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委員会会議録

質問文書

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平成28年2月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:渡瀬 典幸 議員
質疑・質問日:03/09/2016
会派名:自民改革会議


○渡瀬委員
 よろしくお願いいたします。分割質問方式で質問させていただきます。
 まず、DMOから、文化観光委員会説明資料22ページですね。きのうの答弁の中にも中東遠地域でというお話もございました。今現在わかっていることがあればまず教えていただきたいと思います。

 次に、委員会説明資料29ページのラグビーワールドカップ2019に向けた取組になりますが、この中にヤマハ発動機ジュビロによる国内外の強豪チームの試合を活用した県民交流等がございますが、一般質問の中でも質問させていただいたんですが、具体的に今わかっていること、試合数ですとかそういったことがもしわかっておれば、またこの試合を活用した県民交流というのがもし具体的なものがあれば、教えていただきたいと思います。

○杉本観光政策課長
 中東遠地域のDMOの動きでございますが、今、西部地域政策局が中心になりまして、先日中東遠管内の市町の行政の担当者並びに観光協会の担当者が集まりまして、まずDMOの研究会というか検討会がありました。県からも観光政策課の職員が行きまして、県全体の動きであるとか今後の流れを説明したところでございまして、具体的に何となく今後やってみたいという動きは出てきそうです。まだ具体的には全部がやるのかとか、単独でやるのかという意向があるところなので、平成28年度は継続して詰めていく中で支援していきたいと考えています。

○山本スポーツ交流課長
 ラグビーワールドカップ2019について、委員会説明資料29ページのヤマハ発動機ジュビロによる県民交流ということで、我々県といたしまして、3月下旬に推進委員会という大きな組織を立ち上げて、全県を挙げて機運を盛り上げていこうということです。その中でサッカーとは違ってラグビーは競技人口も少ないので、機運を盛り上げる中で自分たち県は何をこれから一番行えばいいんだと。やはりそれは一流のプレーを県民の方々に見てもらうと。そういったときに、県民の中でラグビーといえばヤマハ発動機ジュビロであるということで、県、関係市、県ラグビー協会とも相談しまして、まず2016年度はヤマハ発動機ジュビロが海外のチーム等を呼んで試合をすることによって、1週間ぐらい選手が静岡県内に滞在する予定でございます。
 まだ正式には決まっておりませんけれども、今のところ夏の時期――7月の後半に1週間ぐらい予定しておりまして、静岡県に来ていただいて試合をする中で、その前後でじゃあ海外の非常に有名な選手が学校であるとか、それぞれ袋井市役所とかいろんな自治体に行って、そこで自分たちのチームをPRする、あるいは学校に入って子供たちにラグビーを教えるであるとか、そういった子供たち、地域住民と触れ合う機会もぜひやりたいということで、ヤマハを通じてお願いしてございますので、そういった中で、彼ら海外のクラブチームといいますと恐らく各国の代表選手が入ってくるようなチーム編成だと思いますので、静岡県のラグビーはこんなに盛り上がっていますよと、キャンプ誘致とかも非常にすぐれた施設がありますということも、PRも含めて機運盛り上げの最もメーンのイベントとしてやっていこうと思ってございます。

○渡瀬委員
 ありがとうございました。
 DMOは引き続きよろしくお願いしたいと思います。
 そして、あとラグビーワールドカップの件ですけれども、7月ぐらいに試合を予定しているということでございます。1週間も滞在していただくということは、そのときにはDMOも含めましてでき上がっていないかもしれませんが、袋井市の観光協会としてもそれにかこつけたといいますか、多分いろんなイベントなりを組んでくると思います。ぜひとも情報を前々で出していただいて一番最初の取り組みといいますか、そういったことに生かしていただければなと思う次第でございます。よろしくお願いいたします。

 では、次に行きます。
 委員会説明資料32ページの富士山静岡空港の利用状況の中でございますが、昨日もまたきょうも5番委員の答弁でもありましたけれども、中国以外の東南アジア方面で新規路線の開拓をすべきということでございますが、今現在当たっているところ、状況がもしあれば教えていただきたいなと思います。

