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委員会会議録

質問文書

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平成23年12月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:小野 達也 議員
質疑・質問日:12/14/2011
会派名:自民改革会議


○小野(達)委員
 それでは、4点伺います。
まず、三県サミットの本来の意義といいますか、富士山の世界文化遺産に向けての活動で始まったのだと思うのですが、実際にこの会議自体には局長が行かれたのでしょうか。山梨県――神奈川県も入っていますけれども――静岡県と温度差があると思うのです。これを私たちは進めているわけでありますけれども、実際に行った中での世界遺産に向けての感触というか、そういうものはどんな感じであるのかということをお聞きしたいのです。
もう一方で、同じように富士山の観光資源としての活用の仕方みたいなことを、どういうふうに感じられているのかということをお聞きしたいと思います。

 地上デジタル放送について、私も伊豆半島の東海岸に住んでいまして、小さいときからテレビは東京の電波のものをずっと見ていたものですから、どちらかというとクレームが多くて困っている立場であります。自宅がケーブルテレビで今は東京と静岡両方の放送が映るが、今度は静岡のテレビしか見れないのかと。そういう状況で今のところ皆さんの声はおさまっているのですが、今度大島の中継局になるということは、私の知っている知識で言いますと、大島にアンテナを向けると東京の電波の番組が映っていたのです。だからそこに中継局ができると、両方また映るのかなと。
その辺はちょっと表現が難しいのですが、私の立場で言うと、その地域にいる方々は東京の放送も見たいということなので、戸惑いがあるのです。だからちゃんと説明をしなければならないのですが、例えばケーブルテレビに入っていれば見れるけど、そうではなくアンテナを使っている人は見れないとか、そういう状況もあるかと思います。そのことについて、ちょっと知る限りの情報を教えていただきたいのと、今難聴地域が結構ありまして、私は伊東市に住んでますけれども、山間部のところは電波が届かないわけでありまして、その辺が全部解消できるのか。そのことを伺いたいと思います。

それから経済センサスの調査で、私はよく聞かれるのですが、調査員の方がいろんな統計の依頼に来るのですけれども、その調査員はどうやって選ばれているのか。簡単に言うと、この人を信用していいのかとか内部情報などを手渡していいのかとそんな話もあったりするものですから、調査員の選定の仕方がどうなっているのかということ。
 それから国勢調査なんかもあると思うので、回答率とかそういうものがどのぐらいのパーセントで戻ってきているとか、そういう資料があったらちょっと教えていただきたいと思います。

それからもう1点、一体幾つ調査があるのかなということも思うのです。国の各省庁にあるということはわかっていますけれども、この前書いたばっかりなのにまた来ましたと。これも出さなきゃだめですかとかいうこともよく聞くもので、一体幾つくらい調査をやっているのか、私たち議員というのは県民の方と接する機会も多いものですから、そういった場合にどういったお話をすればいいのかということを、ちょっとお答えいただければと思います。

 それから今定例会で伊藤育子議員が質問した中に、空港に関してですが、県民のパスポートの保有率のお話があったと思います。私が本会議で聞いたときに、たしか二十数%であると聞きました。これが一体高いのか、低いのかちょっとわからないですけれども、結局空港の利活用に関して、台湾だったでしょうか、この数字では定期便は結べないとかそういう話になっていきがちだと。
前よりはパスポートも大分とりやすくなりました。しかし、私の同僚なんかがパスポートを用意してくれと――同僚というのは県議会議員の同僚ですが――予定があるものですからパスポートを出すようにと言ったら、その人は住んでいる市でパスポートを申請しないととれないもので、何日まで待ってくださいという話だったのです。これだけいろいろ便利になってきた中で、もうちょっと何か対応もできるのではないかと思うので、パスポートの申請の仕方について、もうちょっと改善を含めて何か考えがあったら、よろしくお願いします。

○大須賀企画広報部長
 山静神の三県サミットの件についてお答えをいたしたいと思います。
三県サミットにつきましては、静岡県、神奈川県、山梨県の三県に共通する広域的課題をトップ同士で話し合いましょうということで始まったものでございます。したがいまして、御質問にございました富士山の世界文化遺産につきましては、神奈川県がちょっと共通的課題に入らないということで、直接その場で議論されるということはございませんでした。
 観光につきましては、これも三県サミットで主に議論しようというテーマが4つぐらいあります。その中の1つに観光ということをうたってありまして、これは毎回よく議論もされているところでございます。特に成果としましては、観光キャンペーンを三県の知事が共同で――たしか中国であったと思いますけれども――やったということもございますし、それから三県の富士箱根伊豆地域におけるサイン、標識を共通化しようとかそういった試みも今事務レベルで進んでいるところでございます。以上でございます。

