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委員会会議録

質問文書

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令和3年6月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:山田 誠 議員
質疑・質問日:08/11/2021
会派名:自民改革会議


○山田委員
 私から1点、分割質問方式で何点か伺いたいと思います。
 危機管理くらし環境委員会説明資料45ページ、先ほど2ページにある第88号議案の佐鳴湖団地建替事業の話があったわけですが、ちょうど今年度は事業者候補選定ということでPFIで新規として麻機羽高団地を取り組みたいということであります。
 静岡市内で言うと、過去に東部団地でやはりPFIで建て替えをしたわけであります。ちょうど建て終わってすぐのとき、私も現地を見に行きましたが、周りと比べるとはるかにすばらしい団地だったなと思います。そういう中で、麻機羽高団地も相当古くからずっとあったわけであります。
 今回、新規として取り組む中で、どんな考え方でまず取り組むのか。そしてまた団地としては相当大規模であります。古い建物から建て替えしたもの、また修繕したものと様々混在しているわけですが、今回1団地185戸ということなんですが、何棟を潰して何棟を造っていこうかというおおよその概略の計画があれば伺いたいと思います。
 そしてまた、麻機の団地でやる場合、佐鳴湖台の団地のような形で考えていくのか、そういった趣旨について伺いたいと思います。

○勝又公営住宅課長
 麻機羽高団地のPFI事業につきましてです。まず、この団地での実施の考え方でございますけれども、ほかの団地も大体同様なんですけれども、県営住宅の多くが昭和40年代から50年代にかけて大量に建設されたものがあります。
 その老朽化に伴って、今回建て替え事業を行うわけですけれども、この団地も既に各種の改善工事を行っております。大きくは全面的改善事業、そのほかにも居住改善事業を行っておりまして、そういったもののゾーン分けを行った中で今回建て替えのゾーンが残っておりますので、その区域について建て替えを行っていきます。
 そして、佐鳴湖団地では余剰地の活用事業がありましたけれども、麻機羽高団地につきましては今のところその考え方はなく、業務内容といたしましては、設計施工による建て替え及びそれに伴う入居者の方の移転支援業務を考えております。
 対象につきましては10棟306戸の解体を行って、建設につきましては185戸以上で、今のところ進めております。今後の将来における世帯数の減少を見込みながら、今後県営住宅については少しずつ戸数を減らすところでございますので、ここでもそういった形で進めていきたいところです。

○山田委員
 分かりました。
 306戸から185戸以上、約6割強ぐらいなんでしょうかね。確かにそれなりのスペースを確保する、居住改善等をしていくとなるとやっぱりそういったことが出てくるなと思います。
 そんな中、本当に先ほども佐鳴湖団地の話でもありましたが、やっぱり環境を良くしていくために様々な附帯施設を考えているとかがあるわけですが、そういったものは今回取り組んでいるのかどうか。
 そして、東部団地をやった後なんですが、業者さんが東部地区の業者さんだったのでどうしても遠く、住んでる方から管理がなかなか行き届いてないっていう声も若干ありました。
 そういう中で、できる限りやはり地元を中心とした形で組んでもらう形を考えておいたほうが、管理上のことも今後考えると非常にいいんじゃないかと思うんですが、そういう考えがあるのかどうか、2点伺いたいと思います。

○勝又公営住宅課長
 この麻機羽高団地における施設整備は敷地の制約等がございます。また将来いろんな一定の施設の計画も県でございますので、そういったところを含めまして余剰地として売却する部分はありません。しかし業者で計画する区域内にコミュニティーを維持あるいは活性化するための施設については計画してもらう形で考えております。
 もう1つ、業者につきましては、一定規模以上になりますので必ずしも地域の限定、業者の指定はできませんけれども、選定に当たって、地元と言ってもなかなか広い部分がございますけれども、地元を積極的に活用することを考えている企業に配点を多くする仕組みを考えております。そういった中で地元の企業が積極的に参加していただければと考えております。

○山田委員
 それでは、私から最後要望だけしたいと思います。どうしても住宅に困っている方々もいらっしゃいます。そういう中で、県営住宅をしっかりとすばらしいものができるような事業計画にしていただきたいということと、この地域、先ほど話があったように、昭和40年、50年代に建てたこともあって、実は住んでいる方々は高齢者世帯が圧倒的に多くて、若い世帯の方々がほとんどいないという現実があります。
 あの地域は私もよく知っていますが、もう本当に昔と比べものにならないぐらい子供の数も一気に減って少ない状況もある中、新しいところができて新しい人が増えてもらうものをぜひ誘導していただければなと思います。以上、要望として終わります。

○飯田委員
 それでは、一問一答方式で質問させていただきたいと思います。
 盛土造成工事に係る緊急点検について伺いたいと思います。
 昨日危機管理部、そして今日の内容の中でも、熱海の伊豆山の土砂崩れのことに関しては大変関心もあるということで、県民も本当に同じようなことが自分のところでも起きないのか不安を持っておりました。
 そういう中で、早速に緊急点検していただけるということで、県民ばかりでなく私たちも期待しておったわけなんですけれども、ところがこのくらし・環境部の所管する部分においては、非常にその対象が狭かったと8番委員からも指摘がありましたし、ほかの委員も多分同じ思いでいると感じておるところです。
 その中で、質問していきたいと思いますけれども、先ほどこちらに関係することとして法令違反案件、その点検対象が9か所で、そのうち異状が4件あったんですけれども、感覚的にはそもそもその前の法令違反がそのままあったということ自体がもう問題なんですね。4件の内容については分かりましたけれども、行政指導という部分でなかなか有効な手だてがないことも分かりました。
 私たちが何を望んでいるかといえば、やはり再発そして類似災害が起きないことを願っているわけで、抑止力を考えてみたときに、何をしなければいけないかといえばやはり条例改正だと思います。
 この条例改正については、早ければ年内、それで年度内と伺っておるところなんですけれども、その中で質問させていただきたいと思いますが、先ほど点検をして異状の4か所の内容についても分かりました。県が所管するところについてこうするよということも分かったんですけれども、浜松市と熱海市、特に問題は浜松市の許可を取ってない盛土があるんですけれども、これについてのその後の行政指導はどうなるのかを、まず最初に伺います。

○鈴木建築安全推進課長
 先ほど条例改正というお話があったんですが、それはいわゆる土採取規制条例に係る部分についてと思われますけれども、私どもは宅造法の関係になるもんですから、現行の法律の中での指導を今は行っているところでございます。
 それで、浜松市についてですけれども、許可を受けずに盛土がされ、盛土した部分にクラックが入っているという報告を聞いているところです。許可を取っておりませんので、当然許可を取るなりの手続を取れという話と、それからその盛土が崩れないような技術的な措置をしなさいという指導を浜松市は行っていくと聞いております。
 先ほども話しましたけれども、一応技術職員が見てその規模だとか周辺の状況から直ちに明白な危険が迫っているものではないことは聞いております。

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