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委員会会議録
質問文書
令和３年６月定例会総務委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 良知 淳行 議員 |
| 質疑・質問日： | 08/16/2021 |
| 会派名： | 自民改革会議 |
○良知（淳）委員
それでは、一括質問方式で３問質問させていただきます。
初めに総務委員会説明資料の１ページ、令和３年度６月補正予算について伺います。
今回の補正予算は、本県のまん延防止等重点措置の適用に伴う必要経費を計上することでございます。改めて補正予算のそもそもの考え方についてお伺いさせていただきます。
次に、説明資料３ページになりますが、追加補正予算の財源についてです。
国庫補助金と県債管理基金からの繰入金とのことでありますが、具体的な財源内訳についてお伺いさせていただきます。
最後に、説明資料４ページにあります基金残高見込額についてお伺いいたします。
感染症の影響により令和３年度当初予算編成後の財政調整基金の残高は最低水準の53億円に落ち込み、今までもいろいろなことがあろうかとは思いますが、今回の補正予算についての取崩しを受けて基金における今後の補正予算等への活用可能額が気になるんですけれども、そのことについてお伺いさせていただければと思います。以上お願いします。
○斎藤政策推進局長
今回の補正予算編成の考え方についてお答えいたします。
今回、国が８月５日に決定しました本県へのまん延防止等重点措置の適用に伴いまして、速やかに予算計上が必要な経費について補正予算を編成することといたしました。
具体的には２点ございます。
１点目は、まん延防止等重点措置の適用によりまして飲食店等に対して営業時間の短縮と酒類の提供自粛を要請し、この要請に応じた飲食店等に対する協力金の支給に要する経費を計上するものであります。
２点目は飲食店への時短要請または外出自粛等の影響により売上げが減少した中小企業等への応援金の支給経費を計上するものであります。国の月次支援金制度の支給要件を緩和するほか、飲食店の酒類提供停止に伴い大きな影響を受けます酒類販売事業者に対する追加の支援を盛り込んでおります。時短要請等によりまして経済的な打撃を受けます事業者の皆様への支援を速やかに打ち出すことで安心して行政に御協力頂き、感染症の急速な拡大を一刻も早く食い止めることができますよう補正予算を編成して対応したところです。
○平塚財政課長
御質問の２点目の財源についてお答えいたします。説明資料の３ページを御覧ください。
今回の補正予算の財源は、国庫支出金が122億900万円、繰入金が42億4100万円となっております。具体的な内訳ですけれども、今回２つの事業を補正でお願いしております。両方に国庫支出金が充当されておりまして、122億900万円のうち新型コロナウイルス感染拡大防止協力促進事業費助成――飲食店等への協力金の支給の事業ですけれども――に119億7400万円の国庫を充当しております。もう１つの事業である中小企業等応援事業費助成には２億3500万円。こちらについては酒類販売の事業者支援が国庫の対象になりますのでその分の２億3500万円が内訳になります。
繰入金につきましては、全て財源調整用の基金で、今回は県債管理基金の一般会計分を取り崩すことにしております。
続きまして、３点目の基金についてお答えいたします。説明資料の４ページを御覧頂きたいと思います。
６番委員から先ほど御説明がありましたけれども、令和３年度当初予算編成後には53億円と過去のリーマンショック以来の最低水準に近いところまで落ち込んでおりました。その53億円の後、５月補正までで１億円を活用させていただいて、その後決算で100億円剰余金が出ましたのでその分を基金へ戻しております。その戻しの後の残高152億円から今回42億円余を取り崩しましたので、活用できる基金は現状108億円余となっております。
○良知（淳）委員
御答弁ありがとうございました。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況の中で経営をされている方々、またお仕事をされる上で非常に厳しい現状がある中では、少しでも早い形でそういった声に応える予算を執行していただき、改めて静岡県民の財産に対するいろんな考え方に対して応援をよろしくお願いしたいと思います。
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