○樋口情報政策課長
 地上デジタル放送の関係についてお答えします。
先ほどお答えしましたのは暫定の衛星放送を見ている方についてのお話でしたので、今度はそうではなくて、アンテナを向ければ東京のテレビが見られる方、その方についてのお答えをいたします。
今、大島のほうにアンテナを向けて見られるというのは、たまたまラッキーなパターンだと私どもは思っております。基本的には県の境で電波が届かなくなるように電波の強度の調整はされています。たまたまそれが見えたということは本当にラッキーだと思いますけれども、今度大島に中継局ができた場合にその電波の調整のところでどうなるかは、まだ正直言って私どもは東海総合通信局のほうからも聞いておりませんので、ちょっとわかりません。
 それからケーブルテレビで東京キー局のチャンネルが見られるという話なのですけれども、これは以前区域外送信というものがありまして、それで東部のほうで東京の番組を流していました。その人たちが番組を見られなくなるのは困るというような話がありまして、国のほうでもいろいろその調整の仕方等を検討しましていろいろあったのですけれども、結果的に言いますと、約3年間は一応見られるように今のところなっております。ちょっと3年先にはどうなるかわかりませんが、また再調整という話になるのではないかと思っております。
 それから、大島に鉄塔が建って、では伊豆半島すべてに電波を送信できるかというと、やはり先ほど1番委員が言われましたように、どうしても山の陰とかに隠れるところがあります。それから今回の報告事項の中でもちょっと書いてありますように、対象となるところが伊東市、東伊豆町、河津町、下田市の海岸部分ということになります。ここでは原則として山に隠れてない地域がこの電波を受けられるような形になります。それ以外のところは、今後共聴アンテナを立てたりとか、これからケーブルテレビに加入するとか、一応そういう対策が平成27年3月までに進められるということになると聞いております。以上でございます。

○加藤統計調査課長
 委員にお答えいたします。統計調査の関係でございます。
まず初めに調査員の基準についてということでございますが、国勢調査の場合でございますが、市町において調査員を選考していただくということでございまして、市町で選考していただいた後に県へ推薦をいただくという手順でございます。その場合の選考の基準としましては、責任を持って調査事務を遂行できる者、それから秘密の保護に関し信頼の置ける者、それと税務、警察、選挙に直接関係ない者、こういった基準をもって県のほうへ推薦をいただきます。県では、市町から推薦があった候補者を国のほうへ――国勢調査の場合は総務省の統計局でございますが――そちらのほうへ報告をし、そして国のほうではこの推薦に基づいて任命を行うというような手順をしております。

 次に、調査が非常に多いということで幾つぐらいあるかということでございますが、現在県のほうで実施しております調査は、総務省関係、文部科学省関係、経済産業省関係、それから厚生労働省関係がございまして、現在およそ27種類ございます。なお、年によって違いますけれども今年度は16の調査を実施しております。
次に、回答率でございます。世帯あるいは事業所から提出していただいている提出率でございますが、これは調査によっていろいろさまざまでございますし、月によっても違います。ちなみにその中で、毎月勤労統計調査につきましては平成23年6月の提出率が84.9%でございました。そして一方で、工業統計調査というのがございますが、これにつきましては95%の提出率ということで、調査によって違いますけれども、できるだけ多くの方に回答していただくということで努力しているところでございます。以上でございます。

○梅林多文化共生課旅券室長
 パスポートの関係でお答えさせていただきます。
最初に保有率がどのくらいかということですけれども、昨年末現在で22.1%になっております。保有率というのは、静岡県が発行した、昨年末から現在にかけて有効のパスポートを、そのときの人数で割った率というのが保有率ということになります。これは全国で13位になっております。
 次に、パスポートの申請の仕方の改善についてどうかということですけれども、静岡県は現在35の市町のどこでも申請ができるようになっております。全国的に見ますと、どこの市町でもパスポートの申請、受領ができるというところは、静岡県を含めて8県あります。8県の中でも静岡県だけが、自分の住んでいる市町ではない市町でも申請できて受領できるといったような形をとっております。ほかの県は住んでいる市町でしか申請、受領ができないというような形になっています。
あと、取得までの日数のお話が出ましたけれども、日数につきましては、これを所管しております外務省のほうで標準処理日数というのをつくっています。現在静岡県の場合ですと、パスポートを申請してから受領する日まで、土日を抜かした営業日で8日なのですけれども、その一日一日にパスポートに対してしなくてはいけない作業があります。ですから、外務省の標準処理日数に基づく8日を縮めるというようなことは、ちょっと難しいかと考えております。以上です。

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