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委員会会議録

質問文書

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平成30年7月観光地域づくり特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:坪内 秀樹 議員
質疑・質問日:07/13/2018
会派名:自民改革会議


○坪内委員
 御説明ありがとうございました。
 私のほうから数点確認をさせていただきたいと思います。
 私は、先日、中国浙江省友好交流の中国事情調査団で香港の日本政府観光局香港事務所を訪問し、観光のことについて少し勉強させていただきました。その中で、ターゲットを絞って、共感を呼ぶPRをしていかなければならないということを伺ってまいりました。今回、TSJでマーケティングをしているということでございますが、どのようなターゲット層を見定めるのか、全般的にやりますとやはりPRが薄くなってしまうというところもあろうかと思いますので、今どのような状況になっているのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。

○横地観光振興課長
 6番委員にTSJのターゲティングについてお答えいたします。
 資料の、文観資料の4ページをごらんください。
 中の箱の1のTSJの組織概要のTSJの戦略的取り組みにございます。TSJでは、戦略的に対象市場を設定しておりまして、効果的な旅行商品と営業活動による誘客拡大を図っております。対象市場をまず訪日需要は高いが、本県への来訪が少ない香港、オーストラリア、タイを重点市場としまして、まず、近々に取り組んでいくということでございます。
 次に、中長期的に取り組む新たな市場といたしまして、欧米などを開拓市場としまして中長期的に取り組んでまいります。
 また、現在、就航先等の現在の市場でございます中国、台湾、韓国につきましては、現在の市場規模を維持しながら、質への転換を図る保持市場として取り組んでいるところでございます。以上でございます。

○坪内委員
 ありがとうございます。今のターゲティングは地域のことだと思いますけども、今度は逆の違う角度から言いますと、年代層とか、男であるか、女であるかとか、そのようなターゲットの絞り方というのもあろうかと思いますので、そのようなところも研究していただければというふうに思います。

 続きまして、TSJのことについてお尋ねしたいんですけれども、連携商品開発をされているというようなことも先ほど御説明があったと思います。私は県東部出身でございますが、東部のほうは市町が合併しておりませんので、各地域で一生懸命、観光地対策、観光政策をしておりますけれども、その連携がなかなかうまくいかないということがあります。あと、それに伴って公共交通の連携性というのもなかなか進んでいないというのが実情かと思っております。そんなところを、先ほどの連携商品開発と、今私が述べたような関係性というのは御検討いただいているのかどうか、お伺いしたいと思います。

○神戸観光交流局長
 まず、TSJの連携ということにつきましては、TSJがまず海外で営業をしてまいりましてお客さんを連れてくると。それを各DMO、地域のDMOとか、地域連携DMOに御紹介する。そういう形で地域にTSJが入り込むような形で連携を促進してございます。委員お話のございました、各地域同士の連携であるとか、それと、あと交通機関との連携、ここにつきましては、私どもとすると、そこは私ども県が各地域のDMOなり、市町と、それから、市の観光協会等の方々と連携しながら改善を図っていく、連携をつなげていくというような形で対応してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

○坪内委員
 ありがとうございます。よろしくお願いしたいと思います。これから高齢化社会、それから、さらに観光では本当にターゲットにしたい若者層を取り込むためには、やはり足、公共交通が大変必要かと思います。ぜひとも注目していただいて、御検討いただければと思っております。

 次に、富士山静岡空港の件でございますけども、これも香港事務所でお尋ねしたところ、やはりLCC会社が来るところに非常にお客様が行っているというふうにお伺いしてまいりました。静岡空港では、どのようにお考えになっているのか、お尋ねしたいと思います。

○深井空港利用促進課長
 LCCの就航促進についてお答えします。
 LCCは、低価格運賃ということで、若者をターゲットに近年日本にも多く就航してございます。LCCはその低価格運賃を魅力に、やはり新たな層の需要開拓ということを促進するような結果にもなっておりますので、私どもも、新たな需要を取り込みたいということで、LCCについては注目しながら就航促進のほうを図ってまいりたいと思っておりますけども、今現状を見ますと、LCCは特に韓国からのLCCがふえておりますけれども、LCCのビジネススタイル上、西日本中心であると。やはり近いというのと燃料費も高騰しておりますので、そういった点でやはり機材を回したり、かなり多く回っていくと西日本に今就航をしておりますけども、我々のほうもしっかりとその辺のLCCの誘致を見据えてこれから取り組んでいきたいとは思っております。

○坪内委員
 ありがとうございます。私が先ほど申しましたとおり、年代層で若者をターゲットにするのであるならば、やはりLCCがどうしても必要だというふうにまたリンクもしてまいりますので、そうすればまた富士山静岡空港の利用頻度も大分上がってくるかなというふうなことも私は考えておりましたので、よろしく御検討いただければと思います。

 最後に、今、国の施策のほうで文化財の活用というのも観光になるのではないかという方向性が示されていたと思います。今回の資料の中にはその部分が入っておりませんでしたが、今後、どのようにお考えになるのか、それだけお伺いしたいと思います。

○神戸観光交流局長
 観光として、歴史的建物等の文化財の活用につきましては、観光庁でも力を入れてございまして、私どももその文化財の保護とともに、活用が何よりも重要だというふうに考えております。活用の仕方につきましては、文化財でございますので、教育委員会、そちらとも協議をする中で、例えば、古民家を宿泊施設として利用する、そういうものに対する支援であるとか、そういうことも含めまして、これからやはり特に外国の方を受け入れていくというようなことになると、歴史をいかに伝えるかということも重要になってまいります。そうしますと、案内看板であるとか、案内表示、そういうものの改善も図っていくというような形で、文化材を活用した中でインバウンド、それから、観光客の取り込みというようなことで対応してまいりたいというふうに考えております。

○坪内委員
 ありがとうございます。そのとおり、全て観光に資するものだと私も考えておりますので、総がかりで観光立国の日本をつくっていくための静岡県づくりに私も邁進したいと思います。以上でございます。

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