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委員会会議録

質問文書

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平成28年11月スポーツ振興等特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:渥美 泰一 議員
質疑・質問日:11/25/2016
会派名:自民改革会議


○渥美委員
 ありがとうございました。
 世界ではもう50年以上の歴史と言いましたか。ということは、世界ではどのぐらいの国が参加されておられるのか、あるいは世界大会も園部さんは副団長としても参加されているということで、世界の様子なんかも感じてこられたと思うんですが、世界がどのぐらい進歩しているのかわかりませんけれども、その中で日本の位置づけというのは、どんな印象をお持ちでしょうか。

○園部さやか氏
 まず、世界大会なんですけれども、オリンピックの前年に開催されています。4年に一度、夏季と冬季交代なので、2年に1回開催されています。昨年はロサンゼルスで、夏季の世界大会が非常にはなばなしく開催されました。2015年はオリンピック・パラリンピックがございませんでしたので、その年に開催されたスポーツイベントとしては最大規模のものでした。選手と役員、コーチを合わせて1万名の人たちが大会に参加をしました。
 来年の3月には、オーストリアで冬季の世界大会が開催されます。次の2019年の世界大会は、先日発表があったんですけれども、アラブ首長国連邦で開催されるということが決まりました。
 最も盛んなのは発祥の地であるアメリカなんですけれども、世界170の国と地域で活動がなされています。日本国内では8,000名しか参加していませんので、世界的に見ても小さな規模になります。ただ、スペシャルオリンピックスがもともと目指していたボランティアによる運営というのを真面目に守り続けているという点では、世界からはいい活動をしているねという評価をいただいています。
 ほかの国の事例としては、国の政策として、知的障害のある人たちへの福祉サービスの一環として、スペシャルオリンピックスを提供されているような国もございます。ほかにも、学校の中で体育の授業のかわりに、あるいは課外授業としてスペシャルオリンピックスのプログラムを公立の学校で実施されているような国もございます。

○渥美委員
 今、規模としては日本で8,000人が登録されていて、これをだんだん広めていくという計画もあると思うんですが、やっぱりそれには私たち健常者といいますか、そのノーマライゼーションの考え方が広まっていかなきゃいけないということなんでしょうけれども、そこら辺の課題はどんなことがあるんでしょうか。

○園部さやか氏
 活動を拡大していくためには、今求められているのが、その都道府県単位、もう少し小さい単位のところもあるでしょうけれども、都道府県単位でのその組織を運営していく核となる人たちが必要です。20年の中で、順番に都道府県に支部が誕生していきました。一番古い組織は22年にわたるわけで、そこの代表の方が22年間ずっと務められているというようなところもあるんですね。世代交代を上手にしていかないと活動が続かないし、とてもじゃないけど拡大という元気も出ないだろうなというのが1つ課題となっています。
 もう1点が、やっぱり指導者ですね。指導者プラス常に問題になっているのが、練習する場所がないというところで、広めたいなという気持ちをみんな一様に思っているんですけれども、じゃあ誰が指導するのというのと、どこでやるのというのがいつも課題になって、なかなか簡単には広げられないという状況にあります。

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