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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成22年9月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:三ッ谷 金秋 議員
質疑・質問日:10/01/2010
会派名:平成21


○三ッ谷委員
 おはようございます。
 数点質問させていただきますが、まず最初に先の委員会で、私が当局の皆さんにお願いと質問をいたしました件につきまして、その後の経過も含めて御質問をいたします。
 静岡空港が当初の利用予測よりも少ないとはいえ、本当に当局の頑張り、あるいは県民の応援のおかげで、そこそこの数字を上げているということは大変うれしく思っております。その中で、私はもっと静岡空港を身近に感じていただくためには、あれだけの交通量がある東名高速道路に、もう少し静岡空港というような看板がほしいという御意見を、先の委員会で皆さんの努力をお願いしたいということで質問をいたしました。みんなも多分見ているのでしょうけど目にとまってない。例えば、相良牧之原インターチェンジの出口に看板があります。あるいは吉田インターチェンジのほうにもありますけれども、これが看板とすると地名が載っていますが、この上に飛行機のマークが小さく載っているのが今の案内看板です。私は、お金をかけるPRも大事ですけれども、あれだけ車が走っているところで空港に直結したもので、静岡空港出口と書けばもう何よりだと思って、先の委員会でもお願いをしたところです。その後当局の皆さんの頑張りでどうなったのか。またこの標識、看板の扱いについて、どのように中日本高速道路株式会社のほうからお返事があったのか、苦労話も含めてお聞かせをいただきたい。これがまず第1点の質問です。

 次に今回の資料に沿って質問させてもらいますが、第122号議案の損害賠償額の決定、和解についてお伺いをいたします。
 これは皆さんも御案内のとおり、平成21年4月1日に発生した草薙総合運動場における事故でありますけれども、遺族の方と和解ができたということで、本議会で議案として提出されています。額そのものはいろんな条件があってこのようになったのでしょうから、金額のお話はしませんけれども、指定管理者の扱いというのは一体どうなるのかなという気がいたしました。
 確かに静岡県の管理する持ち物であり、一時的に指定管理者に維持管理を任せているわけですが、指定管理者側の責任というのは、今回のこの賠償の和解する額の中でどういう扱いになっているのか。
 これはこの夏にありました、浜名湖の教育委員会所管のカッター船事故も同じです。当然最終的には、静岡県と御遺族との和解で損害賠償をしなければいけないというのは当たり前の話ですけれども、損害賠償をするときに指定管理者側にはその損害を補うというのか、直接そこで管理していたわけですから、そのあり方について当局はどのような見解でいるのでしょうか。また、今回のこの事故につきまして、指定管理者に対して年間相当なお金を払っているわけですから、それに対して逆に当局から二次的に請求を出しているのでしょうか。その点がちょっとよくわかりません。
 今回、教育委員会と交通基盤部の2つの指定管理者制度のこのような損害賠償が載っていますけれどもね、当委員会の所管事項の中で指定管理者があるとすれば、そういう扱いについての契約、あるいは条項がありましたらお答えをいただきたいなと思います。

 それから先の台風に伴う集中豪雨によって、随分大きな災害が残念ながら発生いたしました。委員長はじめ当局の皆さんの頑張りで、早い段階でこの災害現場の視察ができましたことは、大変我々としても目で見て被害のすさまじさを確認できてよかったと。高く評価もいたしますし、現場に立ちましても、県民の代表として皆さんにもお礼申し上げたいと思います。昨日来いろいろなことで質問していますので、私1つだけ気がついたことがあって、確認の意味でこの災害の復旧につきましてお尋ねをいたします。
 よく建設業界では30年降雨とか50年降雨とかいろんな計算率で、河川改修含めて土砂災害がないようにということで、一生懸命やってもらっていることはよく承知をしています。建設委員会は私2回目か3回目なのですが、結構この小山町とか北のラインではなくて、今日は森先生いますけれども、森先生の地元というのは、結構集中豪雨とかで災害に遭った現場も何回も見ました。特に今日質問するのはワサビ田のことです。
 伊豆半島の中にあるワサビ田というのは、本来清流でして余り普段の水の流量も多くない。割と狭隘な部分でワサビ田がずっと並んでて、当然集中豪雨があれば、ワサビ田全体が河川の河道の中心になってしまうわけですから、伊豆半島では大打撃になります。
 今回の小山町の現場を私が見ていたら山からパイプで水を引いているのですよね、だから伊豆半島のワサビ田と違って河川の自然の流れの中に植え込みをしたというのではなくて、河道とその間に堤防があったのか、あるいはのり面があって遮断されていて、木が植わっていてワサビ田があったのか、よくあそこの現場はわかりませんでしたけれども、それを考えると自然流下のワサビ田でなければ、もう少し河川の流れのことに配慮をすれば、もう少しあのワサビ田は守れたのではないかなという気が、あの現場を見ていたしました。特にS字で紆余曲折するように川が流れていますから、ちょっと雨が降ればどこにまずぶつかって、そのぶつかった水がはね返ってどこの堤防にいくというのは、素人でも現場を見たらわかると思うのですが、皆さんは専門家ですから当然わかるはずだと。ということになると、あのワサビ田の手前に向こう側ののり面にぶつかった水がはね返ってくるわけですから、そこにもう少し大きな構築物があって、ワサビ田に入らないような工夫があったら、もう少し被害はおさまったのではないかなという見方を私はしました。
 そこで、今回の災害復旧に当たって河道のあり方、あるいは堤防のつくり方、あるいは水よけ対策、あるいはそういう類する工事というものは考えられないかどうか。この点につきましてお伺いをいたします。