 次に、委員会説明資料34ページのチャーター便の件なんですが、当初予算の中にチャーター便実績の積み重ねという中で予算もついているわけでございますが、もう1つの主要事業参考資料の17ページにチャーター便運航支援ということで100万円往復ほかということが載っておりますが、チャーター便の実績が委員会説明資料の32ページを見ますと、平成27年度で国際線に関しては2万5729人ということで載っておりますが、何便ぐらいチャーター便が飛んで、またこの100万円というのは多分1回というか、機材に対しての100万円だと思うんですが、この中にも航空会社、旅行会社へのチャーター便とあるものですから、この100万円の内訳があるのかどうか、100万円ずつ渡るものなのか、その辺を教えていただきたいと思います。

 また、機材によっては乗員数が違うと思うんですね、80人乗りとかによってもこの金額は上下するのか教えていただきたいと思います。

 また、他県の状況、空港を抱えている他県の状況はどんな形になっているかわかりましたら教えていただきたいと思います。

 最後に、委員会説明資料38ページです。
 今、10番委員は(2)のAだったんですけれども、私は@でございまして、サービス産業(宿泊・物販)施設等の立地促進を目的に造成工事を行うということでございますが、現在の状況、多分いろんな要望があるかと思います。そういったことを今発表できるかどうかわかりませんが、募集の条件といいますか、今後のスケジュール、またその選定方法がわかりましたら教えていただきたいと思います。

○板垣空港利用促進課長
 何点か御質問いただきました。まず新規就航、新規路線のアプローチということで、東南アジアとか未就航の東アジア、東南アジア地域を狙っているというお話をさせていただいておりますけれども、こちらについては1つにはどういう地域を選んでいくかになりますと、例えば本県と観光関係の趣意書を交わしていますタイとか、また静岡県の企業が多く進出している国々でありますとか、または本県と双方の交流人口が多いところでありますとか、あとビザの緩和がされているところが狙いどころになるのかなと思いまして、具体的にはタイでありますとか、シンガポールでありますとか、そういう国々などが対象になろうかと思うんです。こちらに向けては直行で現地へ飛ばす方法と、その方法ですと航続距離の関係がありまして、一般的には中型機を利用されていることが多いことも聞いておりますので、富士山静岡空港に今就航しているのは小型機でございますので、例えば目的地の中間地点に経由地を設けて結ぶこともあろうかなと思いますので、あらゆる可能性も考えながら、航空会社に当たらせていただいております。
 具体的にどの航空会社というのは差し控えさせていただければなと思います。交渉途上というのもあったりとか、ライバル空港もございますので、ここでは差し控えさせてください。

 それと、あとチャーター便の実績ということでございますが、2月末現在でチャーター便が今年度どのくらい就航したかなんですけれども、国内線が127便、国際線が169便合わせまして296便が今年度既に就航しております。また今後3月に就航するものもございますので、ここにまたプラスアルファがなされる状況になっています。
 それで、チャーター便の実際の支援でございますが、100万円ということで、ほかと書かせていただいていますが、富士山静岡空港から往復で海外へチャーター便を飛ばす場合は、1機100万円ということでやらせていただいておりますけれども、例えば国内を飛んでいる機材なんか非常に小さい機材でございますので、こちらについては1機20万円という形でやらせていただいています。ただ予算の限度もございますので、例えば中国からインバウンドのみを乗せてやってくる場合については、金額的にはもう少し安く抑えさせていただいているのと、あと予算限度額もございますので、そこは便数に応じて丸々支援するのではなくて、交渉する中でなるべく少額で多くのチャーター便を確保できるような形でやらせていただきたいと思います。

