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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年9月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:山田 誠 議員
質疑・質問日:10/11/2021
会派名:自民改革会議


○山田委員
 分割質問方式でお願いします。
 まず、先ほどから各委員からお話がありますけれども、協力金の支給の件について伺いたいと思います。
 最初に、まん延防止等重点措置に係る要請のところで、10月7日現在の数字があったんですけれども、残りの数字をまず教えていただきたいことと、危機管理くらし環境委員会説明資料7ページ下の欄外に第2回として10月16日と書いてあるんですが10月6日の間違いかなと思うんですけれども、それについて伺いたいと思います。
 それともう1つは、先ほどからまん延防止等重点措置のお金をある程度先行してと話をされていたんですが、緊急事態宣言のほうは、まずはまん延防止等重点措置の分がある程度めどがついてから取りかかると考えておけばいいのか。要は先ほど1万1269件と質問がありましたけれども、まずはまん延防止等重点措置の分を先にやる形で考えておいていいのかどうか、伺いたいと思います。

○太田危機対策課長
 まず、まん延防止等重点措置の第2回の支払い日につきましては、2番委員が御指摘のとおり16日は6日の間違いでございます。申し訳ございません。
 件数ですけれども、7日現在で申請が1万3571件、支払いが済んでいますのが120件、こちらにあります15件と105件、合わせた数字でございます。
 支払いの審査の順番でございますけれども、まん延防止等重点措置の審査につきまして先行させていただいております。先ほど9番委員から御質問頂きましたけれども、データベースに入れて審査を一括してやることによりまして、この後の緊急事態措置の審査が迅速に進められるところもございます。そこも含めまして、先に申請頂いておりますまん延防止等重点措置の協力金の審査を基本的に先に進めさせていただいている状況です。

○山田委員
 今、基本的にとかそういう曖昧なことを言われるんですよ。要は両方並行でやるのか、片方だけやっているのか、それについて答弁頂きたいと思います。

○太田危機対策課長
 まん延防止等重点措置の協力金の審査を先にやらせていただいています。

○山田委員
 先ということは、要は今は緊急事態宣言についてはやっていないということでいいわけですか。やっているのか、やっていないのか、そちらの部分は。

○太田危機対策課長
 緊急事態措置に伴う協力金につきましては、先ほど言った早期支払い分については先に進めさせていただいておりますけれども、それ以外についてはまだ書類の審査まで行ってございません。

○山田委員
 ということは、早期申請分はもう置いておいて、残りの部分はもう一緒に審査は一応進める形で考えて今やっているということでいいですか。今の話だと、そういうふうに聞こえるんだけど。要は書類は受け取っています、その後審査に入っているかどうかを聞きたいんですよ。

○太田危機対策課長
 緊急事態措置の協力金につきましては、まだ審査に入ってございません。

○山田委員
 そうしましたら、まん延防止等重点措置の分で、先ほど7番委員からの質問の答えの中にも、いろいろ売上げを税抜きで書いてこないとかミスがあるということなんですけれども、この申請書類がウェブと書類の両方でたくさん来てると思うんだだけど、実際にミスがどのくらいあるのか、逆にミスがないものはほとんどないのかどうか。
 例えば5%はミスがありませんとか、書類のミスとか不備があるのがおおよそ全体の割合の中でどのぐらいあるのか。別に細かい1桁まで出せってことじゃないんですよ。おおよその数字を1つ出しておいていただきたい、聞きたいということです。
 先ほどの話の中でそういうミスがあると言うんですけれども、大体ミスがあるのはまず書類が足りないとか金額が間違っている、特に間違いやすいところがあるかと思うんですけれども、それについて具体的に、特に大きい間違いがあるところは何かの2点について教えていただきたいと思います。

○太田危機対策課長
 申請して頂いた中でデータの修正が必要なものが全体の約6割でございます。内容といたしましては、営業実態の確認ができる書類がついていないもの、本人確認ができないもの、支払いの口座が申請者と異なるといった書類の不備があるもの。それから先ほど申し上げましたけれども、協力金の計算ミス、間違いがあるものを含めて約6割です。

