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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成22年2月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:植田 徹 議員
質疑・質問日:03/12/2010
会派名:自由民主党県議団


○植田委員
 一、二点質問します。簡潔に質問しますから、要領よく答弁をお願いします。
 2ページ、3ページです。局長の説明で厳しい厳しいという中で、確かにこの数字を見ると厳しいということがよくわかります。計算をしてみました。平成20年度の月末総資金残高と21年の4月から1月までの月末総資金残高を引いてみました。630億円少ないということですね。
 それから、3ページの(3)の平成21年の歳計現金及び基金の運用実績という欄につきましても、同じく引き算をしてみました。平成21年度と平成20年度の4月から1月までの差を比較しましたら2億4200万円少ないと。大変厳しいという状況ですけども、年度末――3月末までの歳計現金の収支見通しをお聞かせください。

 それから、議案説明書209ページに、平成22年度に1500億円一時借り入れと、一時にせよ空港建設に匹敵するお金を借りるわけですよね。この場合に、金利については相手がいう金利をうのみにするのか、それともああだこうだという議論を経て決めるのか。それぞれ静岡県内にたくさんの企業がありますが、零細企業にしてみれば銀行さんに、金利をおまけしてくださいというお話をするんですけども、静岡県としてはどのような交渉をしているのか、その中身を聞かせてください。そして対象のバンクですけどね。東京のほうの中央のバンクなのか、いやいや静岡県だから静岡県内のバンクから借りるよとか、そこら辺のお話をお聞かせください。以上です。

○伊藤会計管理室長
 まず、3月末までの資金状況の見通しなんですが、1月末の総資金残高は745億円、2月の総資金残高は883億円となっております。2月というのは比較的公債費等の支出が少ないもんですから、収入も少ないんですが支出も少ないということです。
 3月になりますと県債の償還金、総額で1060億円ぐらい支払うわけなんですが、昨年の3月が1265億円ということで、約200億円は少なくなっております。ところが、3月23日から25日の3日間で約658億円の支払いがあると。きのう現在の資金状況を見ますと3月31日に200億円前後の資金不足が発生する見込みです。来年度も相当厳しい状況になってくるかと思われます。
 それから、資金の運用益のほうの見込みなんですが、やはり資金がないということで、やっぱり運用できる額も減っています。金利につきましてもちょうど一昨年――平成20年は12月ごろ0.8%から0.9%ぐらいまでいったんですが、年を越えると0.3%、そのまま去年ずっと落ちてきまして0.1%、このごろですと0.08%とか0.07%、0.09%という数字で推移しています。そうしますと、昨年度、歳計現金と基金合わせて約44億円余ありましたが、今年度を見ますと約38億円程度の運用益しか上がってこないというのが実情です。

 それからもう1点、先ほど質問のありました借り入れの限度額についてです。この借り入れの限度額というのは、資金が不足した場合に、一時的に金融機関からお借りできるその1日当たりの限度額を示しています。これは1日当たり――資金不足が発生した時点で――1日当たり1500億円までを限度とするということで、これは地方自治法で決まっておりまして、本県の場合には1500億円を限度額にしております。借り入れる場合には、単純に金融機関ですと大手の銀行じゃなくて県内の地方銀行――静岡銀行、スルガ銀行、清水銀行というのがございますが、そちらからお借りするような格好になります。
 金利ですが、金利は一時借り入れを行う時点で、例えばスルガ銀行、清水銀行、静岡銀行、歳計現金を預託している、または基金の現金を預託しているところの利率、その期間中、その発生した日現在預託している金利の平均値をとります。それと、その金利に預金の保険なんですが、0.081%を加算した金利で払うという話になっておりますので、その発生した時点でその3銀行のまず利率を見ます。その利率に対して0.081%の預金保険を加算して利率を計算するという格好になります。ちなみに、前回の5月、7月、9月に一時借り入れが発生しました。その承認というのは1500億円を限度額ということでいただいていますので、その発生した状況を直近の常任委員会のほうで報告させていただいております。

○植田委員
 ありがとうございました。
 大変厳しいということには変わりはない。出納局だけでなく、静岡県のすべての部局と連携をとっていかないと、いわゆる会社で言うところの資金ショート、これがこの静岡県であったとなったら大変なことになりますからね。ぜひ、そこら辺の連携は密にしていただいて、どこで金が足りないということはぜひ万全の注意を払って頑張っていただきたいと思います。
 そして、その運用のほうですけれども、運用する額が少なくて運用益をたくさん上げろというのも無理なんですけども、ぜひこの厳しい財政の折、いかに運用益を生むかという努力はぜひ頑張ってやっていただきたいと思います。以上です。終わります。

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