 それから今年、海外視察に行かせていただきました。特に、ヨーロッパの環境問題含めて取り組んできまして、まだ議員の諸先生には報告書を分けてありませんが、ゲラ刷りができたものですから、今日私持って来ました。今回はラトビア、ドイツ、スイス行きました。ちょうど我々が帰って来た5日後にチェルマックで列車が転覆した。あの電車にも我々乗っていましたけれども、事故に遭わなくてよかったなというような印象を持ちました。
 この中でラトビアにしても、またスイスにしてもドイツにしても旧市街と新市街を持つ、言うなら昔の町並みと現在の町並みが共存するまちです。その中で、スイスの場合もそうでしたが、またラトビアでもドイツでもそれぞれの現場の市の職員さん、あるいはその関係者のお話を聞いて日本とは違うなということが2つほどありました。
 1つは、皆さんが例えば道路をつくりますよというと、当局側である程度のガイドラインの図面なり、あるいは絵とか、あるいはスパン図と言うのでしょうか、そういうものをまず県民に御提案をしますよね。視察した3つの場所では、ここにどうしてもつくりたいということは当局から呼びかけするそうです。まず市民のお考えを先に聞くんだそうですよ。それは絵柄も含めてですよ。先に先にどんどんアイデアを市民からいただいて、それを当局がある程度まとめて、ペーパーにしたものを30人、50人の建設家に、こういうコンセプトで設計コンペをやるので応募してほしいとやるそうでした。
 うちの県を見てみますと、ある程度できてしまってから県民の御意見をいただくというシステムをとっていて、いつもそれは私も読ませてもらっています。建築事業の場合は原案のできる前にこれをやったほうが、あとでああだこうだとか、地権者の判こがもらえなかったとか、あるいは設計の手直しをしたということが少なくなるのではないかなという気がしました。内容につきましては、また御答弁をいただいたあとで詳しく質疑応答をしたいと思いますが、そういうものの考え方というのは、部長初めいかがなものかなとお尋ねをいたします。

 それから、新東名高速道路につきましては、昨日の部長説明の中でも、順調に進んでいますよというお話です。全線165キロメートル、まだ東京に向かった延伸につきましては路線が確定しないということはありますが、このままいけば早い段階で開通ができるというお話を承りまして、利便性の面で大変いいなと思いますが、部長に1つお願いがあるのですよ。
 部長からいただいた資料を見ますと、県の対応というところで、用地買収や工事着工に向け地元市町とも、中日本高速道路株式会社が進めている設計協議に協力をしていると説明されています。また推進体制というところでは、新東名高速道路建設促進協議会、これは会長が知事であります。またその下の新東名高速道路建設促進期成同盟会、これも会長が知事で、2つあります政令市の市長が副会長についていると書いてございます。また、実務をつかさどる静岡県新東名連絡協議会では、県交通基盤部長が道路局長とともに正副会長に就任をしていると。建設に係る課題について調査、研究、関係機関との調整に向けて、今日まで努力をしていただいたということが書いてありますから、これにつきましては私もよく承知をいたします。
 そこで部長にお伺いするのですが、期成同盟会があって促進協議会があって、なおかつ部長をトップとする実務者レベルの連絡協議会がある。我々もこの前の県内視察で、御殿場のジャンクション周辺から見させていただきましたが、工事そのものは順調に進んでいる。その反面地元の建設業者が今のこういう景気の状態の中で重機等が余っている中で、先の災害の復旧工事は本当に地元にとってはありがたい仕事です。そういう受け取り方を私もしています。新東名高速道路の特に道路の問題ではなくて、造園とか植栽とかのり面整備とかというものにつきまして部長にお伺いしますが、先般の地震でも東名高速道路の一部が崩壊をして、のり面の緊急修復をいたしました。あれは地元の建設業者、あるいは地元の造園業者が本当に寝ないで頑張ったということでありまして、早いうちに回復できてよかったなと思います。
 今回県下では御殿場ジャンクションから三ケ日ジャンクションまで145キロメートルございますが、部長の説明どおり平成24年の開通に向かって急ピッチで工事が進んでいるそうです。
 しかし、ここで一つぜひこれはお考えいただきたいのですが、静岡県の造園業会への経済波及効果ということを考えていただきたいなと思うのです。145キロメートル間でサービスエリア、パーキングエリア、道路施設、路面植栽、のり面植栽、こういう造園工事が多額に発注されています。しかし、調べましたら静岡県の業者は1社も入ってないんです。これだけつくっていただいていても地元の業者が参入できない。それは先ほどこれだけの期成同盟会含めて、知事、部長トップのいろいろなものがあるのに、どうしてそういう点につきまして、中日本高速道路株式会社に対して要請なり陳情をしなかったのかなと、今になって思います。
 また一番心配なのは、平成24年に開通をいたしますと、これは刈り込みとかよくやってるじゃないですか、あれも造園をつくったところがどんどん次の仕事も持っていくのだそうですよ。そうするとせっかくの工事で地元が潤うチャンスがあって、なおかつ造園の今後の手入れで少しでも収入が上がろうと期待していた造園業者の皆さんは、何かてんぷらをカラスが持っていったようなものですよ、本当に。のどから手が出るほどほしいけれども、なかなか中日本高速道路には言えないし、なかなか仕事ももらえなかったという現状をお聞きして、これはぜひ部長以下、知事にもお願いをして、これからでも間に合うのであれば、少しでも静岡県の業者に仕事が落ちるように御尽力をいただきたいなという気がしましたので、部長含めて担当の局長にもお伺いをするものであります。

