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委員会会議録

質問文書

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平成27年決算特別委員会文教警察分科会 質疑・質問
質疑・質問者:仁科 喜世志 議員
質疑・質問日:10/30/2015
会派名:自民改革会議


○仁科委員
 きのうの西川警察本部長の説明に基づきまして、きょう質問をさせていただきます。分割質問方式でお願いします。
 説明書、それからこの安全・安心推進プログラムあるいは施策展開表等々見ましても、11年連続で刑法犯の認知件数が減少されたということは、本庁あるいは出先の警察署等々の関係者のたゆまぬ仕事に対する姿勢を、私は評価するというところから少し質問をさせていただきます。
 まず、平成26年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書36ページになります。県民サービスということで実施されているかと思いますけれども、中部運転免許センターにおいては、日曜日に限り免許関係の窓口を開設しています。
 それで、東部と西部につきましては、ここに書いてあるとおり月1回、日曜日に開設したと。格差是正といっても、格差の是正はされてなくて、その下に平成26年度中は3万2606人という前年対比等の数字があるんですけれども、中部運転免許センターは日曜日ごとですから月に4回ぐらいありますかね。東西運転免許センターの窓口に来ている県民の数字がわかりましたらまず教えてください。

○今泉交通部参事官
 ただいまの日曜窓口における中部運転免許センターの利用者数、東西運転免許センターの利用者数についてお答えいたします。
 中部運転免許センターは、平成26年中の利用者につきましては2万4733人でございます。本年は1月から9月までの間に1万8179人の利用がございました。また東西運転免許センターの利用状況についてでございますが、平成26年中の利用者数は東部運転免許センターは3,110人、西部運転免許センターは4,196人で合計7,306人でございます。
 平成27年は1月から9月までで東部運転免許センターは2,453人、西部運転免許センターは3,414人で合計5,867人の利用がございました。

○仁科委員
 中部運転免許センターは日曜日ごとですから、特殊な月を除いては月に4回はあるだろうと。今東、西で7,306人という数字で、東西運転免許センターは月1回ですから掛ける4をすると2万人を超えていますよね。2万1千何がしになるわけです。
 私は経験上から言ってるんですけれども、農作業をやってるときに運転免許証を紛失しちゃったんです。後から出てきて返還したんですけれども、当日発行だったら中部運転免許センターへ行ってくれと言われて行ったんですけれども、そういうこともあるのかもわかりません。ただ県民サービスとしてこれから東部あるいは西部に同じように月4回開設したとすると、財政的にはどのようになるんですか。
 私としては、中部運転免許センターと変わらぬよう東部運転免許センターにも西部運転免許センターにも開いていただきたい気持ちがあるんですけれども、財政的にはどのような影響といいますか、数字があるんでしょうか。

○今泉交通部参事官
 財政的な面についてお答えいたします。
 中部運転免許センターは、それまで毎週日曜窓口を開設しておりました。平成25年4月から東西運転免許センターにおける日曜窓口を開設したため、中部運転免許センターは現在第1、第3、第5の3回の日曜窓口開設です。第2日曜日は東部運転免許センター、第4日曜日は西部運転免許センターという形で運用させていただいております。
 この運用を開始するに当たって、財政面のことなんですけれども、これについては各運転免許センターの運用配置を変更することで対応してきておりまして、今のところ財政の増減についてはございません。
 今後、また運転免許の更新者の利用のためには、やはり財政的な面とか配置の面もいろいろ検討していかなければならないと考えております。

○仁科委員
 質問についてちょっと私の聞き方が悪かったかもわかりませんけれども、今の現状のかかっている職員といいますか、従事している方が第2、第4日曜日を西部運転免許センターと東部運転免許センターに配置しているということですから、それは全体の数字からいきますと変わらないんですけれども、中部運転免許センターのスタッフの方々は月に3回やられてますよね。それを同じように東部運転免許センターで月に3回、西部運転免許センターで月に3回やられたらどうなんでしょうか。当然人件費は上がらなきゃなりませんし、その辺の比較はどうですか。私としては先ほど申し上げたように、県内で同じように県民サービスをしていただきたいと思っていますので、意見としてぜひ格差を是正してもらいたい。
 数字的にはどのようなことが出てくるでしょうか。人件費が主だと思うんですが、いろんな施設とか設備とかあるのかもわかりません。ただ月に1回やっていますから、ハード的なものが加わるというのはないと思うんですけれども、その辺を伺います。

○今泉交通部参事官
 今の5番委員の質問についてお答えします。
 やはりこれについては、新たな予算確保は当然必要でございます。
 また、人員につきましても当然それに必要な配置、運用が必要になってまいります。
 また、講習指導員の委託先として、静岡県の場合は県の交通安全協会に講師の委託をしておりますけれども、その委託関係の予算等の確保ということも出てこようかと思っております。
 細かい数字については、今のところすぐお示しできる数字はございません。

○仁科委員
 わかりました。試算をしたときに数字的なものをまた教えてください。
 
次の質問に入ります。
 予算の執行実績についてお伺いします。
 説明書の42ページと43ページになります。
 一番下の、諸収入の第3目の過料の放置違反金です。これは県の収入になるのだと思いますけれども、この不納欠損額289万1000円は放置違反ですから、車を道路等々に置きっ放しにしたときの違反金だと考えますけれども、件数はどれぐらいあるのでしょうか。