○渡邉空港振興局長
 空港ターミナルビル地区西側の土地利用について御質問いただきました。委員会説明資料38ページの先ほど御指摘いただきましたところに、下段に図が入ってございますので、よろしければそれを見ながらお聞きいただければと思います。
 図の右側、旅客ターミナルビルと矢印が入っておりまして、その下のところに格納庫、それからその隣に整備地、そして点線を入れてあるところがございまして、この地域全体につきましては、空港のこれからの発展を支える地域、あるいは地域のにぎわい空間づくりということで取り組んでまいりたいと思っているわけですが、その中でまずもって今申し上げましたところ、約0.5ヘクタールほどございますけれども、既にFAEが格納庫を整備され、ビジネスジェットの取り組み等々が進んでおられます。これをさらに発展させるということで、現在用地の測量から整備に取り組んでいるところでございますけれども、年度明け早々にも公募という形で、例えばビジネスジェットを使うとか、あるいはセスナを利用して航空機使用事業を行いたいですとか、幾つか引き合いもございますので、そういった方々に対してどんな事業計画をお持ちなのか等々も含めた――前回と同様の形になりますけれども――審査をさせていただいて、事業者を決めていく手続を進めてまいりたいと思っております。
 それから、その左側でございます。現在、西側の展望台がある場所の下側といいますか、南側の区画、図の中ですと第一期と書いてございますけれども、このエリアとそれから展望台の間を入れますと大体1.4ヘクタールぐらいのスペースがございます。こちらについて今年度は中国のお客様もふえた中で、空港近隣で宿泊の機能が欲しいと、あるいはもう少し物販の機能がいろいろあってもいいんじゃないかということもございます中、そういった機能をこの部分に置いていきたいと考えているところでございます。この部分につきましても、現在さまざまにオファーをいただいてございます。お店を出してみたい、あるいはホテルをやりたいんだけれども場所はあるのか等々幾つかお話もいただいておりますので、そういった御要望等も含めて、飲食あるいは物販の施設等をこのエリアに整備する前提で、現在地盤の測量ですとかを進めてまいりたいと考えております。業種の決定につきましても、やはり事業者の引き合いがある中、さまざまなお考えがございますので、そういったものをお聞かせいただく場として、公募をかけて事業計画等々をお聞かせいただいた上で、県の発展に一番マッチする事業者を支援して選ばせていただく取り組みを進めてまいりたいと考えているところでございます。
 さらに、その西側の第二期というスペース、さらにその北側になりますけれども、航空機産業事業用地ということでエリアは切ってございますけれども、今後さらに富士山静岡空港がさまざまに発展していく中で、このエリアについては有効活用してまいりたいと考えているところでございます。

○板垣空港利用促進課長
 御質問の答弁が漏れておりました。
 チャーター便の支援の関係で、航空会社と旅行会社の双方に支援するのかという御質問をいただいておりましたが、これは両者に同時に出すことはございませんで、機材を用意している用機者である旅行会社、もしくは機材を持っている航空会社のどちらかということで、申請については用機者または航空会社で調整していただいて、手を挙げていただいているということでございます。

 それから、あと他県の状況ということでございましたけれども、全て把握しているわけではございませんけれども、何県かとお話しする機会がある中では、富士山静岡空港はチャーター便がかなり数多く飛んでいることもびっくりされるところもあるんですけれども、支援制度としては割と他県に比べてはトップクラスという言い方がいいのかわかりませんが、手厚くやらせていただいておりまして、それによって多くのチャーター便を誘致できているところでございます。

○渡瀬委員
 ありがとうございました。
 本当にたくさんのチャーター便が飛んでいることを初めて知りました。勉強不足なものですから、主にどちらへ飛んでいるのかわかれば教えていただきたい。もちろん今まで飛んでおります中国を初め台湾と韓国ですか、それ以外のチャーター便を飛ばせていただいて、ぜひとも定期便にしていただきたいのが本音でございます。先日会派でタイに行ってまいりました。そしてタイヤマハに寄らせていただいた折に、本当に従業員の方が富士山静岡空港から直行できるとありがたいなということを切実に訴えられておりました。そういったことも含めまして、板垣空港利用促進課長からお話がございましたように、ぜひともタイとも実現できるようにしていただければなと思う次第でございます。
 また、先ほどのラグビーワールドカップも絡みまして、全てリンクしていることだと思います。本当に全てがうまくいって、ラグビーワールドカップの後のレガシーという意味でも、空港もレガシーの1つとして後も利用できる形になればなと思っている次第でございます。ラグビーの試合と試合の間が多分1週間とか10日間あることをお聞きしました。富士山静岡空港を使って来て見ていただいて、また国内から静岡県へ来ていただいた方にも富士山静岡空港を使ってもらって、海外へ1週間かけて旅行していただいて、また静岡県に戻って来てもらうといった本当にウィン・ウィンの形ができれば最高かなと思っている次第でございますので、引き続きの御尽力をよろしくお願い申し上げまして、質問を終わります。ありがとうございました。

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