 それから次に、遠州灘海岸の浸食対策の一環をお伺いをします。
 遠州灘はもう皆さん御案内のとおり、天竜川から出る土砂の量が減っているからといろんな理由はありますけれども、西から東に流れる潮流で遠州灘の海岸が減っていることは確かであります。私も地元におりますからよく砂浜を見て、うちのまちは皆さんのおかげで、ふれあい福田漁港というのをつくってもらったから、すごく砂が堆積しています。その体積する砂を今度は日本で初めてやるサンドバイパス事業で、浅羽海岸に持っていくと。これも取り組みとしてはありがたい話でございますが、それと同時にやっぱり植栽、別に砂が減ったから松が枯れたわけではありませんが、御心配をいただいている松くい虫のために、もう本当に穴のあいた状態、歯抜けの状態、これは特に福田海岸だけではなくて、浜松の篠原でもそうですし五島でもそうですし、ずっとそういう被害が広がっています。
 松を植えるのは磐田市も袋井市も浜松市もボランティアを含めて、国、県の補助金をもらって植栽もしているようであります。私も一度お手伝いに行ったことがあります。でもね、私は皆さんが考えている混合植樹がこれからはいいのではないかなと思うのですよ。沼津の千本松原に何か杉とかヒノキを植えようというのは、これはちょっと美観上無理ですが、我々のような一線堤というのは、短期間で大きくなって根を張って堤防を守ってくれるような樹木があれば、私は松にかわってもいいんじゃないかなと気がしますし、当局でもいろんなお考えがあるというお話を昨日の懇談会でもお聞きしました。
 そこで松が一番いいのはよくわかっているけれども、そういう対策上の当局としての考えをお聞かせいただきたいなと思います。

 次に福田漁港の背後地についてお伺いをいたします。
 国の予算が大変厳しくなった。これは伊豆半島の小さな漁港もそうでありますが、我々太平洋岸の港でも随分予算が削られて、今それぞれ担当している市町、出先の土木事務所は御苦労していることだと思います。
 そういう中にあって、ふれあい福田漁港って名前をつけたのは当局の皆さんです。予算が先細りする、漁港対策のお金がだんだんなくなる。だからいいアイデアだと思いますよ、ふれあい化というのは。ふれあい化というのを打ち出すことによって、国からの予算をふれあい化のためにもう少しくださいと、口説いてくれた皆さんのアイデアはすばらしいと思います。
 今回この福田漁港の背後地につきましては、国有地が随分あって、いよいよ内陸部の開発が進んでまいります。私は当然市町が考えているようなふれあい化に伴う事業化というのは、それはそれで1つのお考えですから反対するわけではありませんが、一方でやっぱり背後地であっても漁業振興の礎の場所でありますから、それが加味された事業でないと、何か人ばかり呼んでも本来の漁港、あるいは漁民のためになるようなことも加味した振興事業をやってほしいなと思います。
 そこでこれからのふれあい福田漁港に対する背後地、もしくは泊地の前の国有地含めて、どのようなお考えを持っているのかお伺いをいたします。
 委員長、余り長くなってはいけませんのでとりあえず一遍切っていいですか。