○出雲交通部参事官兼交通企画課長
 件数につきましては、208件あります。

○仁科委員
 違反をした人についての不納欠損処理ですから、地方税とかそういう不納欠損とはちょっと違うと思うんですけれども、この内容、要因を少し教えてください。

○出雲交通部参事官兼交通企画課長
 不納欠損の主な要因は、使用者に対して納付を求めるものですけれども、使用法人が倒産してしまうとか、あるいは使用者が生活困窮で支払い能力がないとか、あるいは使用者がお亡くなりになったとか、あるいは使用者が出国してしまうとか、所在が不明になってしまう、これらでございます。

○仁科委員
 今、理由等々を伺いましたけれど、まず多分車には車検証があると思うんです。今の答弁ですと当然追跡をしながらやられていると思います。そうすると、この事象が発生してから督促なり催促なりを当然されてると思うんですけれども、5年で不納欠損処分をしているんでしょうか。

○出雲交通部参事官兼交通企画課長
 放置違反金は、基本的には督促状を発送した後5年を経過した場合に、債権の消滅時効が成立しまして不納欠損の扱いとなります。

○仁科委員
 そうしますと、本来時効中断という手続もあるんですけれども一応今の理由でそうしている。
 全然話が違いますけれど、これから空き家とかそういうのも問題になってきて、車が資産としてどうなのか、あるいは放置していく置きっ放しとか、そういうのってふえてくることを私は懸念するんですけれども、これからこういう問題にどう対応していきますか。
 当然違反した人に対しての違反金ですから、基本的には認めるわけにはいかないんです。ただし先ほどの理由の中にあるわけですけども、これからの収入未済額をどのように対応していきますか。現実そういう問題が出てきます。ふえていきます。それを伺います。

○出雲交通部参事官兼交通企画課長
 お亡くなりになっている場合は別ですけれども、未納者に対しては個別の訪問をしたり、あるいは電話によります催告、あるいは金融機関に対する預貯金の差し押さえを現在進めているところでございます。
 また、県の担当部局におきまして、財務規則を改正して未収金の出張徴収につきましても、現在制度化を進めています。このまま制度化されれば、放置違反金について出張徴収が可能になりますから、未収金が減少する効果が期待されます。

○仁科委員
 未収金の制度化は急いでください。先ほどの理由は理由としてあります。しかし、違反をしている者に対して、不納欠損にいくまでに最大限のやるべき事務手続をしていただきたいと思います。

 次も同じく説明書43ページの一番下です。雑収入のところです。この説明欄を見ましてちょっとひっかかったんですけれども、建設工事違約金の発生等により見込みを上回ったので増であるという。そして一方では収入未済額が216万円あります。いろんな項目が入っているのだと思うんですけれども、ここの欄を少し説明してください。

○武村総務部参事官
 説明書43ページの雑収入における違約金を先に御説明をさせていただきます。
 雑収入は、収入科目のいずれにも属さないものの収入でありまして、増額の主なものについて申し上げますと、信号機の工事入札2件。これについては落札業者から主任技術者が病気となり工事管理が不能となったことを理由に契約を辞退したいという申し出があり、これを静岡県財務規則及び入札心得等によりまして、契約締結の不履行を理由に入札額の5%を違約金として徴収した金額151万5000円が主な金額でございまして、その他の雑収入の項目としましては、交通切符の作成負担金だとか公文書開示負担金など細かいものですけれども、そういった各目に入らないものが含まれております。
 もう1点の収入未済額でありますけれども、これにつきましては、被疑者または一般人が警察車両や警察庁舎等に損害を与えた場合に、相手方に損害の賠償を求めておりますが、相手方の経済的状況や所在不明などの理由によりまして損害賠償が完了してないものが3件ございまして、これが収入未済となっているものでございます。

○仁科委員
 もう少し伺います。信号機の工事2件ということで、主任技術者が突然の事故で契約辞退。工事はどういう入札でやられましたか。例えば指名競争入札でやられたのか、総合評価落札方式でやられたのか。どういう入札でやられたんでしょうか。

○武村総務部参事官
 入札は1件ごとの個別ではございませんで、総合評価落札方式で入札額が一千万円を超える大きなもので、2件とも同一の業者でありましたことから2件について違約金を払っていただいております。ですので、入札時には工事を請け負えるということで、富士宮市内を初めとした多数の信号の改良工事と伊東市内の改良工事について同一業者に落としていただいたんですけれども、まとめてできなくなったと。主任技術者が病気で立ち会えないということで、入札を辞退されております。
 入札につきましては、制限つき一般競争入札の方法をとっております。

○仁科委員
 わかりました。制限つき一般競争入札ですから細かいことを言いますね。
 主任技術者が事故に遭って契約辞退なんて本来あり得ないです。一千万円の工事を受けている業者ですから、主任技術者とかあるいは現場代理人が1人しかいないなんていうのはあり得なくて、総合評価落札方式ですからいろんな形の状況を受け取るわけです。そして金額に基づかなくても施工体制とか施工時期とかそうやっていくんです。これは損害を与えられて違約金をいただいたということではなくて、事の重大さは信号機の工事ということです。なぜやるかというと、交通安全上必要だからやるんです。このことによって工期がおくれるわけ。入札をし直すわけですから、発注をする際には、そういう交通安全上の背景をしっかりと、やはり緊急性も伴っていることを理解して業者の選定なりを特にお願いしておきます。

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