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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成26年決算特別委員会文教警察分科会 質疑・質問
質疑・質問者:櫻町 宏毅 議員
質疑・質問日:11/06/2014
会派名:ふじのくに県議団


○櫻町委員
 分割質問方式でお願いします。
 不用額について2点お伺いいたします。
 先ほど、西川警察本部長からも不用額の大きなものが、退職金、職員給与費だという御説明もございました。説明書38ページの職員給与費、約1億9000万円が不用になっておりますけれども、理由が退職見込み者の減少に伴う退職手当等であるということです。退職者の確定は、定年になって退職される方、あるいは途中でやめる方もありますけれども、それなりにある程度押さえられるんじゃないかと思うわけです。ですので、査定方法についてお伺いしたいと思います。

 それからもう1点、運転者教育事業費の不用額が3200万円ほどあります。理由が、免許更新時講習等委託費等であるということですけれども、不用額となった理由について、お伺いしたいと思います。

○杉本警務部参事官兼警務課長
 退職手当についてお答えいたします。
 実際2億円近くの退職手当が不用になったわけですけれども、その見込みの査定ということです。当然、定年退職者については、人数はわかっております。ちなみに平成25年度は定年退職者が111人おりました。不用額が出たのは勧奨退職者の見込み誤りというか、見込みが下回ったことによるものであります。
 勧奨退職者の見込みについては、過去数年の実績を見込んで予算を積んでおります。平成25年度は58人の勧奨退職者があると見込んで予算を組んだわけですけれども、実際は51人で、見込みを7人下回ったことで、結果的にその部分が不用額になったところであります。

○酒井交通部参事官
 運転者教育事業費のうち、免許更新時の講習等委託費で、不用額が大きく計上されているということで御質問がありました。
 この事業費の不用額が大きい理由でございますけれど、これは高齢者講習、停止処分者講習、それと違反者講習の受講者数が当初の見込みを下回ったことから不用残が生じたものでございます。
 今後は、当初予算計上時から、より精度の高い受講者数の見積もりを行うとともに、効率的な予算執行に努めてまいりたいと思います。

○櫻町委員
 運転者教育事業費については、わかりました。できるだけ精査をしていただきたいと思います。
 職員給与費ですが、先ほど杉本警務課長から、定年退職は確定でわかると。途中でやめる方の見込みが7人少なかったと。それで1億9000万円ということは、約2億円として、単純に割るとお1人ずつ3000万円ずつの退職金を見込んでいらっしゃったということでしょうか。

○杉本警務部参事官兼警務課長
 定年退職や勧奨退職のほかに普通退職もありまして、いろんな家庭の事情で退職した者がおります。勤務年数によって退職手当の金額が変わるということで、過去の実績で見込んで予算を組んでおります。長年勤めて普通退職する場合には金額が多くなります。勤務年数の長短によって退職手当も変わるものですから、その分も合わせて2億円近い金額の退職手当が不用額として残っています。退職勧奨者7名の部分の細かい数字は手元にありませんけれども、3000万円まではいきませんが、2000万円台から3000万円近い額の退職手当を支給する格好になると思いますので、合算で2億円近い不用残が生じたということであります。

○櫻町委員
 わかりました。
 退職する人を見込むのはなかなか難しいと思うんですね。ですけれども、私が不用額にこだわるのは、やっぱりそのお金は余ればほかに使える見込みがあるわけですよね。ですから、余り大きくとって使わなかったということのないようにといろんな委員会でも申し上げております。警察におきましても、先ほどの免許更新時の講習等委託費の分もそうですけれども、できるだけ精度の高い予算立てをお願いしたいと思います。

 続いて、説明書の6ページであります。
 総務部・警務部の関係でお伺いいたします。
 警察活動を支える基盤の充実強化の中で、(5)に警察職員の資質向上のための教養の充実という欄がございます。その中のエに警察職員の海外派遣というのがございます。犯罪の国際化等に対応するためにということでございますが、どこの国にどのくらいの人数、そして費用はどのくらいかかったのか、教えていただきたいと思います。

○杉本警務部参事官兼警務課長
 青年警察官海外研修という形で実施しております。平成25年度は、台湾へ2人、アメリカへ1人、ペルーと韓国へも1人ずつということで、合計5人を派遣して研修を受けさせております。
 実施経費については今手元にないものですから、確認します。申しわけありません。