○渡邉道路局長
 まず、東名高速道路の富士山静岡空港の案内の件でございます。
 東名高速道路におきましても、いわゆる高速道路につきましては、各インターチェンジの名前の表示が出口案内されています。大体インターチェンジには1キロメートル手前と500メートル手前、それから直前という形で、各インターチェンジ上り下り両方3枚ずつ出ています。
 委員から以前御指摘をいただきまして――実はわかりにくいのでパネルをつくって用意してあったのですが――もともと空港開港に合わせまして、こういう形で空港をしっかりPRするように空港部としてNEXCOにお願いをしていたのですが、いろんな御事情がありましてNEXCOではそこまでは無理だということで、ピクトグラムと言いますけど、これが国道1号とか県管理道路もこういう形で案内しています。
 低速道路の場合にはこれで十分なのですが、高速ですとちょっと視認性が不十分だということで、委員からも御指摘をいただいたところです。
 当時、空港部として頑張ったのですがなかなかNEXCOがうんと言ってくれなかったということで、今までこれできていました。それで、また粘り強く空港局と道路局で頑張ってNEXCOと交渉しました結果、こういう形にしましょうということで、今回の10月4日から15日まで集中工事が行われるわけですが、その中でやりましょうということでお話をいただきました。
 場所につきましては吉田インターチェンジの上り下り方向、それから相良牧之原インターチェンジは上り方向でいいでしょうということで、今トータル9カ所についてこれを新たに設置していただけることになりました。

 次に古い町並みと現在の町並みがということで、ヨーロッパに委員がいらっしゃったときに、当局が設計をつくる前に住民の皆さんと話をして、いいものをつくられていますということですが、委員会説明資料の20ページでございます。
 静岡県の“みちづくり”ということで、我々道路に関して言えば、今この計画にのっとって整備をしているわけですが、一番下の4番の取り組み状況というところに書いてあります。このうちの「みち〜満ち・充ちミーティング」というものにつきましては、青年会議所や商工会議所とか、あるいは青年の団体ですとか、まちづくりを考える会とか、地元の自治会ですとかいろんなところへ出かけて意見交換をしています。そういう中で、いろんなニーズを一生懸命取り入れて、今後の道路設計に生かすということでやっています。
 もう1つがその下にあります事業着手準備制度の導入。これを今本格的にやっているわけですが、まさにどこどこの地区のこの500メートルが狭いので何とかしてほしい。あるいは、歩道がないのでというようなときに、我々が設計をする前にどういうことでお困りですかと。まず要望が上がったところから緊急度が高そうなところを我々がピックアップして、事業着手準備の採択というものをします。その段階で我々が地元に飛び込んでいきますと大体2年ぐらいでの決着を今考えてやっているわけです。
 例えば、それを解決するためにはこういうのが理想形ですねということを構造なりスケッチを簡単にかいたりしてお話をすると、ここのところは貴重なものがあるので残してくださいとか地元から言われます。あるいはここはずっと広い歩道がいいのだけど、場合によってはここだけ狭くてもいいよとか、両側でなくて片側で我慢しますとかいろんな話が出ます。そういうことで、いわゆるフリーハンドで住民の皆さんの声をいただきながら設計するということで、既に道路についてはルール化がされております。

 もう一点、新東名高速道路の植栽に県内業者が入っていなかったということでありますが、今は整備が公団からかわってNEXCOになっていまして、それが民間の企業ですので、大きなロットで出すと経費が安く上がるということで、いろんな工事を舗装も何でも非常に大きなロットでNEXCOさんが出しています。
そういうこともあって、恐らく植栽もそういう形でやられたのかなということはある程度推定できるわけですが、委員から御指摘がありましたように、今後のことを考えますとそれでいいのかということは確かにあると思いますので、今後できたあとのメンテナンスについては、少なくとも何とかならないかということはNEXCOに申し入れをしてみたいと考えております。

○森山交通基盤部長
 今の新東名高速道路の工事の発注の関係で若干補足をいたします。趣旨としては地元の建設会社は、いざ災害のときでも頑張られていると。昨日森委員からも話が出ましたように、そういう建設会社をやっぱり地域貢献という観点から、いろいろ高く評価ができないかということだと思っております。もう気持ちはまさにそのとおりであります。先ほど局長が申し上げたとおり、NEXCOのほうにも申し入れたいと思っております。
 ただ一方、これは金子国土交通大臣のときにNEXCOへ、工事に当たっては地元の会社を優遇してくれという話を通知したことがあるのですけど、それに対しては一部国会なんかで民営化の趣旨に反するのではないかとか、やっぱり公共工事ならともかく民間会社になっているものですから、そこまで言えるのかという議論もあったものです。ただ地元のほうとしては、あくまで地元の産業振興というのがございますので、いわゆる国レベルではいろいろあるのかもしれませんが、いろんな機会を通じて申し入れをしていきたいとは思っております。

