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委員会会議録

質問文書

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令和2年6月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:阿部 卓也 議員
質疑・質問日:07/06/2020
会派名:ふじのくに県民クラブ


○阿部委員
 1問だけ一問一答方式でさせていただきます。
 性の多様性の理解について私もお聞きしたいと思います。
 報道は4月だったと思うのですが、お隣の愛知県名古屋市で生計を同一とするいわゆる同性の方のパートナー、この長年暮らしておられるパートナーの方が2014年頃に殺人事件に巻き込まれて亡くなられた事件がありました、御存じかと思うのですが。殺人事件に巻き込まれた場合、普通であれば生計を同一とする旧来の法的に認められた男女の結婚関係であると殺人被害者支援金を受け取れたり、当然遺産を相続できたりするのですが、これができないとする名古屋市の決定に対してこれを不服として訴えた裁判であります。
 LGBTの問題について日本も諸外国に倣って状況が変わっていく中で、法や各行政、市町の決まり事も動いている状況にあります。ですので今7番委員からもお話のありました市町との研修でも、こうした法的なかつ社会的な認識の部分を県や県内市町がなるべく統一感のあるものにしないと非常に不公平感が出ますので、そういった部分をしっかりと見ていただきたいと思っていますが、それに関して認識をお伺いします。

○高橋男女共同参画課長
 ここ数年の国の取組を見ましても、法務省、内閣府、文部科学省などで次々にその所管する法律が成立したり、あるいは大綱ですとか指針が示されております。ですのでこの名古屋地裁の判決につきましては社会通念が未形成であるとの言い方がされていますけれども、専門家によってはやや逆風というか、そういったこれまでの強い流れに少しストップをかけるような判決ではないかといったコメントも新聞紙上で読んでおります。
 私どもは行政機関ですので法的な解釈などを決めつけて申し上げられませんけれども、いろいろな機関が性の多様性の理解のために動いている事実を皆さんに確実に伝えていきたいと考えております。

○阿部委員
 では、要望だけして終わります。
 高橋男女共同参画課長がおっしゃるように、例えばこのわずか1年間の年度内だけでも動きがいろいろある分野だと思いますので、ぜひ弱い立場に追い込まれた方がお困りにならないように、県としても法曹界いわゆる弁護士会などに協力を求めて法的に相談を受けられる窓口を設置するとか、そういったことをしていただきたいと思います。また県内市町においても、この整合性を取っていくために、積極的にこの問題について議論するように、議論を喚起していただきたいことを要望申し上げて質問を終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp