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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成19年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:前林 孝一良 議員
質疑・質問日:11/19/2007
会派名:公明党静岡県議団


○前林委員
 2点、よろしくお願いします。
 1つは、最初の部長の説明の中で2ページ目、河川事業で堤防等の整備水準が低く、洪水の危険性が高い河川の延長が前年度の901キロメートルから850キロメートルに減少したと、そういう文書がございました。洪水の危険性が高い河川の延長がまだ855キロもあるんだと思ったときにぞっとしたんですけれども。
 それに関連してこの業務棚卸表の34ページを見ますと、この14年度実績から順番に見ていって、そういう意味ではこの18年度実績が17年度からマイナス46、46キロこの区間の河川整備が進んだというわけですので、例年より頑張ってくださったことはわかるんですが、この洪水の危険性があるという住民の立場からいうと、今のこのペースでいっても20年かかるという、そういう数字を感じたときにちょっとびっくりしたんですけれども、この河川整備に関する考え方といいますか、ちょっとその辺手間暇のかかる仕事であることはわかりますけれども、住民の観点から言ったら早くやってほしいという気持ちが当然だと思いますので、その辺についてお願いします。

 それから、2点目はきょう午前中にこの工事明細表をずっとぱらぱらと見させていただきました。まだこの数字が読めるなと思って、自分でも感心してたんですけれども。確認ですけれども、まだ随契が結構多いんですが、この随契は最終的にはだれが、どのような手順で決定や業者決定されるのか、その辺をちょっと確認として教えてください。以上です。

○鈴木河川企画室長
 まず、河川整備の考え方ということでございますけれども、本県の河川の整備は時間50ミリの雨量に対して安全に流すということを目標に整備を進めております。
 その整備の進捗でございますが、平成18年度末の時点で、50.2%の整備水準にあります。時間雨量50ミリへの対応が50.2%ということはまだ半分ということではございます。
 しかしながら、近年温暖化等の影響もございまして、局地的な集中豪雨もございます。そういった雨に対応するために、特にそういった雨で床上・床下浸水が発生するという箇所は、低い地域に市街化が進んだ場所等で床上浸水を起こしているわけです。そういった河川でここ10年、床上浸水が頻発している地域につきまして昨年度より豪雨対策アクションプランということで――河川改修のみでは解決しないものですから――下水道の整備だとか、校庭や学校を活用した貯留施設の設置だとか、そういったハード整備とあわせてハザードマップ、または危険情報の周知とかそういったソフト対策もあわせて整備を進めていくと、そういう方針でございます。
 いずれにしましても、ハード整備につきましては長い年月と多くの事業費を要しますことから、ハード対策とソフト対策をあわせて進めていきたいと、そのように考えております。以上です。

○松本企画監(予算・経理担当)
 随意契約についてのお尋ねでございます。
 随意契約につきましては、まず法令上の根拠といたしましては、地方自治法施行令にありまして、あとは静岡県の中では財務規則でも個別に定めております。
 例えば小額というものですと250万円未満とか、それぞれの理由がありまして、それに基づいて契約しています。
 その契約の最終的な決裁者といいますか、根拠ということだと思いますが、これは財務規則によりまして随意契約は契約でございますから、支出負担行為ということになりますので、それぞれの契約に基づく支出負担行為の契約額の専決者、決裁者の権限においてやると。あとは出納でその審査をしましたり、場合によっては監査委員会が監査等でそれぞれの妥当性などについて監査を行う。補助事業等の場合ですと、会計検査院とかそういったところも検査が入る場合があるかと思います。そうした中で、いわゆる随意契約として適切だという認定を受けると、そういう形になると考えております。以上でございます。

○前林委員
 河川整備については今お話がありましたけれども、やはり緊急性等もございますので県民の皆さんが安心して暮らせるような環境づくりの一環として優先順位をしっかり守りながら工事を進めてほしいと思います。かなりまだ手間暇がかかりますけれども、ぜひお仕事を進めてくださるようにお願いをしたいと思います。

 それから随契については、今御説明いただきましたけれども、私、説明書をずっと見てきまして250万円という数字が出てるんですが、249万9000円が3件、249万円が1件、ぱらぱら見てたらあったんですけれども、この入札と随契のすれすれがやっぱりそういうものがいいのかなという気持ちがちょっとしたんですが、その辺の回答をお願いします。

 1件、195ページの中身は言いませんが、287万3000円が小額でもって随契になってるんですが、これはどういうことなんでしょうか。その説明もお願いします。以上です。

○松本企画監(予算・経理担当)
 250万円すれすれの随契になってるということでございますが、1件1件の内容をここで承知しているわけではございませんけれども、予定価格が250万円以下であればできるということですので、そういう趣旨に沿った契約であったと考えております。

 今の個別の数字が287万3000円の契約ですが、これは多分ページでいくと195ページの3段目ですか。上から3段目です。これ最初の契約が230万円余で随契をした後、恐らく個々の内容はわかりませんけれども、工法その他変更によって最終的に287万円になった。最初は287万円ということではなかったと考えております。

○前林委員
 もうやめますけれども、やっぱり当初契約から最終契約の額が250万円を超えたものが入札になっているケースもあるものですから、やっぱり私が言いたいのは、県民が見たときに不信を感じるようなそういうものがあってはならないという観点から、しっかりルールは守ってやってくださるような、そういう御努力はお願いしたいと要望します。

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