○中井都市局長
 草薙体育館の事故に関する損害賠償についてお答えいたします。
 今回の損害賠償でございますが、県と指定管理者と御遺族の三者で8月に仮示談書を締結しておりまして、その中で県と指定管理者が連帯して支払い義務を負うということはもう認めております。ただ、支払いにつきましては、まず国家賠償法の第2条第1項で公の営造物の設置管理に瑕疵があって損害賠償をしたときは、公共団体が賠償責任に任ずるというのがございますので、まず一括して県のほうでお支払いをするという形にしておりますが、同条の第2項で、ほかに責任を持っている人がいるときには求償できるという規定がございますので、それに基づいて応分の負担を指定管理者のほうに請求していきたいと考えております。
 ただこの事件は、まだ刑事事件としては昨年の12月に指定管理者の職員が4名ほど書類送検されておりまして、今検察のほうで捜査中でございまして、まだ詳細な事故原因ですとか指定管理者に本当に過失があったのかどうかといったあたりが明らかになっておりませんので、その辺の捜査の進展状況を見て、今後県から指定管理者に請求をしていきたいと考えております。
 あと他の指定管理者でこの辺の取り決めはどうなっているのかという御指摘ございましたが、私ども県営都市公園を7公園持っておりますけど、今すべて指定管理者になっておりまして、先ほど申した国家賠償法の規定は当然あるのですが、それ以外に県と指定管理者で基本協定書というのを管理に当たって結んでおりまして、その中で県のほうがそういう損害賠償の責任を請求されて払った場合には、指定管理者のほうの責任があるときには、その応分の責任相当額の補償を請求することができるという規定がございますので、それも使って指定管理者に応分の負担を求めるという形になっております。

○勝山交通基盤部理事兼空港経営課長
 ただいまお尋ねの指定管理者でございますけれど、富士山静岡空港におきましても指定管理者制度を活用しまして、富士山静岡空港株式会社に指定管理をゆだねているところでありますが、同様な事件、事故についての賠償の考え方は、今都市局長が御説明申し上げたスキームと全く同じような状況になっておりますので、例えば第三者にそのような被害を与えた場合には、県が賠償をして、そのあとで指定管理者にその責任があるということがわかった場合には、県のほうから指定管理者にその求償をするという条項が協議協定の中にうたわれております。

○平野港湾企画課長
 清水港におきましても、日の出地区の広場と駐車場等について日の出ドリームパークに委託しておりまして、状況は今までの御説明と同じでございます。

○杉山土木防災課長
 ワサビ田の今後の河川の復旧ということでございます。基本的には災害は原形復旧ということが原則になっておりますが、今回野沢川、須川、両方視察もしていただきましたが、あのような状態で原形復旧のみでは十分な効果が期待できないと考えております。現在、改良を含めました関連事業というものを国のほうと協議をしております。改良系を含めますので線形を若干変えたりですとか、今までより断面を広げたりというような方法を取りながらうまくワサビ田が守れるような手だてを考えていきたいということと、今回の被害はどう見ても大きな出水と山腹の崩壊によります大量の土砂、流木、そういうものの流出と考えておりますので、上流域につきましても砂防堰堤等を入れて、そういうものの流出を抑えるということも考えながら復旧を進めたいと考えています。

○松井漁港整備課長
 福田漁港の交流広場の整備についてお答えいたします。
 福田漁港におきましては、ふれあい福田漁港建設促進委員会で協議を行いながら、都市住民の交流の円滑化を目的としまして、一般外来の利用者に配慮した漁港における良好なウオーターフロントの形成のための施設整備を行っております。この間に昔ありました国民宿舎遠州ふくで荘の移転計画地に、今年度、磐田市庁内においてプロジェクトを立ち上げてふくで荘の構想があったことに関しまして民間施設の導入も検討しながら、今後の土地利用についても検討していくという話し合いをしております。
 交流広場につきましては、これまで下段部分について広場、駐車場、トイレ、階段等を整備して、上段部分には今年度より、だれでもいつでも自由に使える多目的砂広場の整備を行って平成23年度の事業完了を目指して進めております。
 完成後の維持管理につきましては、漁港に来訪する市民が安心して利用することができるように、適切な管理体制を構築するための地元の組織を地元の磐田市と協議しながらつくっていく予定でございます。
 委員御指摘の本来の漁港振興をどう考えるのかという話でございますけれども、いわゆる来訪者が漁港の周辺に来まして、これが起爆剤になって福田はシラスの生産地でございますので、物販施設だとかができ上がってくれば、海産物の生産がそのまま消費者に直結して流通していくということも考えられますので、単に漁民のための施設ではなくて、周辺住民のためのふれあい広場を形成しながら事業を進めていっております。そういうことでよろしくお願いいたします。

