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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成24年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:宮城 也寸志 議員
質疑・質問日:11/15/2012
会派名:自民改革会議


○宮城委員
 5点ほどお伺いします。
 まずは説明書の13ページの一番下ですけれども、天竜浜名湖鉄道新経営計画支援事業費ということで、平成21年度から始まったこの計画は平成23年度がちょうど中間地点になります。天竜舟下りの事故とかもありましたので、この計画の進捗ぐあいについて、お伺いします。

 次に14ページ、空港アクセスバス運行事業費で8000万円余り使われておりますが、東日本大震災がありまして、利用される方が大分少なくなったと思います。その中でこの空港のアクセスバスの利用状況はどのようになっているかをお伺いします。また、そうした運行実績を含めまして、どのように改善をしているかをお伺いいたします。

 44ページに移ります。ウで、“しずおかで過ごそう”被災地児童等招待事業費助成が行われていますが、大震災でこうした観光事業が停滞している中、被災者の支援として、また静岡を新たに知ってもらうという目的で行ったと思います。この事業の成果についてお伺いします。

 46ページですけれども、富士山静岡空港利用促進活動強化事業費補助というところで、なかなか震災の影響で利用状況が悪いと思いますが、海外へ行く人と日本に訪れる外国の方の両方を見まして、この取り組みの成果とこれからの展望についてお伺いします。特に下のほうにビジネス利用の促進とあります。そしてまた修学旅行の方に利用してもらうことが大切だと思いますが、その取り組みについてお伺いします。

 そして、先ほども御説明がありましたが、57ページの空港利活用促進支援事業費ということで、震災の影響で大変なのにこれだけ不用額が出てしまったということで、意見書に対する説明でもありましたが、その詳しい内容についてお伺いしたいと思います。以上です。

○石橋委員長
 ここで、しばらく休憩します。
 再開は13時15分とします。

( 休 憩 )

○石橋委員長
 休憩前に引き続いて委員会を再開します。
 質疑等を継続します。
 では、発言願います。

○宮ア交通政策課長
 まず、1点目の天竜浜名湖鉄道の新経営計画に関する進捗状況についてということでございますけれども、新経営計画は平成21年度から平成25年度までの5年間の計画に基づき収支改善を進め、平成25年度の経常損失について、平成19年度の3分の2程度まで圧縮するという目標を掲げて進めております。具体的には、平成19年度の経常損失平成25年度には、2億5600万円を1億7700万円に圧縮することを目標としているところでございます。
 これに対しまして、平成23年度の計画値は経常損失2億1600万円に対しまして、実績としては経常損失1億8400万円と、損失の幅が少なくなっている、計画値を達成しているという状況でございます。平成21年度、平成22年度も同様の状況で、経営努力等により計画値を下回っていると、計画を達成しているという状況にありまして、順調に計画は進められているものと考えております。

 2点目、空港のアクセスバスの利用状況はどうかという質問でございます。
 平成23年度の利用者数は6万3566人と、平成22年度の9万3人に比べまして減少はしております。ただ、これは空港の利用者、飛行機の便数等も減少しておるものですから、それに伴いまして減少していると。これに係るバス運行の便についても、平成22年度は空港発着58便のところ、平成23年度は往復42便ということで、便数も減らしております。ただ、平均的なバス1便当たりの乗車人員は、平成23年度が3.8人、それに対しまして平成22年度は3.5人ということで、より効率的な運行を行っているという状況でございます。
 もう1点、こういった状況を踏まえてどういった対応をしているのかということでございますけれども、利用が堅調な静岡から空港間の便については、そのままにしておきまして、島田、掛川、それから浜松の便を島田に集約しまして、そこで小型のバスで多頻度運行をすることによって、効率的な運行を図っているという状況でございます。以上でございます。

○藤原観光政策課長
 “しずおかで過ごそう”被災地児童等招待事業費助成の成果についてお答えいたします。
 被災した児童や親子に静岡県の魅力やおもてなしの心、心の癒やしを提供して、将来にわたる“ふじのくに”のファンを獲得するという目的でこの事業を実施しました。県内における20団体が、イベントや催しの30事業で計1,617人の被災者を招待いたしました。内訳は、小学生が920人、中学生が445人、保護者あるいはその家族が252人でした。
 事業が終わった後のアンケートの一部を紹介いたします。まず参加した児童生徒は、「毎日楽しい行事でいっぱいで皆さんに感謝しています。4日間の短い間でしたが、楽しく過ごすことができました」、「釜石はまだ瓦れきがたくさん残っていて大変ですが、きれいな町になりましたらまた静岡の方に来てほしい」、島田市では岩手県山田町からお見えの保護者から「数カ月ぶりに子どもに笑顔が戻った」といった感想をいただきました。
 副次的な効果といたしましては、6月議会後、すぐに夏休みに入りまして、短期間の間に事業をやらなければならないということがありまして、ボランティアの方、あるいはホテルの方々、食材を提供してくださる方々等々の皆さんの御協力をいただいたということで、団体の皆さんの団結が強くなったということを述べられておりました。
 静岡のファンをつくっていきたい、心の癒やしを、という当初の目的は達成できたのではないかと思っております。以上です。

○石川空港利用政策課長
 2点ほどお答えします。
 まず1点は、空港利用促進について、インバウンド、アウトバウンドの取り組みの成果と展望でございます。
 空港の利用促進に当たりましては、インバウンド、アウトバウンドともに利用促進をするために、1つは観光の利用促進ということで、インバウンド、アウトバウンドそれぞれにつきまして旅行商品の造成の支援ですとか、プロモーションを行います。それにプラスしまして、底がたい需要の確保ということで、先ほどお話がありましたビジネス利用、あるいは教育旅行利用の利用促進もともに図っているところでございます。特にビジネス利用につきましては、昨年12月に企業のサポーターズクラブを立ち上げまして、現在380を超える法人に加入していただいているところでございます。さらに教育旅行につきましては、利用促進に当たっての補助金というものを出しておりますが、昨年1年間で約2,800人御利用いただいたところでございます。
 こういった観光やそれ以外の需要をあわせまして利用促進を行っているところでありまして、そういった取り組みの成果が特に顕著にあらわれましたのが、開港以来初となる国際線の新規就航であり、台北線の就航や本年度における上海線の延伸による武漢への就航、国内線の増便、大型化に結びついているものと認識しております。
 今後の展望につきましては、まず現在就航している定期便の利用促進を図り利用実績を上げるとともに、航空会社等に路線のさらなる充実、あるいは新規就航等を働きかけていきたいという考えでおります。

 次に、空港利活用促進支援事業費の不用額についての詳細でございます。
 こちらにつきましては、約8700万円の不用額が出ております。平成23年度当初予算を組んだときにおきましては、前年度の実績を見て、関係者と話をしながら適正に額を積んだところでございますが、東日本大震災や原発事故等の影響で利用状況、運航状況が大きく落ち込んだりしまして、そこで実際の使用料の額が変動したということがございました。それに加えまして、先ほど申し上げた新規路線の就航の話が年度の最後に至るまで確定せず、使用料の額を減額補正することもかなわなかったということもございまして、最終的に先ほど申し上げた不用額になったところでございます。
 来年度予算につきましては、さらに一層適正な額を見積もるよう、努力を続けてまいりたいと思っている次第でございます。以上です。

○宮城委員
 ありがとうございました。
 1つ要望をさせていただきます。
 空港アクセスバスですけれども、私のところも走っておりましたが、空気を運んでいるんじゃないかとよく言われました。島田のほうに集中させるということなので、便に合わせた適正な空港バスの運行をよろしくお願いします。以上です。

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