○櫻町委員
 お金をかけて研修に行ってもらうので、やっぱり成果を持って帰っていただかなきゃいけないんですけれども、派遣している国が台湾、アメリカ、ペルー、韓国と御説明いただいたんですが、そこの国に送ると決める理由は何かあるんでしょうか。本県の犯罪の分析をするとか、何か理由があるんじゃないかと推測されますけれども、4つの国を選ばれた理由は何でしょうか。

○杉本警務部参事官兼警務課長
 これは、警察職員の部内通訳の指定者に対して、毎年行っております。アメリカ、台湾、ペルーへ送っているということではなくて、その年によって、職員からの希望と、こちらからの研修目的を示して行っているということであります。
 ちなみに、前年度はブラジル、インドネシアに送っております。これは通訳の業務自体がポルトガル語とか、中国語とかの事案で実際の通訳業務がふえていて、例年多いものですから、そういうところを中心にして、語学能力の向上を図るという意味で派遣しています。その年によって変わるということであります。

○櫻町委員
 語学の研修が主だと受けとめましたけれども、現地の警察捜査の仕方とか犯罪に対する対処の仕方も勉強されるのが目的じゃないかと思います。語学研修が主ではなくて、現地警察の警察力について学ぶということも項目として入っているとは思いますけれども、そちらを重点的な研修としていただければと思います。これは要望とさせていただきます。

 続いて、同じく総務部・警務部関係で車両等機動力の整備充実がございます。
 ここで2件お伺いいたしますが、1つは老朽化した国費警備艇1隻を廃船処分したというのがございます。経年による処分かと思いますけれども、当然、警備艇が担っていた業務があるわけで、廃船によってやっていた業務に影響が出るんじゃないかということが推察されますが、その対処方法についてお伺いしたいと思います。

 もう1点は、車両全般のことについてお伺いしたいんですけれども、当然、パトロールカーであったり捜査用の車両であったり、または先日の警備訓練のときに見せていただきました特殊車両であったり、警察全体で把握されている警察車両というものが多数あると思っております。維持費が非常にかかるんじゃないかと思うわけですね。年間維持費、特に平成25年度にどのくらい維持費がかかったのか、この点についてお伺いしたいと思います。

○口山地域部参事官兼地域課長
 まず、警備艇を廃船したことについてお答えしたいと思います。
 廃船した警備艇は、下田警察署の「あさかぜ」という警備艇であります。26年ほど使っていた警備艇です。事案の発生状況でありますとか発生場所等を踏まえていきますと、この警備艇が今なくなったとしても、それを補完する方法があるだろうということで廃船をいたしました。
 といいますのは、主な任務は密出入国でありますとか密漁等の警戒、水難事故発生時の捜索救助活動でありますけれども、熱海警察署に警備艇がございましてそれを運用することと、沼津警察署の中にも、「かぬき」という警備艇がありますので、これで補完できるのではないかと。
 それと、捜索でありますとか救助につきましては、航空機等も今短時間で発進ができる状況になっておりますので、その辺で補完をしていきたいと考えております。

○山口総務部参事官
 車両等の整備時にかかる経費でございますけれども、年額として決算額で8億7121万1000円となっております。

○櫻町委員
 「あさかぜ」の件は、わかりました。ほかでカバーできるという意味ですね。
 そうしますと、じゃあ県警として持っている車両なり警備艇なり、適正な数というのは本当に今のままでいいのかということをチェックしていかなきゃいけないと思うわけです。ですから、今回は「あさかぜ」が対象になりましたけれども、それ以外に沿岸警備で、例えばほかで補完するんだったら、ちょっと数はわかりませんけど、今まで10あるんだったら8でいいんじゃないかとか。ただし、捜査に影響が出てはいけませんけどね。そういった見直しも必要になるんじゃないかと思いますけれども、当然、そういった見方もされていると思いますので、必要な仕事と車とか船とかの機材の相関関係みたいなことは、これからもしっかりと見ていただきたいと思います。