○伊藤森林整備課長
 松くい虫の被害についてお答えします。
 遠州灘に面している松林は海岸線約117キロメートルのうち、松林は延長で70キロメートルほどに及んでおります。しかし御指摘のように最近松林が松くい虫により甚大な被害を受けておりますが、最近の被害の状況は、特に中遠西部地域の被害が県下の約68%を占めているような状況であります。こうしたことから当課におきましては、松林の管理すべき森林、特に防災上どうしても必要な松林――第一線堤につきましては、先ほど委員のほうからありましたように抵抗性松等を植栽し、その背後におきましては広葉樹などを植栽するなどいたしまして、樹種転換を図ることもしております。なおその松林の植栽につきましては森林保全課のほうで担当しておりますので、そちらからの回答をお願いしたいと思っております。

○平井森林保全課長
 混植について御回答します。
 遠州灘海岸の植栽については、海岸の潮風が直接当たるところについては、やはり松が一番いいかと考えております。ただその砂丘の内陸側、潮風の影響が少ないところについては、やはり委員御指摘のように、混植のほうがいろいろな面にとって松くい虫対策にとっても効果があるのではないかということで、現在段階的に進めている状況でございます。

○三ッ谷委員
 いろいろなお答えをいただきましてありがとうございます。
 それぞれ皆さんのやる気がよく出ていまして、ありがたく承っておりましたが、ぜひ部長、一番初めにお願いをした新東名高速道路のものにつきましては、皆さんがおっしゃるとおりなんですよね。ここに文書ありますけれども、県内の造園業者のほとんどが参加できない大型工事設定であるからなかなか参入できなかったと。これ理由書の中にそんなものが書いてありますよ。また応札条件もえらいハードルが高くて、なかなか弱小の県内業者ではそこも参入できなかったと。
 おっしゃるように、官に近い会社といっても法律改正で民間になったわけですから、なかなか踏み込んでいくのは大変でしょうけれども、さっきもお願いしたように、知事はじめ部長もこれだけの会をつくってもらっていて、もうでき上がっている、あるいはもう入札が決まってしまっているものについては無理ですよ、今からそれをひっくり返すなんて無理なことは申し上げませんが、ぜひとも完成後の維持管理につきましては、県内業者にその機会をいただけるように、もう一段の部長以下の御努力をお願いしたいなと思いますが、その点につきまして再度お伺いをさせていただきます。

 東名高速道路の案内看板、標識ですか、ありがとうございます。私は皆さんの努力を本当に大いに評価したいなと思います。先ほどの高速道路の今の工事でもなかなか大変なのに、看板1つ変えるのにも随分いろんな御意見があったという話は聞きました。局長以下みんなの頑張りで、あれがこの10月から見れると東名高速道路を通っている皆さんは、こんな身近なところに静岡空港があるのかと気がついていただけると思うんです。これはお金にかえられないPRだと思いますし、静岡県の人ならず身近に静岡空港を感じることができるのではないのかなと思いますので、ぜひ局長、PRをしていただく意味で、あれだけいい看板をつくってもらったのですから、県民にも今度こういうふうにもっとわかりやすくなりますよと、時々東へ向かってくる車は相良牧之原インターチェンジで出ないで通り越してしまうのです。だから吉田側におりるしかないとか、よくお話を聞きますので、そういう点でもカバーできますから、新聞報道各社にもお願いをして、わかりやすい静岡空港になりましたと、ぜひPRを兼ねてやってください。これはお願いします。

 それから、損害賠償議案につきましては、よくわかりました。ただこの議案だけ出てきますと、もちろん静岡県が持っている建物でありますから、最終的には静岡県が御遺族の皆さんと和解に持っていくのはやむを得ませんが、やはり指定管理者という立場で静岡県から維持管理をお願いされているほうにも、私は応分の責任があるなと思ったものですから、局長に今質問したところであります。
 しかし、交通基盤部で持っている指定管理の各物件につきましては、同じような協定書でやっているということでありますから安心もいたしましたが、ふだんから気をつけて維持管理はしてもらっていますが、やはり人命にかかわるようなものがある指定管理者は一層の注意を払わないといけないという意味で、損害賠償の今裏づけを伺ったわけです。
 昨日教育委員会のほうでカッターボートの転覆事故の調査書が文教警察委員会に出て、私も昨日机の上にありましたので読ませてもらいました。指定管理者として、別にふだんから油断をして管理しているわけではないのでしょうけれども、ちょっとした落とし穴でこういう事件に結びついたというのはここにも書いてありますので、今後とも指定管理の皆さんにもう一度注意を促す意味で御指導をいただけるかどうか、これにつきまして再質問をいたします。

 それから、災害復旧につきましては、今そのままの復旧ではだめだろうというお話もいただきましたので、これを専門の皆さん、特に河川の管理をする立場、あるいはワサビのような高級食材を頑張ってつくる人の気持ちにもなりながら、修復事業に励んでいただきたいなと思うところです。ただ、現況に戻せばいいわという話ではなくて、次にこういうことが少しでも防げるように頑張るということだと思いますが、これについてもう一度だけお話を承ります。

