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委員会会議録

質問文書

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令和2年6月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:良知 淳行 議員
質疑・質問日:07/06/2020
会派名:自民改革会議


○良知(淳)委員
 一問一答方式でお願いします。
 まず、水道事業の関係でお伺いします。
 経営関係の方向性では、民間的経営手法の導入と言われている中で、私も大井川広域水道企業の関係で若干、いろいろと議会の関係でも携わらせてもらいましたが、焼津は石綿管がまだ残っています。まだ焼津市内の水道管につきましても500キロ余の配管がずっとはいつくばっている状況の中で、先ほどはこちらのほうでは240キロほどの距離だと話がありました。
 そういった中で、今後の水道事業に関しての運営の方向性。当然今でもそうかもしれませんが、委託されている部分て結構あると思うんですよね。焼津には荏原ポンプがずっと24時間はいつくばって、当然機械を集中管理する、企業局では職員が約120人いるとのことでしたけれども、その方々は専門職ばかりではないと思うんですよね。ある程度の熟練の、モーター機器やいろいろなものを扱う上では当然外部委託になると思うのですが、そういった関係の費用はどのくらいを見てやっていらっしゃるのかをまず教えていただきたいと思います。

○天野企業局参事
 すみません、費用については調べさせていただきます。企業局の場合は、焼津市のように24時間荏原ポンプに委託している状況ではなく、平日昼間は基本的に職員で運転管理をしております。
 ただ、夜間、週末につきましては、各委託業者に運転管理を任せている状況でして、運転管理だけではなくてその施設を動かすための部分を非常勤を採用していろいろ簡単な処理作業を行い費用節減に努めている状況です。
 その中で、施設管理業務委託につきましては3年契約を結んでおります。平成30年4月1日から令和3年までの間で7工水、3水道全てですが、14億5100万円をかけてやっている状況です。
 ただ、先ほど申し上げたように、極力職員が昼間等対応してやっている状況で、平成27年に民間包括委託導入等も検討したのですが、やはり職員と常勤とそういった形の中で一部委託をしていくことが一番経済的ということで、この結果を見て今やっているところです。また今後状況を確認しながらいろいろな方策を検討していきたいと考えております。

○良知(淳)委員
 ありがとうございます。
安ければいいのではなくて、安全な水供給ということであえて今そういった質問をさせていただいたところです。引き続きその辺をしっかりよろしくお願いしたいと思います。
 
 次の質問ですけれども、地域振興整備事業の関係ですが、これまでの間、企業誘致等の中では県には報告がありますが、各自治体でも独自に企業誘致を行って整備をやっているところもあるわけです。
 そういった中で、これは所管とはちょっとずれるかもしれませんが、企業の皆さんが本当にこの静岡県に魅力を感じて来る状況にあるのかどうなのか。そうでなければ、企業局としての腕の見せどころは当然ないわけでありまして。改めて企業局として、特に食品関係で言えば経済産業部なのか、また食品衛生項目の中でもいろいろな排水基準ですとかいろいろな厳しい基準がある中で、他県との数値の度合いが変わってきている部分で、その範疇でスピーディーにやっていきたいといった言葉も載っていますが、果たしてそれだけであといけるのかどうなのか。ましてや人口減少等の中でですけれども、非常に厳しい状況に置かれている中で、組織を挙げてどういう連携を持ってやっていったらいいのか、その辺についてお願いします。

○渡邉地域整備課長
 企業誘致に係る本県の魅力についてどう感じているかについてです。
私どもは現在、フロンティアパーク小山の営業をかけているところです。こちらについては完成して約1年半で既に9社が決まっており、他県に比べて非常に大きな魅力があると感じています。
 私自身、実際このフロンティアパーク小山の引き合い企業さんと現地でお会いしていますけれども、進出企業の中で多くの社長さんがおっしゃるのは、富士山の麓で景色がすばらしいと。正直な話もうその場で見て決めた方が9社のうちの数社あります。
 それから、静岡県の魅力と申しますのは、やはり東名、新東名の2つがある交通面での有利さ、それから首都圏に近い、特に小山の場合ですと関東に初進出する足掛かりとして中部以西の会社に多く来ていただいており、もう既に事業を開始しております食料品製造会社の方等もおります。
 一方、先ほど3番委員もおっしゃったように人口減少最中といったこともあるのですが、今新型コロナの問題でかなり求人が減っている状態です。少し前は、かなり人が足りない状況でしたが、先ほどの食料品製造会社は募集をしたらすぐに埋まってしまったと。
 それからもう1つは、本社等から新たに十何人の方が御殿場、小山に住んでいただいたと。そのほかにもファインケミカルの研究企業については静岡県にUターンしようとする技術系の職員を今、中途採用で採ろうとしていると。こういったことで私自身は実際に営業をやってみて、静岡県の魅力、実力は十分にあると。
 また、私たちが企業誘致することによって人口減少社会にも非常に大きく貢献できてるのではないかと考えております。

○良知(淳)委員
 ありがとうございます。
 他県から来ていただくのはいいんですが、逆に静岡県から他県へ行ってしまっている企業もあるんですよね。それはどういうことで行っているのかというと、簡単に言うと、いろいろな基準の数値が厳しい中では静岡県で生産するよりも他県のほうがいいんだよということなんです。ですので、そういった中では雇用もそちらに流れていくわけであって、当然他県の方が一生懸命その静岡県の企業を支えてくれている状況にもなるわけでありますので、企業の皆さんがどういう視点で他県に工場を進出してやっているのかも場合によっては分析しておかなければ、企業誘致がまた進んでいかないのではないのかなと思うものですから、あえてこういう質問をさせてもらいました。改めてそういったところでこれからも頑張っていただければと思います。終わります。

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