 それから、車両全体で8億円ということで御説明いただきました。すごいお金が使われているんだなと思いますけれども、ちなみに静岡県警として――ちょっと今の要望と全く反対の話になってしまうかもしれませんけど――このくらい警戒車両あるいは警察車両って必要なんだけれども、今これしかないよっていうような認識はあるんでしょうか。例えば、国によって決められた警察車両の台数があって、静岡県警はここまでしかないといったような、充足率というんでしょうか、そういったものは実際あるんでしょうか。

○山口総務部参事官
 基本的に、警察車両の整備につきましては、国費負担になっております。しかしながら、その台数では足りないということで県費で補充していただいているところでございます。一概に何台あればこれでパーフェクトというのは言えませんので、限りある予算の中で補充していただいて、有効に使っているのが現状でございます。

○櫻町委員
 ありがとうございました。
 当然、車両も古くなってきて捜査に影響が出てくる可能性もありましょうし、国費が入ってくるということで国もお金がないでしょうから、なかなか配置されないということでジレンマを感じていらっしゃると思いますけれども、捜査に影響のない範囲で限りある資源を有効に使っていただきたいと思います。

 続きまして説明書の8ページ、警察広報費のことについてお伺いいたします。
 警察広報活動の推進という欄に131万円という金額の記載がございます。広報活動のところを見ますと、警察情報の発信であったり、あるいは警察音楽隊の活動であったりということで記載がございます。
 まずお伺いしたいのは、開かれた警察ということをモットーにおやりになっていると思いますけれども、広報についてはまさかこの131万円で事足りているとは思っていません。恐らく推測するに各部単位での活動費とか、何とか費というところでそれぞれ広報用の費用が盛り込まれているのではないかと思っておりますが、その認識でよろしいでしょうか。

○杉山総務部長
 それぞれの主管でやっているものにつきましては、それぞれの主管で予算をとっているものでございます。説明書8ページの警察広報活動の推進という欄に計上してある予算はあくまでも警察全般を捉えた広報としての予算でございます。

○櫻町委員
 ありがとうございます。
 そうすると、この説明書の8ページに載っている131万円は広報活動の(ア)と(イ)の分野に限定されているものということでよろしいですね。広報紙「Reliance」の記載がございます。これ、県警ホームページを見て「Reliance」を見ますとなかなか立派な冊子ですね。これはどのくらいを印刷されて、どういったところに配布をされているのかその状況についてお聞かせください。

○山口総務部参事官
 まず130万円につきましては、音楽隊の活動経費になります。「Reliance」につきましては、広報名刺、広報コンクール等の開催経費と合わせまして全部で150万円を計上しております。配布先については、確認させていただきたいと思います。

○櫻町委員
 中身を見ると、警察がこういうことを頑張ってやっていますというのが写真とイラストを使ってすごくわかりやすくていいなと思ったのですけれども、恐らく県民一人一人のところに届いているものではないなという気がしています。
 質問ではなくて要望ですけれども、杉山総務部長から各部単位に広報費が盛り込まれていますという御説明をいただきました。確かに知事部局もそうなのです。全体的には企画広報部で広報の予算を持っていますけれども、それは戦略的な大きなところをやっていて、例えば健康福祉部だったり、経済産業部だったりそこはそこで独自のお金を使ってやっていると。それは同じなのです。
 ただ、開かれた警察でなおかつ警察として今直面している事案、例えば危険ドラッグであったり振り込め詐欺であったり、あとは警察の110番で不要な110番が多いという課題がありますよね。そういったものを広く県民に広報するのであれば広報費というものを静岡県警として1つの科目として起こして戦略的にそれを使っていくということもこれから考えてもいいのではないかと思うわけです。これについては決算なのでこれ以上結構ですけれども、各部門に入れてあるお金と戦略的にやるお金、これを別にして、恐らく各警察署の職員あるいは交番の警察官の方々も独自に一生懸命つくって県民の皆さんにお配りするようなものもあるでしょうけれども、そういったものも活用しますが戦略的に何か注目する話題をタイムリーに送るといったことも必要ではないかと思います。これはぜひ御検討いただければと思っております。要望とさせていただきます。