 それから、海外事情調査団の内容につきまして質問したわけでありますが、ぜひそういうことを手がけていくということでありますから、今後ともそれは進めてもらわないといけないし、また1つ再質問しますと、そういう御意見をいただいたものに、今度はプロの設計屋に皆さんはどういう提示をしているのでしょうか。意見を集めることは今のお答えでわかりましたが、集まったお答えを今度は設計委託するときに、どこら辺まで踏み込んでお話しているのか、これにつきまして再質問をいたします。

 それから順序がちょっとずれるかもしれませんが済みません。
 ふれあい漁港は、平成23年度までに完成する。よくわかりましたが、私はもうちょっと同じようなテンポで、漁業の振興にかかわるところの事業化もするべきだという意見なのです。だから今やっているようなミニサッカー場やビーチバレー場をつくることに反対をしているわけではありません。それはそれでふれあい化という意味の中では事業をやればいい。しかしそれをやりながら本来の漁業に結びつくところを皆さんのほうからどんどん漁協なり、あるいは地域の商工業に呼びかけをして事業化していかないと、300億円近いお金をかけていただいて、皆さんも随分御苦労してもらった港が、漁業の振興にはなかなか結びつかないと思いますよ。ですから、せっかくふれあい化でお客さんが来るように遊びの場も、あるいは、あそこにはサーフィンもありますし、きれいな白砂青松の砂地ですからいろいろな取り柄がありますから、その一環の中にもうちょっとやっぱり調味料を利かせてもらって、漁業振興に結びつく施策を入れてほしいなと要望しますが、この点再度質問します。

 それから、松くい虫を含めた周辺の環境整備の話でありますが、先々週かな、中遠農林事務所でお招きありまして、あれは安間先生、大橋先生含めて同行して現場を見させていただきました。やっぱり海岸線を守るには、局長もおっしゃっていましたけれども、松が一番根が張りやすくて潮風にも強くて、それはもういいに決まっているけれども、なかなか昔のような松ではないものですから、ほかのものを植えても一線堤は松林です。その内側の一線堤と第二線堤の間は本当に堤防が崩れないように、いろいろ木を植えてもらっていいのではないかなと大賛成です。ですから、限られた予算の中で大変でしょうけれども、頑張っていただきたいなという気がしますので、これは質問ではなくてぜひお願いをします。
 そして耕作地との間に砂地がありまして、砂地園芸を随分県の試験場含めて頑張ってもらっているのですが、なかなかうまくいかない。いいものが採れない、限られた品目しか採れないということがありますが、でも松林があってほかの木があって、なおかつ日陰ができれば、今度はあの砂地が県民の農園というのでしょうか、そういうものも中遠農林事務所さんのほうでやっているようでありますが、ああいうものが受けると思うのです。だから、そういう意味では一線堤、二線堤含めて、ぜひ樹木が昔のように生い茂るように頑張っていただきたいなと思っていますので、よろしくどうかお願いします。

○森山交通基盤部長
 新東名高速道路の維持管理とかの発注の件でございますが、完成後いろいろ維持管理もあるでしょうし、多分本線の管理以外にものり面とかいろいろな分野のメンテナンスがあるでしょうから、県の立場として、ぜひ地元の企業とかそういうところの活用についても、いろいろな場を使ってお願いしたいと思っております。
 またそういうメンテナンスだけにかかわらず、サービスエリアなんかもいろいろ民間的な活用をされるというときに、ぜひ地元の農業関係の団体等がございますから、そういうところの機会もぜひ広げてほしいということも含めて、高速道路の中だけの閉じた空間ではなくて地域と触れ合う形で、それを関係する会社なんかもいろいろ交わえるような形で、供用後も含めて進めていけるように、いろんな場を通じて申し入れをしていきたいと思っております。

○中井都市局長
 草薙体育館の事故の再発防止の徹底ということでございますが、昨日も御説明させていただきましたけど、本事故を受けまして順次再発防止策をとっておりまして、これは草薙総合運動場のみならず、我々管理しております県営7公園すべてにおいて同様の措置をとるように指導をしてきております。また必要なものについては明文化するということで、基本協定書にも盛り込むような形でやってきております。
 ただ委員御指摘のとおり、こういう事故は本当にちょっとした落とし穴というか、そういう気の緩みで起きるものでございまして、事故が起きても数年たつと、担当者もかわったりして、どうしても風化してしまうということもありますので、できるだけそういうことがないように、今年度からこういう安全管理に特化して、指定管理者を集めまして県との勉強会というか、情報共有の場というようなものも設けましたので、そういうものも使って今後も事件を風化させないように、再発防止に取り組んでいきたいと思っております。

