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委員会会議録
質問文書
平成30年２月定例会厚生委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 増田 享大 議員 |
| 質疑・質問日： | 02/21/2018 |
| 会派名： | 自民改革会議 |
○増田委員
分割質問方式でお願いいたします。
健康福祉部全体的なことですけれども、施策の年次計画について2018年から2021年まで４年間の年間の工程表があります。総合計画全般に関して我が会派から横一線で同じことをずっと４年間やることは計画の設定、施策の展開において大ざっぱ過ぎないかと要望させていただいております。そのことにつきまして、全体的な話でございますので個々に説明は求めませんが、健康福祉部としての所見を伺います。
○窪田政策監
工程表の部分についての御質問でございます。
今回、主な取り組みの本文に４年間に進めていく取り組み等の大まかな方向性を書きつつ、工程表には県民の皆様に対して健康福祉部が具体的にどう取り組んでいくかをお示しするために書かせていただいております。
横一線とのお話もございますが、健康福祉部が所管する業務につきましては、医療、介護、福祉、子育て等、制度的なものをしっかりと安定的、継続的に進めていかなければならないものが多い。そのため順番にステップを踏んで進めていくことができる取り組みについては、年度ごとに記載させていただいております。記載できないものにつきましては、恐縮でございますが横一線で４年間しっかり取り組んでいくことを示させていただいております。
○増田委員
おっしゃる気持ちもわからないことはないのですが、支援、マッチング、促進や推進といった書き方の項目が多いからこそ、細かな数値目標をしっかりと明記して、目標を立ててやっていくべきではないでしょうか。そのため数値設定を具体的に入れていただくことを要望しています。計画を修正するとの御回答をたくさんいただいておりまが、活動内容を記載してあるものや、数値が入っているものが少ないのではないかと感じてもいます。
医師の偏在解消に関して10万人当たりの医師数がありますけれども、例えば10万人当たりの医師数では200人を217人にするには県全体で500人ぐらいの医師が必要だとの話があります。それに向けて東部、伊豆半島等の医師の偏在解消に向けて何人足りないのか、何人足りないから何人宛がうといった数値目標等に関する所見を伺います。
○浦田医療人材室長
医師の地域偏在に関する指標についてお答えいたします。
現時点で、総合計画の指標として挙げておりますのは、あくまでも全体の数字でございます。偏在に対してどうするのかに関しましては、78ページの@医師の確保・偏在解消の項目におきまして、文章上は地域偏在に関して各地域間の格差が減少するように解消に取り組んでいくと明示をしているところでございます。
ただし、それぞれの数字に関して表記はしておりませんけれども、ただ実際に東部、中部、西部といった地域の中でも格差がございます。さらにそれを医療圏域で見ましても、それぞれ多いところ少ないところが明確に分かれております。そのようなものに関しましては、総合計画の分野別計画である保健医療計画に明記をしながら対応していこうと考えております。
○増田委員
ありがとうございました。やはり医師の偏在解消と介護の地域包括ケアの推進に向けた取り組みに関しては、なかなか難しいと私ども会派でも認識しております。ただ前進のためには、より具体性を持ち、こういうことが必要だから努力し頑張りますだけではいけません。やはり結果を伴わないといけませんから。ハードルが高ければ少しずつでも上げていく考え方が必要だと思います。
会派に持ち帰って改めて要望いたしますが、特に介護に関して介護を必要とされる方の人数のおおよその目安が試算されています。その方のうち何人を施設に入れ、何人を在宅介護にするか想定した場合に必要とされる介護職員、介護関係のスタッフの人数も本来であれば算出されるわけであります。そのために現在職員は何人いるから何年までに何人ずつふやしましょうと記載しないと、医師の偏在と介護の地域包括ケアの推進に関しましては、非常に難しさを感じておりますので、改めて要望させていただきますが、御対応賜りますように要望させていただいて質問を終わります。
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