• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年2月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:曳田 卓 議員
質疑・質問日:03/10/2020
会派名:ふじのくに県民クラブ


○曳田委員
 分割質問方式で全般的な話をさせていただきます。
 松下企業局長がいつも本会議場で大きな声で言われるので何か圧倒されてこれでいいのかなと思うんですが、5番議員の質問にも関連しますけれどもね、産業委員会説明資料では2ページの工業用水の黒字で令和2年度当初予算の損益は前年度よりも悪化するが黒字を維持、それから3ページの水道事業会計も損益は前年よりも悪化するが黒字を維持、それから(3)の地域振興整備事業の損益は減少と。単年度で見た場合にはああそうかと思うんですけれども、やはり心配なのは先ほど触れた富士川工水の大口ユーザーの利用停止の話がありました。会社経営で見た場合には率直に言ってこれから先どうなるんだろうかと本当に心配になります。そこでどういう見通しを持っておられるのかお伺いします。

○松下企業局長
 基本的な視点としては、1つはバックキャスティングです。更新が本格化するところあるいは更新終了から現在を見たときに、今の更新費用4500億円を3500億円にし、それが100年でもつ形にして年間35億円ずつの支出に耐えられるかどうかが水道と工水の経営の一つの基準として考えられます。私は1000億円削減して毎年4億円の経費削減を実施する抜本改革と毎年の改革を同時に行っていくことによって光はちゃんと見えてくると考えています。問題は水の量の減少がどれほど激しいか予想できないことです。これについては我々も全力を尽くして今の時点でやるしかありません。重厚長大な企業を地域整備事業とともに呼んでくることができるかですが、これ自体は事業会計は別のものになってしまいますので、工業用水だけで絶対できるかどうかについてはまだそこまでの自信を持っていませんが、今後もやはりこれをやっていくことによって技術革新も出てきますので、その中で十分にやれる部分は出てくるんじゃないかと考えております。

○曳田委員
 大変力強いお話を聞いたんですけれども、ただ金額的に今年度は良くても、大口ユーザーがなくなると恐らくかなりの減益になると思うんですね。企業局というイメージで捉えた場合に、例えば水道事業と地域のおこしになっている事業は赤字となると何かこう企業局のイメージが非常に僕らとすると気になる部分がある。
 それは置いといて、今一生懸命説明資料を見てますと債券運用やいろんな努力をされているのは承知するんですが、なかなか債券運用だけでは恐らく今後穴埋めというのか黒字に補填していくにしてもかなり厳しいと思うんですよね。今の松下企業局長のお話を聞くと、水平飛行で何とかやっていけると理解したんですが、そういうことでよろしいんでしょうか。

○松下企業局長
 もう1つ、つけ加えさせていただきます。
 工水を1本ずつ考えるのではなくて、効率運用や統合も含めて考えていきます。富士川工水、東駿河湾工水など大口ユーザーが完全に県内から消えるわけではないですけれども事業そのものについては撤退することがありますので、これについてはかなり使用量が減りますので大胆な見直しもまたやっていきます。バックキャスティング、それから当年度の効率運用における公益的な視点からのやり方、あとは市や町との見直しが必要になってくるかと思いますけれども、3本立てでそれらをポリシーミックスで駆使しながら最適化を求めて全力を尽くしてまいります。それで必ず光が見えてくると確信しております。

○曳田委員
 非常にほっとしているのが現状ですけれども、先ほど横地経営課長も言いましたけれども、やっぱり公会計ですから別にそんなに莫大なもうけは基本的に必要ないんですよね。ただ少なくともやはり維持していくのが一番重要だと思いますので、ぜひひとつ松下企業局長は会社の社長さんですから頑張ってください。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp