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委員会会議録
質問文書
平成30年９月定例会産業委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 中田 次城 議員 |
| 質疑・質問日： | 10/03/2018 |
| 会派名： | ふじのくに県民クラブ |
○中田委員
私からは、１点だけお伺いしたいと思います。
前回の議会のときに企業局の中で組織変更をされて、体制を改めて営業しやすい環境を構築していくんだというお話がありました。まだ３カ月、４カ月しかたっていませんが、組織変更後の取り組み状況等をお聞かせいただければありがたいなと思っています。
○鈴木地域整備課長
地域整備につきまして組織改正を行い企画営業班を立ち上げまして、企業誘致活動に注力できる体制を整えました。
これまで経済産業部や東京、大阪事務所と連携して金融機関やゼネコン、ディベロッパー等への企業訪問を実施しておりまして、これまで私どもでは県内13社訪問しております。具体名は申し上げられませんが、企業訪問を行った企業から引き合い企業の御紹介をいただき、現地視察等の対応をしております。
また、造成工事の完成にあわせまして、委員会説明資料８ページにもございますように完成内覧会を国内産業振興プロジェクトチーム、東京、大阪事務所及び小山町と共同で開催したところでございます。
このような状況でございますが企業訪問、現地案内等企業対応につきまして昨年度は26社56回、今年度は先ほど申し上げました13社含めまして９月末の半年間で36社44回とかなりの数を伸ばしてございます。
今後とも積極的な営業活動を継続していきたいと考えております。
○中田委員
訪問する会社の数もふえて引き合いも多くなって、成約につながると思いますね。それはそれでいい傾向なんだなと思っております。
私は、一方で企業局の行う事業の全県でのバランスもよく気にします。この間の委員会でも申し上げましたが、伊豆半島は比較的そういった事業が地形的にも少ない地域だと思っておりますし、逆に中東遠や西部へ行けばそれなりの地形や交通のアクセス等でこういう事業も多くつくっていけると思います。
企業局が、できた商品をどうやって売っていくかも大切だと思いますが、やはり県内でバランスよく企業局の事業を掘り起こしていく。それは企業からの情報だけでなく当然自治体や行政関係の皆さんとのコミュニケーションや情報伝達を深めて、例えばこういうところで今度こういうことをやりたいという行政の需要に対して、企業局がどういう支援をしていけるのか、要は地域からのニーズを掘り起こしていく作業も新しい企画営業班の仕事ではなかろうかと。
でき上がったものを販売していくだけではなくて、新しい事業をどう見つけていくのか、自治体から情報をとっていくかという仕事もぜひ担っていただきたいと思っております。その辺につきまして、お考えがあればお伺いしたいと思います。
○鈴木地域整備課長
地域整備事業に際しましては市町が主体になりますが、工業用地等開発可能性調査――この土地が開発の対象になるかどうかという非常に基本的なものですが――この調査につきまして補助をしてございます。また御相談があれば技術職員による事業の具体化に向けた技術的な支援、アドバイス等行っております。
市町からのニーズの掘り起こしでありますが、こういった工業用地等開発可能性調査を利用していただくようにＰＲして、工業用地だけではなく昨年ありました産業観光施設用地といった類のものにつきましても、広く調査の対象としてアドバイスしていきたいと考えております。
○中田委員
補足しますが、企業局では今までこうだったけれども今後このように取り組みも方針も変えてやっていくんだという、皆さんが柔軟に努力している業務のあり方を、恐らく皆さんが思っているほど全ての自治体がああなるほどとわかっているわけじゃないと思うんですね。昔はこういう感じだったからうちの市町ではあんまりお世話にならないなと思っていたものが、企業局の考え方や進め方が柔軟になることによって、そうであればうちの市町でもというお声が出てくる可能性は十分あると思うんですね。
そこはやっぱり連携を密にしていただいて、こういうこともああいうことも今度やっていきますという情報を発信していっていただきたいなと思っておりますので、ぜひよろしくお願い申し上げます。
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