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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成29年12月危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 哲司 議員
質疑・質問日:12/14/2017
会派名:ふじのくに県民クラブ


○大石(哲)委員
 1問について一問一答方式で。
 6番委員の質問にもありましたが、説明資料12ページの地域防災訓練についてです。参加者が速報値で68万2000人――杉保危機管理部長は68万3000人と切り上げて御説明していましたが――この数字の出し方を教えてください。

○太田危機対策課長
 地域防災訓練の参加者の集計の仕方についてですが、各市町の防災担当者が訓練当日の昼過ぎに各市町内の参加者を一遍取りまとめ、それを各危機管理局及び賀茂振興局に報告をいただいております。各局から市町ごとの一覧をメールでいただきまして、それを集計しています。市町におきましては、各自主防災会の訓練ですと一度どこかに集合して避難場所に移動するケースが多いので、集合した際に点呼をしております。避難者台帳でチェックしている市町もございますし、町内会長さんが1、2、3と数えている市町もございます。その数字を訓練の一環として無線等を使って市役所、町役場に報告していただいた数字を積み上げて集計をしていただいております。
河川敷等の一カ所集中型で、何千人規模で実施される訓練もございますし、各町内会の自主防災会単位で小学校、中学校のグラウンドを使用して行う地域分散型の訓練を実施している市町もございますので、訓練の仕方はばらばらになっておりますけれども、集計はそういう仕方だと各市町からお伺いしております。

○大石(哲)委員
 何らかの訓練に参加した方の積算でいいんですよね。確か決算特別委員会のときもこれを取り上げたんですけれど、年間を通じて防災訓練に参加した数が静岡県は全国1位で、約4人に1人の県民が参加している。逆に最下位はどこか調べたら、瀬戸内海に面している岡山県と広島県と山口県がほとんどやってないんですね。参加者0%です。四国が遮ってくれるから津波も来ない、瀬戸内海は穏やかだということかもしれませんが、この3県は防災訓練をほとんどやっていない。
それに比べて、静岡県や和歌山県、モデル地区になった高知県は、やはり津波等の被害を想定しますから防災訓練を盛んにやっている。テレビアニメのちびまる子ちゃんも静岡県民は防災意識が極めて高いとアニメにも登場するんですけれど、68万人の基礎は市町から数字をもらっているんですが、例えば8番委員の地元の富士市では市民の約2割が防災訓練に参加しているんです。6番委員の焼津市が36%で3人に1人、そもそもそうかなと思うんですね。
 一番高いところはどこだかわかりますか。袋井市です。71%ですよ。10人のうち7人が参加するとはそもそもあり得るかなということです。
 参加しているって言われれば突き詰めようがありませんが、カウントする条件を各市町に出しているんですか。例えば黄色いハンカチ運動があるんですね。うちは家族全員元気だよと、ハンカチをつるせば参加とみなす。何らかの行動をとったと例示した上で68万人を集計しているのか。僕は疑ってかかっていますが、どうでしょう。

○太田危機対策課長
 訓練参加者のカウントの仕方ですけれども、いろんな訓練のやり方がございますので、各市町に対して県がこれを必ずやれということではなくて、各市町、特に自主防災組織が自分たちでこういう訓練をやろうと決めていただいた訓練を実施していただいております。10番委員御紹介の黄色いハンカチをカウントしている市町もあると聞いておりますけれども、その訓練をやっちゃいけない、それはカウントするなとは県から言えませんし、その訓練しかやっていないわけではないと伺っています。
特に、中央会場方式で行っているところに関しましては、なかなか全部で行うのは大変なので、地区ごとにまとめてことしはこの地区を重点的にやりましょうと。ほかの地区に関しては、集合場所に集まって避難をして消火訓練と三角巾訓練をやって解散のところもございますので、どこまでの訓練をやったら参加者にカウントするのかを県で決めるのは難しいですし、逆に自主防災会に訓練を考えていただくのも訓練の1つと考えております。
細かくやっていく方法もあるかと思いますが、余り強制すると逆に訓練のモチベーションが下がってしまうこともあると思いますので、何らかの形で分析できるのか検討していきたいと思います。

○大石(哲)委員
 ありがとうございました。
20%の参加率をあと5%上げるとのことですけれど、いろんなイベントの参加者数は、浜松祭りもそうだけれど、去年より多いなといって100万人が110万人になって、最後にはとてつもない数字になっちゃう。どこかで落としたくても落とせない。だから雨を待っていて3日のうち1日雨が降ると、がばっと減って今回は80万人だねとなる。またそこから去年より多いなって上がってくるのね。
 ぜひ、表に出てくる数字だから本当に胸を張っていられるような数字にしていきたい。それなら私はいいと思う。ただもらった数字を足し算して、どうだというのはちょっとやめていきませんか、もう少し精査していただきたいという注文です。
 それと、先ほど8番委員からもお話がありました中高生の件。私の選挙区の浜松市東区では天竜川の右岸と馬込川の左岸で大きな訓練をやるんですが、中高生が大勢いました。中高生の参加者が減ったということですけれど、この2カ所については昨年よりもふえているイメージでした。
ただ、この人たちは出席の判こをもらいに来たり、カードをもらいに来たりするだけなのね。この人たちに実際にホースを持たせるなり、何かやらせないと隅のほうで終わるのを待っているだけになる。防災訓練に来ていただくなら、教育委員会と協力の話がありましたけど、何かに参加させてあげるようなルールをもう少し詰めていって、前回も言いましたけれどバケツリレーができない小学生がいるんですから、少し進歩がある防災訓練にしていただきたいと要望して終わります。

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