 続いて説明書13ページの生活安全部関係でお願いいたします。
 犯罪の起きにくい社会づくりの推進のうち、非行防止対策についてです。非行防止対策の(エ)スクールサポーターによる活動で5000万円弱の記載がございます。もう1つ、ウの少年保護対策のうち非行・被害防止啓発活動がございます。それぞれスクールサポーターが学校に行っていろいろな専門知識をお伝えして先生方と情報交換をしたり、あるいは非行・被害防止啓発活動であれば講習会ですかね、非行防止教室を1,131回開催。つまりは警察が学校に出向いて行っていろいろなコミュニケーションをとったり、こちらから情報提供をするわけです。
 そうすると全体数はわかりませんが、県内には小学校、中学校がかなりあるわけです。ですけれども、行ける人の数というのは限られているわけで、学校によっては制度があると思ってもなかなかうちの学校には来てくれないねという思いがあると思うのです。警察として行くところというのはどのようにお決めになっていらっしゃるのでしょうか。
 ちなみにこのスクールサポーターによる活動の約5000万円はどういう使途なのでしょうか。お聞かせください。

○木村少年課長
 まず、最初にスクールサポーターがどのような基準で学校を選んで回っているかという件です。
 御承知のとおり、近年の学校現場においては教員の指導の域を超えた重大事案や、犯罪として対応すべき悪質ないじめ事案が発生しており、学校だけで解決を図ることが困難な状況もうかがえます。そうした中、スクールサポーターは学校現場を支援するとともに警察との連携を強化するため学校訪問を通じて活動しております。そういった意味で訪問活動が主な活動になります。
 平成25年度中でありますけれども、総計で7,238回学校訪問活動を行っております。平均しますと1人が月に31.7回訪問活動を行ったということであります。県内の小学校、中学校、高等学校の総数でございますけれども確か1,000校弱、950校ぐらいだったと認識しておりますのでその数からいいますと十分小中高に1回は回っているという計算になります。そのように承知しておりますが、平準的に全部一巡した後に二巡、三巡とやっていくかといいますと、非行の中心が中学生、高校生でありますので、やはりそこへ力を入れるべきものと考えておりますのでそういったところが主になろうかと思います。
 過去の事例で大変恐縮でございますけれども平成22年には県の中部の中学校において学校が非常に荒れまして、スクールサポーター5人を3カ月ほど集中的にそこへ運用して学校対策をやりまして、おかげさまで学校崩壊が回避できたという事例もございました。こういったことからやはり管内の状況に応じて学校を重点的に回るというような運用がされていると承知をしているところでございます。
 次にスクールサポーターの予算でございますけれども、人件費、報酬が主になってあとは学校を回るための旅費といいますか活動費としてこれだけの予算をお願いしているところでございます。

○櫻町委員
 スクールサポーターはよくわかりました。ありがとうございます。
 非行防止教室の1,131回開催はどんな状況でしょうか。先ほど950校くらいあってスクールサポーターでは一回りしたということですけれども、恐らくこれは教室などで時間をとらなければいけないと思うのでそんなに頻繁に全部くまなく回れないのではないかと思うのですが、その状況をお聞かせください。

○木村少年課長
 平成25年の非行防止教室等の開催状況でございます。
 小学校は県内に約500校強ありますけれども、実施率でいいますと約46.7%で半分に満たないということであります。中学校になりますと県下で300校弱ありますけれども、実施率が96.3%。高等学校につきましては150校弱でありますけれども、実施率が79.4%です。先ほど申し上げましたとおり非行の中心は約66.5%が中学生、高校生でありますので、中学校、高等学校を主に開催しているという状況になります。

○櫻町委員
 ありがとうございました。
 警察OBの方を活用してということで、地域に警察の方が入るというのは大変いいことだと思いますし、それで非行が未然に防げるのであれば大変効果的な活動だと思います。特に今、後半のほうで説明いただいた非行防止教室については高等学校が79.4%ということなので、高校生の非行の率が高いのであれば実施率を上げていただくような努力もしていただければと思います。

 続いて刑事部に伺います。説明書の22ページですけれども、力強い刑事警察活動の推進のところの科学捜査の推進です。
 金額が入っていないのですけれども、先般県内視察でも科学捜査研究所にお邪魔をさせていただいて状況を調査、視察させていただきました。大変御苦労をされているなというのがあるのですけれども、思うに、やはり研究的な施設というのは最先端の物を使ってより犯人検挙につながることをやらなければいけないと思うのですけれども、決して全てが新しいものではないなという気がしております。科学捜査のためのいろいろな機材がございますけれども、当然更新であったり点検であったりという費用が発生したのではないかと思うのです。平成25年度の実績はどのくらいなのでしょうか。