○山田委員
 分かりました。
 そうなると、4割は大体書類も全部そろってきているので書類がきちっとできているところは進めるとして、多分申請したけど全然話がないよという方々は自分の書類に不備があるのかどうかも分かっていないんじゃないんかなと思うんです。そこら辺をしっかりとした上で、できるだけ早くやってあげるべきだと思うし、もう1つはウェブで申請してくれている場合に、ミスがあった場合に受け取ってますよ、受け取っていませんと言うのか。
 よくあるのは、いろんなサイトで例えば申請すると申請を受け付けました、受付が完了しましたと、例えばマイナンバーの申請なんかすぐに来るわけですね。そういったことを今回されているのかどうかについても確認しておきたいと思います。

○太田危機対策課長
 2番委員がおっしゃるように、ウェブ申請の入力が終わりましたらメールで受け付けましたと連絡が行くようになっています。

○山田委員
 先ほどからほかの委員からも本当に皆さんから遅いという声が出ていますけれども、そこのところは大変だと思います。ただ4割ぐらいはしっかりそろって来ているならば、できるだけどんどん進めていけば、これだけの件数が出ていて今支払いが10月14日で約430件ぐらいですかね。これはもっと上がっていていいんじゃないかと思います。苦労するかと思いますけれども、できるだけ早急にやってあげる必要が私はあると思いますので、頑張っていただきたいと思います。

 次に、安全・安心認証制度の話なんですが、先ほど話があった中で、認証店と非認証店への今後の対応を分ける考え方は状況によりあり得るという答弁がありました。認証店と非認証店の対応を分けることはほかの県でも第三者認証を使ってやっているところがあるし、これからも出てくると思います。国では基本的に申請している途中じゃ駄目ですよと。認証してある店、認証できていない店と、申請中は除いてとにかくこの2つしかない中で、認証している店だけが例えば基準としてクリアしていますよという形です。
 優遇する場合も、申請中のところも頑張っているじゃないかと申請を取っているところと同じような扱いができるのかというと、これは国ではさせない方向で基準は1つだけだと聞いています。
 自分たちは申請しているけど、行政側の手続の遅れあるいは現場確認が遅れたり、申請が今現在集中していることもあって認証がなかなか下りない中で、もし対応を分ける場合に、物すごい不公平感を感じる方々も出てくるんじゃないかと思います。
 ですから、今1万4000件余りの申請が出ていて、7,000から8,000件ぐらいが今月半ばぐらいにと聞いています。そうするとまだまだない中で、ちょうど今第5波が終わって多分すぐには第6波は来ないだろうとは言われていてもいつ来るか分かんない中で、早急にここは終わらせる必要が私はあると思っています。
 ですので、人員も増加してやっている中でありますが、できるだけ早く認証することが私は絶対必要だと思います。それについて、県として基準が1つしかないということ、要は認証しているか、していないかで対応を分けざるを得ないという考え方があるのかについて、もう1度確認だけしておきたいと思います。

○太田危機対策課長
 国に確認した協議の経過でございますけれども、国からは認証申請中のお店については、自治体でいう非認証店としての取扱いとなる認識が示されております。そういうこともございまして、県としては申請頂いた飲食店の皆様に早期に認証が交付できるように、手続を早めてまいりたいと考えております。

○山田委員
 まさに今話のあった認証しているか、していないかだけの判断になってくると、申請しているところがまだかまだかと不満は本当にたまっていくと思いますので、そうならないようにぜひやっていただきたいと思います。
 また、この申請が今回集中しているのは前々から話があるとおり、この協力金の支給の項目に入っている第三者認証が、県の認証だけじゃないんだけど、県の認証を取ったほうがとかあるいは国で第三者認証制度を取っているところに対しては優遇するという話が新聞報道で出るから急に申請が増えているんだと思うんです。
 この1つの大きな山を越えればいいと思うので、今非常に大切な時期また大変な時期だと思いますけれども、私はこの認証制度は通さないことではなくて、対策をちゃんとしていることを通して安全に皆さんが食事に行けることが重要だと思いますので、ぜひとも頑張っていただきたいと思います。
 もう1つ、ステッカーを私も見ています。QRコードが載っているんですけれども、QRコードが非常に小さいというか、ステッカー自体が小さい。山梨県なんか物すごいでかいステッカーでQRコードもでかくなっているんです。お店の都合もあるのであまりでかくないほうがいいのかもしれませんが、QRコードのところに説明がないもんで、私は分かるけど普通の人は何であそこにQRコードがあるんだろうと思う人も多分出てくると思うんです。
 あれは店ごとのQRコードで、それを見ればそのお店の対策の内容が全部分かるわけですから、そこら辺をしっかりと県民にも分かるようにしてあげるべきだと私は思います。印刷ももう終わっているところはいっぱいあると思うんで、何らかの形で、そこら辺はお店側にもここは自分のお店ですよとか別に手書きでも何でもいいと思うんだけど、CM等でやっている中ではできるだけそういったことをやっていくべきだと思いますんで、私からの要望としておきます。

