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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年12月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:杉山 盛雄 議員
質疑・質問日:12/14/2021
会派名:自民改革会議


○杉山(盛)委員
 一問一答方式でお願いします。
 まず選挙管理委員会に伺いますが、選挙の時に看板にポスターを貼りますよね。あの候補者ポスターの上に後づけでシールを貼ることは違反ではないのですか。

○山岸選挙管理委員会総括書記長補佐
 選挙運動用のポスターについて、例えば候補者陣営以外の方が妨害の目的で貼った場合には罪に問われるおそれがありますが、候補者陣営が貼る場合は法に抵触するものではないと考えております。

○杉山(盛)委員
 今回の衆議院選で、現職の川勝知事がたしか縦5センチ横10センチくらいの、私も応援しております、川勝平太というサインを入れた写真入りシールを自民党以外の候補者のポスター上に貼った経過があります。
 私もよく選挙管理委員会に、こういうのはどうですかと聞くことがあります。例えばお葬式で生花を出す場合、売名行為の点から自分の選挙区内では出せないと言われますよね。選挙区外でしたら出してもよいとのことですが、自分の選挙区には出せないので自分の選挙区以外にも出さないのが政治家の不文律です。
 特に、私は学校法人の理事長として杉山盛雄と名前を入れるとどうですかと選挙管理委員会に聞くと違反だと言われるわけです。
 でも、今回の衆議院選で川勝知事は、自民党以外の候補者のポスターの上に今言った5センチかける10センチぐらいの自分の写真入りシールを貼らせたわけです。これは知事の売名行為に当たるのではないですか。

○山岸選挙管理委員会総括書記長補佐
 候補者のポスターの上に知事のシールを貼ったことについて、知事が自ら立候補しようとする選挙を前にして行われた場合は売名行為となる可能性がありますが、知事が立候補していない選挙において選挙運動用ポスターに知事の了解の下陣営側が貼ったものについては法に抵触するものではないと考えております。

○杉山(盛)委員
 では、なぜ私たちが違う職種で名前を出すと売名行為で違反になるのですか。

○山岸選挙管理委員会総括書記長補佐
 2番委員御指摘の法人名に議員のお名前がついていることにつきましては、売名行為とは別に公職の候補者の寄附の関係で一定の条件の下、寄附が禁止されており、そちらに抵触するものと考えております。

○杉山(盛)委員
 候補者ポスターには公約が書いてあります。公約の上にシールが平然と貼ってあり、その公約が読めなくなっています。言っていることが分かりますか。ポスターの中に衆議院議員の候補者たらん人が自らの公約を書いてあるわけです。その公約の上にシールが平然と貼ってあるわけです。つまり公約が読めなくなっている。これも選挙違反にならないですか。

○山田選挙管理委員会書記長
 選挙の広報もそうですけれども、ポスターの掲示内容については政治活動や選挙活動の自由が認められており、その表現については選挙管理委員会としても非常に慎重な姿勢でおります。
 公約の上に貼ってあるシールがどうかということについてだけ申し上げますと、それによって有権者の判断材料が減ることはその陣営において適切性を御判断頂くことになります。ひいては有権者が見て、公約をおろそかにしてまでほかの図柄をその上に貼っても当選を得るという表現に当たるとお考えであれば、それについて公職選挙法の適否が問われることはありません。

○杉山(盛)委員
 正直、あまりよくないことですよ。僕はよく言うのだけれども常識ですよね。
 そんな訳の分からない答弁をするより、看板のポスターに後づけでべたべた川勝平太の顔写真を貼ることが常識的に選挙でいいことかどうかをもうちょっと考えたほうがいい。

 次に行きます。
 これは数年前の話です。ある団体の会長が川勝知事以外の方を応援しました。12月の暮れにその会長と副会長が数名で知事に御挨拶に行った。川勝知事に何て言われたか。あなたは私以外の人を応援したから会長を辞めなさいと。もちろんその団体は県から予算が入っています。その予算についてもゼロベースだと言われたのです。このような経過は知っていますか。

○天野政策推進担当部長
 その経過を私はよく知っております。

○杉山(盛)委員
 御存じですか。そうですか。
 そしてさらに正月が明けまして、当時の篠原知事戦略監がその団体の新年会に、その場で知事表彰もやるということで表彰状を与える役目を持って行きましたが、御挨拶の中で今のような話をされて、そして予算はゼロベースだと言って知事表彰を行わずに帰ったのです。
 これをやられた相手の団体の気持ちはどうですか。

○天野政策推進担当部長
 篠原知事戦略監の細かい御挨拶までは承知しておりませんけれども、ただいろいろな経過がありまして、私は当時経済産業部長をやっていたものですからとにかく中小企業に対する支援は絶対大事だということで、政治の問題とは別に中小企業支援対策に全力で取り組んできたつもりです。

○杉山(盛)委員
 団体名を言わないほうがよかったですけれども、確かに天野政策推進担当部長と副知事は一生懸命にやっていただき予算はそのままで済みました。しかし知事と知事戦略監の言葉は、ある意味絶対権力者であり脅迫ですよ。どうですか。間違いなくやってはいけないことでしょう。それを堂々と彼ら2人はやっているのです。これはあるまじき行為です。
 その後の話をちょっと付け加えますと、私は篠原知事戦略監に名簿をお渡ししました。何の名簿か。川勝知事以外を応援した団体の名前をお渡ししました。そして全ての団体の予算をゼロベースにしなさいと話しました。結果的にはどこもゼロベースにしなかったわけですけれども、多分今言ったように天野政策推進担当部長やら副知事が相当抵抗してくれて、それとこれは全然違うじゃないかと諭してくれた結果だと思います。
 ですから何が言いたいかというと、たとえ知事であっても間違ったことはしっかりと部長や局長が言わなきゃいけない。これは大事なことだと思います。
 そして最後に、浜松市と御殿場市のことで地域を分断したという言葉がありました。大変悲しいことですが、今県議会議員も分断されています。今までは9番委員たちと一生懸命に県をよくしようと一緒にやってきた活動の場である議連を私どもは全て解散しました。これで各会派がそれぞれの考え方を持って県にいろいろな提案をしていく。これがいいことか悪いことか分かりませんが、いずれにしても県議会議員も今は分断されていることは間違いのない事実なのでお伝えしておきます。以上です。

○河原崎委員長
 ここでしばらく休憩します。
 再開は15時15分です。

( 休 憩 )

○河原崎委員長
 委員会を再開いたします。
 では、発言願います。

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