ります。
なお、所管事務調査も併せて行います。
では、発言願います。
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