 最後の質問になります。
 消防防災航空隊の話なんですが、静岡県が新しいヘリを購入して今稼働しているわけです。県はたしか県のヘリコプターだけではなくて、静岡市とかあるいはほかの都道府県のヘリと連携しながら運用しているかと思います。そういう中で、例えば今度も静岡市の消防防災ヘリ――カワセミかな、赤いやつですけれども――5か月の長期点検に入っちゃうわけです。そうするとその5か月が使えないわけですね。
 ですから、重要なのは静岡県のヘリも当然飛行時間ごととか、あるいは定期的な点検など様々なものがある中で何機動かせるのか。他県との連携で何機動かせるのか。常時何機動かしていけるのかが、多分県民の皆さんは分からないと思うんです。いつ飛んでいるのか、いつ飛んでいないのか。飛んでいない時期に飛ばせと言っても飛ばせないもので。そこら辺の体制は、現状静岡県としては大体最低何機、静岡県内で運用できるように他県と協力して考えているのかについて伺いたい。

 もう1つ、先ほど運航責任者の話がありましたが、シミュレーターによる緊急訓練について検討するという話なんだけど、具体的にどこか国内でそういったシミュレーターを実際に運用しているところがあるのかについて考えを聞きたいと思います。

○望月消防保安課長
 御紹介がありましたとおり、静岡県内には県の消防防災ヘリ、静岡市、浜松市の消防防災ヘリの3機がございます。この3機におきまして、できるだけ1機は稼働していればというところはあるんですけれども、どうしても定期点検あるいは不意の点検や整備が入ったりもしますので、そういった場合に運航できないときもございます。
 こういったときに備えまして、静岡県と静岡市、浜松市の3者では静岡県内の航空消防相互応援協定を結んでおりまして、それぞれのヘリが所管区域をまず優先させるんですけれども、各ヘリが出動できないときに相互に応援し合う仕組みができております。
 また、山梨、長野、愛知、岐阜、三重の東海各県とやはり応援協定を結んでおりまして、県内でヘリが活動できない時期はほとんどないんですけれども、そういったときにもし発災したときには応援に来ていただける仕組みを講じております。
 さらに、県の消防防災航空隊、静岡市、浜松市に加えて県警の航空隊が2機持ってございまして、その関係機関で月に1回運航調整会議を開いてそれぞれの機体の運航予定あるいは整備や訓練の予定などを調整する連携を図っておるところでございます。

 それから、シミュレーターの件につきましては、先ほどの国の基準に示された安全対策の中で県がまだできていないところですけれども、なぜかと申しますと現状AW139というイタリアのヘリを使っています。この機種の訓練施設がイタリアにしかなくて、コロナの関係でここ2年行けない状況があります。最初の免許を持つ訓練はやっておるんですけれども、導入以降まだできておりません。
 実は、今静岡エアコミューター株式会社が静岡空港に訓練施設を整備しています。来年4月ぐらいからはその施設が稼働できるという情報もございますので、そういったところがもし活用できればシミュレーター訓練も実施できるのではないかという検討を今進めているところです。

○山田委員
 ありがとうございました。
 何しろ広域で連携しなきゃいけないし、またヘリ自体本当に結構長期の点検が入ると聞いていますので、そういった意味では常に複数あるいは2機、3機と連携して動けるように、運航体制を常に確保しておいていただきたいと思います。
 シミュレーターの件については、来年4月以降新しいのができれば一番いいと思いますので、期待しています。以上です。

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