○太田刑事部参事官兼生活安全部参事官
 科学捜査研究所における鑑定業務に要する経費はおおむね国費でありますが、県費としては各種鑑定機器の保守点検、試薬購入、通常の物品購入で約700万円、そのほか緊急に必要になったDNA検査キットの追加購入で約600万円、合計約1300万円を使用させていただきました。

○櫻町委員
 済みません、国費ということを知らなかったものですから質問させていただきましたけれども、となると逆に国に対して静岡県警はこれだけ捜査実績を出しているよ、最新の物をしっかりと手当てしてくれよという要望が必要になろうかと思いますので、ぜひその要望は続けていただければと思っております。
 また視察で行ったときにすごく注目されたのは危険ドラッグの分析です。イタチごっこでいっぱい出てきて大変だと研究員の方がおっしゃっていまして、御苦労をされているなと感じました。試薬が700万円ということですけど、恐らくこれから試薬類というのはふえてくるのではないかと思うのです。危険ドラッグ用の試薬というのも先ほど説明があった金額の中に入っているのでしょうか。

○太田刑事部参事官兼生活安全部参事官
 試薬購入費用の中に含まれているのですが、個々の詳細については調べないとわからないということでございます。

○櫻町委員
 ありがとうございました。国費の部分と県費で賄わなければならない部分とあって、次年度以降予算確保で大変かと思いますけれども、捜査がおくれることによって被害に遭う人がふえてはまずいので、ぜひそこは必要性等々しっかり訴えかけていただければと思っております。

 続いて交通部にお願いいたします。説明書の30ページです。総合的な交通事故防止対策の推進の中の交通安全確保と快適な交通環境の確立の関係です。
 イの信号機関係を見させていただきますと平成25年度の実績が細かく載っております。信号機のところで高度化更新というものが227機ございます。高度化というから恐らくLED化かなと思ったら下にLED化というのもありまして、これはちょっと性格が違うのかなと思うのですけれども、基本的な質問で恐縮ですがこの信号機の高度化とはどのような中身でしょうか。

○出雲交通規制課長
 高度化更新というのはおおむね19年経過した信号機の制御機を新しいものに交換していく事業です。おおむね19年前の制御機ですから現在の制御機と交換すれば現在のほうが機能が高度化しておりますので自動的に高度化されていくという意味でございます。

○櫻町委員
 ありがとうございました。私ども議員は地元で活動していると信号機をつけてくれ、横断歩道をつけてくれという要望が結構あります。当然県警の判断をいただいてつける、つけないを決めていくことになるわけですけれども、いろんなところにつけてくれと希望される県民の方は多いわけです。高度化されるということはそれだけ単価が高くなるから、つけなくてはいけない数については本来であれば同じものをつけようと思っても、1本が高くなっちゃえばつけられる数が減っちゃうのではないかと思うわけです。戦略的におやりになっているとは思うのですが、全体的に広めたい数と1本についていい物にする、高度化するということのバランスについてはいかがでしょうか。

○出雲交通規制課長
 ここで言っている高度化更新というのは、例えば並の機械があって、機能の高い機械があってと幾つも種類がある中で、高機能のものをつけているという意味ではございません。先ほど言いましたようにおおむね19年前の制御機を現在の制御機にかえますのでおおむね20年分の技術の発達もありましょうし、現在のほうが過去のものに比べれば機能が向上していると、そういう意味でございます。

○櫻町委員
 わかりました。19年前と今とでは高度化されているという、そういう意味合いですね。よくわかりました。
 これは要望ですけれども、来年度予算に対しましてやはり県警として絶対に信号機をつけなければいけないと認識している箇所と予算はなかなかリンクしていなくて、当然少ない状況ではないかと思っています。我々も応援部隊になりますのでぜひ信号機の確保については必要性をしっかり訴えていただければと思っております。以上です。ありがとうございました。

○山口総務部参事官
 先ほどの6番委員の「Reliance」の配布状況でございます。毎年、年に1回発行しておりまして約5,000部をつくっているということで、警察本部あるいは各警察署におきまして学校や市町、あるいは庁舎の見学に来た県民の方等に配布をしている状況でございます。

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