○長島河川砂防局長
 須川のワサビ田の災害についてお答えします。
 あの災害は、本当に想定を上回る雨が降って、それで非常に大きな洪水になった。なおかつ上流部の山が崩れて、それで流木も出てきたという中で、流量が多いだけでなくて流木が流れてきたこと、それから土石流みたいな形で、洪水の中に土砂が含まれていたことよって護岸が破損したり、堤防を越えた水が護岸の裏を洗って、それによって護岸が倒壊することによって大きな災害になったと思っております。
 そんな中で対策としましては、何しろすごい流速の水がきますと河床が洗掘されることがございますので河床洗掘対策、それから当然上から流れてくる流量を飲む河川を確保すること、それからそれにあわせて上流部に土砂が流れ込まないような形での砂防堰堤をあわせて整備することというような形での改良復旧をすることによって、地元の安全・安心に努めてまいりたいと思っております。

○渡邉道路局長
 道路設計におけます住民等の意見の反映ということでございますが、まさにフリーハンドで我々飛び込んでいきますので、いろんな意見が出るわけです。その中から貴重な予算を使わせていただく中で、費用対効果はどうだ、あるいは本来の機能が損なわれないか、あるいは利用者の安全性はどうかというもろもろ考えて、そこで一緒に話を固めていきます。例えば通常の歩道が本当は3メートルぐらいがほしいのだけど、2メートルぐらいでいいでしょうかとなった場合には、比較的簡単に合意に達して、それは難しい設計ではないですから、そういうものは普通のコンサルタントに委託をした場合にも間違いなくつくれます。
 1つ注意しなければいけないのは、先ほど、ヨーロッパで古い町並みと現在の町並みというお話がございましたが、昨日5番委員から話がございました袋井春野線の森川橋、あそこは景観に配慮していろんなことをやっています。それが本来の機能を超えた、いわゆるグレードアップになる部分があります。それは今、道路管理者の県の立場として、地元市町にも応分の負担をしていただきたいということで調整をして、今回の工事を上程させていただきました。
 そういう形で道路管理者が負担できない部分までランクアップが必要だなという場合には、市町とも一緒に住民との打ち合わせの輪の中に入っていただきまして、その中で十分詰めたうえでやるという形で業者を指導します。当然でき上がった成果について我々が常に協議をしながらチェックをいたしますので、所期の目的のものができるということになります。

○平野港湾企画課長
 福田漁港の緑地の整備に関してお答えいたします。
 先ほど整備課長のほうから話がありましたけれども、砂の広場とかふくで荘計画跡地の利用を考える中で、委員御指摘のとおり、地元の漁協を中心とした地元のそういう生産活動の場に生かしていけるようなことをやるために、我々のほうとしても砂の広場の隣接地区に、直売所等を想定したそういうものが建てられるようにしようということで、国有地でございますので、それを無償で払い下げしてもらうように働きかけているところでございます。順次地元市町村や漁協をはじめ、それから商工会議所等と連携を取りながら、8月に協議会で当面の利用計画等、将来ゾーニング計画を立てさせていただいたわけですけれども、その具体化に向けて取り組んでいきたいと考えております。

○橋本森林局長
 海岸の防災林について一言御紹介したいと思います。特に浜松海岸なのですが、昭和20年、戦後のときの航空写真を見ますと、ほとんど松林というものが存在しておりません。ぱらぱらと単木で松の生えている程度でありました。それを昭和20年、昭和30年それから昭和40年ごろにかけて、地元の市町そして県でもって松林を造成していきまして、今現在のような林帯の幅ができ上がったところなのです。
 その後、やはり松くい虫が侵入してきまして、その防除のために空中散布そして地上散布等をやってきたのですが、やはり松林ができたことによって、その背後地に住宅ができたり畑ができたりしたために、空中散布について健康被害の問題が出てきまして、それをやめざるを得ないという背景がありました。そのために現在のように松くい虫が結構はびこりまして、薄くなってきた林もあります。
 そこを管理するためにどうしたらいいかというのは行政だけでは非常に難しい。また、地元の人たちの松林に対する思い入れというのはすごくあります。ですので、各地区で県と市町とそして地元の人たちと一緒に、松林をどういうふうに管理していったらいいのかという計画をつくっているところであります。まだ竜洋・福田地区についてはその計画がないものですから、ぜひ先生には、地元の方と一緒にやろうよという体制づくりに御協力していただければありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

○三ッ谷委員
 何か激励をしてもらったのか、応援をいただくようなお話ありがとうございます。局長も長く福田の役場に赴任していたから、福田の現場をよく御存じでしょうけれども、私も本当に大事にしたいなと思うのです。これは西部だけではなくて、やっぱり静岡県全体が緑豊かな海岸線を持つ、白砂青松の地もあり、石の海岸もありいろいろありますけど、そういうものを大事にしたい。おっしゃるとおりで、私は子供のころに亡くなったおばあちゃんに連れられて、これっぱかりの苗を真ん中に1つずつ植えて、やっと成果があのとおりなんですよね、局長がおっしゃるとおりです。ですので、今後ともやっぱり二人三脚で立派な海岸をつくっていきたいなと思いますので、皆さんのお力添えも最後にもう一度お願いをして、質問を終わります。

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